$TOMOの世界。







その時 くまは 思ったのでした。


きっとお父さんは帰ってこない。


でもさみしくも悲しくもなく、ただ心が ポカンとして、


夜空の星が流れているのを見ているだけでした。


やがて夜が明けて 太陽が昇る頃には、僕には羽が生えて どこにでも飛んでいける。


そんな気さえ するのでした。


そんな ささやかな希望を抱きしめて、くまは眠りにつきました。


暗い夜道も、お父さんの足元を、スーパームーンが てらしますようにと願いながら。