『 インゲン食べて満福寺 』
日本史のテストでこう暗記して覚えていた
隠元隆琦が開いた黄檗宗・萬福寺。
なんと親戚が館長だった。
ということで初めて萬福寺を訪れてみることに。
大叔母に電話をかけてみた。
私 『 お久しぶりです。私です。オレオレ詐欺じゃないです 』
大叔母 『 誰かと思ったよ、声が枯れてるから私らくらいの年齢の人かと思ったわ 』
70代!?
ひどく落ち込んだ。
が、気を取り直してむかう。
黄檗駅で降りて、萬福寺の門をくぐる。
萬福寺の敷地の隣に隣接する 『 瑞光院 』
大叔母はここにいる。
瑞光院の庭は京都百名庭に選ばれている。
日本ではじめて蓮が持ち込まれた池だそうだ。
日展に16回入選した南画の第一人者。
この梅の花の絵に本物のちょうちょがとまったそうな。
こちらは鷺の絵。
こちらも本物の鷺がこの絵に引き寄せられて入ってきたらしい。
↑その時の写真。おかしい!畳の上に鷺がいる!
かわいい。ほしい。
大叔母の旦那さんである館長さんが、毎朝ここでお祈りをする。
お昼を一緒に作って食べながらたくさん話した。
今に至るまでの波乱万丈な生き様を聞き、
大叔母が強くて優しい理由がわかった気がする。
人に歴史あり。
自分ももっとレジェンドを増やしたいものだ。
久しぶりの再会だったけれど、とても優しく迎え入れてくれた大叔母に感謝。
次は名物の普茶料理を食べてみたいな。
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