桜田雛先生の1巻読み切り作品です(・ω・)/
ではざっくりあらすじから…
媛子と良乃は高校生なのに普通にじゃれ合ってるという仲良すぎ兄妹。
ある日、親の再婚で椿という媛子と同い年の義弟ができます。媛子と椿はすぐに仲良くなりますが、良乃はそれに嫉妬しちゃって…そこから始まるトライアングルラブコメ…ではなく!
いわゆる禁断の関係ってヤツでした(((( ;°Д°))))
あれですよ?ケダモノ彼氏の大賀見くんとひまりのような関係じゃないんです。あっちはある意味健全な姉弟です!(その書き方もどうよって感じですが)
こっちはガチです。
兄の良乃は小学生の頃に自分が妹の媛子に恋しているということを自覚して以来ずっと媛子一筋です。そこに入ってきた義弟の椿ですが、媛子とすぐに仲良くなるとこから媛子狙いか?と見せかけておいてのー

お兄ちゃん狙いでした!(°д°;)
まさに同じ家の中でカオス状態。
椿は媛子を良乃から遠ざけるため、あらゆる手を打ってきます。
なんと良乃がお風呂行ってる間に良乃の部屋のクローゼットに媛子と2人で隠れます。
戻ってきた良乃、2人が隠れているのも知らずに…媛子をネタにして抜いちゃいます(´Д`;)
それはやっちゃいけないよ…お兄ちゃん…
ショックのあまり家から飛び出す媛子。

いつも媛子が家出するときの隠れ場所を知っている良乃。
雨の中、迎えに行って優しく拭いてあげます。

↑が、当然こうなりますよね…


お兄ちゃんの一生ばらすつもりはなかった告白を聞いた媛子。
お前が俺と一緒にいるのが嫌なら家を出て行くと言って去ってく良乃に…

結局、媛子は良乃の気持ちを受け入れるという結果に。

「これもひとつの愛の形だって思うから」
で締めであります(泣)
なんていうか、この2人には未来が無いよね。
しかも媛子は良乃を男の人としてってよりお兄ちゃんとして失いたくないために受け入れたって感じがしますし。
桜田雛先生の作品はツタヤ通いしてる時に棚で表紙見て病み系ジャンルか?ってちょっと思ってたんですよね。
で、怖いもの見たさもあり読んでみました~
絵が綺麗なので病んでるストーリーに合ってるなーって思いました。
ただ読後感が…(´Д`;)
ハッピーエンドでもないし悲恋てわけでもないし、2人で闇に堕ちてくみたいな…なんていうんだろ、モヤモヤ~っとした感じ。上手く書けない(TωT)
ところで兄と妹と言えば「黎明のアルカナ」のロキとナカバですが、あのロキの感情はいまだにどっちだったんだろう?って思うんですよね。
自分的には妹のナカバを全力で守りたい兄の愛だと思いたい。
決して禁断じゃないはずーーー!!

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