クーに会いに行ってきました。


行く前、病院に電話してから行ったのですが「説明したいこともあるますから・・・。」と言われ、電話を切りました・・・。

先生のその一言が気になって、正直病院に行くことが怖かった・・・。


車で5分位のところにある病院・・・。


午後の診察開始前だったので、患者さんは一人もいませんでした。

診察室に案内され、病状の説明を受けました・・・。

病名はやはり「パルボウイルス感染症」でした。

土曜日の時点では、今日退院できるかなと思ったけど、昨日から下痢、嘔吐がひどくなり、典型的なパルボウイルスの症状が出ているとの事でした・・・。


土曜日から比べると、状態は悪くなっているそうです。

病気・病状の説明を受け、現在どのような治療がされているのか説明を受けました。


血液検査では、下痢・嘔吐のためアルブミン値が低くなってきているため、人間の血清から作られた「グロブリン製剤」を使うか検討しているそうです。ただ、このグロブリン製剤は一回しか使用できない薬みたいで、一回使用した体にまた投与すると、アナフィラキシーショックを起こしてしまうとのことでした。

採血でアルブミンが2.0を切るようなら絶対に使わなくてはいけないそうです。


白血球は初診時とあまり変わらないみたいです。


この病気には、人間のインフルエンザの治療薬「タミフル」が効果があるのではないかということで、タミフルを服用しているそうです。

でも人間と同じように、タミフルを服用したから100%治るものではなく、治る確率としては95%だということでした。残り5%は助からないということもあるため、大丈夫とはいえないです・・・。


あとはクーちゃんの生命力にかけるだけ・・・

先生も「クーちゃんに頑張って、これを乗り越えて欲しい・・・」と言われていました。


説明の後、先生がクーのいる所に案内してくれました。

伝性病のため、隔離室にいたクー・・・。


活気は全くなく、目はすわっていて、しんどそうでした・・・。左前足には点滴のルートがあり、首には保護するためのものがつけられていました・・・。


でも、私の事分かってくれたのか、しんどそうな体でしっぽをかすかながらふってくれました。

先生が、ゲージのドアを開けてくれ、クーに触ることができました・・・。


「みんなが寂しがって元気がないこと・・・心配で心配で、昨日・おとついと夜遅くに病院まで来て、病院の周りを何度もぐグルグル車で走っていたこと・・・」など沢山お話してきました・・・。

しんどいけど頑張って治療を受けていることをねぎらい、励ましてきました。

みんなみんな、クーが帰ってくることを待っていることを話し、面会を終わりました・・・。


クーを見た瞬間その場で泣きそうだったけど、泣きたい気持ちを抑え、病院を出てから車の中で思いっきり泣きました・・・。

面会後、先生が「9時から19時半までの間なら、いつでも顔を見に来てください。」と言ってくださったので、また顔を見に行こうと思います・・・。


このパルボウイルス感染症とは、犬の病気で一番恐れられている病気だそうです・・・。

クーは生命力の強い子だということを信じて、一日でも早く元気になってくれる事を祈ってます。。。