Facebookで仲良くしている、みきこさんが

「梅雨になると湿気でボンバーヘッドになっちゃう…( ´(ェ)`)」

と言っておりまして。


それを読んで私自身のサロンでの、したくもないのに勝手にボンバーヘッドにさせられた

「ボンバーヘッド事件」

を書いてみようと思います( ´艸`)

 

前の「ともちゃんワールド」の時にこの記事はアメンバーで書いたことがあるので、昔からのブロガー仲間は知ってるお話です(o^-')b

 

 

 

 

 


名古屋でモデルをやってる頃は…
そんなに奇抜な髪型もできないし、そんなことしたら仕事がなくなってしまうのでおとなしくストレート。

 

 

元々が直毛なのでサラサラのストレート。


で、あまりにサラサラすぎてヘアメイクさんから「髪型が作りにくい」といわれたのでたまにパーマをかけても…

 

 

 

 


まあ、この程度のゆるやかパーマでございました。

 


そうこうしてるうちにギャラのことで事務所とモメて干されてしまい1年間、まったく仕事が入ってこなかった。

 


それをきっかけに事務所を辞めてダンサーの道へ。


その1年後に上京。


で、上京しちゃうと当然のことながらモデルではないので髪型に規制もなく好きな時に好きなように変えられる( ´艸`)


で、上京して1ヶ月後にジャネットジャクソンに憧れてお初のスパイラルパーマをかけるわけです。

 


もう、お初のスパイラルパーマに有頂天ヾ(@^▽^@)ノ


かけ終わった後でサロンの人が
「これウェーブが取れやすいからブラシはあまりかけない方がいいかな」
とアドバイスをくれた。

 


ものぐさともちゃんにとっては「え!?ブラッシングしなくていいの??それは楽ちんすぎる!!」


スパイラル最高~音譜音譜


有頂天×2 ヾ(@^▽^@)ノヾ(@^▽^@)ノ

 


と大喜び( ´艸`)そしてダンスレッスンに明け暮れる毎日。

 


そんな生活が2ヶ月ほど続いたある日
「たまには髪をアップにしてみるか( ´艸`)」
とヘアーゴム片手に髪に手グシを入れながら髪をアップにしようと思ったら
「ん????」
と襟足に変な感触が…


じっくり触ってみるとピンポン玉くらいの毛玉がふたつもある!!

 


なんということでしょう!!ともちゃん、ブラッシングをまったくせずに2ヶ月たったら、こんなに大きな毛玉がふたつもできました叫び

 


どうやっても取れん!(´Д`;)

 


サロンなら取ってもらえるかなと思い再びサロンに行ったら担当の方が


「あのね、ともちゃん、確かに僕『あまりブラシを入れないでね』とは言ったけどまったく入れなくていいとは言ってないよ(^o^;)」


と言って呆れていた。


「もう、こんなのダメ、ダメ。毛玉、ここまで酷いと取れないし、取れてもすぐに絡まるからボリュームダウンパーマでストレートにしてショートカットにしよう」
と言われ…

 


ものごころついてからのお初のショート!!


シャンプー楽ちん!!


でもね、この髪が鎖骨ちょい下くらいまで伸びた時には、既にスパイラルパーマが恋しくなってる(´Д`;)ハアハア

 


今すぐにでもスパイラルをかけに行きたい!!


しかし、そんな時に限って金欠!!かけに行けない!!

 


でも、そんな時に!!幸運の女神はともちゃんに微笑みかけるんだな~音譜音譜


「パーマモデル募集」のフライヤー。


たまに買い物に行ってた「松坂屋ストアー」の掲示板で発見!!目

 


しかも、その頃は恵比寿に住んでいてお隣の代官山のサロンで近い~ヾ(@^▽^@)ノ


で、さっそく電話したら


「では金曜日の営業時間が終わる20時に来てください」


と言われて当日ルンルンで、そのサロンへ。

 


見るからに新人という女の子が

 

「どんなパーマをかけたいんですか?」

 

と聞いてきたので


「あの…面倒くさくて申し訳ないのですがスパイラルパーマが希望です」

 

と遠慮がちに言ってみた。


そしたら、その女の子、目を輝かせて


「本当ですか!?実は私、スパイラルパーマが練習してみたかったんですーー!!」

 


(ノ^^)八(^^ )ノ 希望意見一致音譜音譜

 


で、まあとりあえず仕上がりが綺麗になるようにとカットだけは責任者がしてくれるとのことでアルフィーの坂崎幸之助によく似たおっさんが丁寧に深々と頭を下げて


「ではトリミング程度のカットですが私が切らせて頂きます」


と挨拶してきた。


カットは信頼の出来る熟練者でしかも責任者。


そして希望のスパイラルパーマがかけてもらえるなんて
パーマモデル最高ーーーヾ(@^▽^@)ノ
とまたまた有頂天に。

 


で、その坂崎さん(勝手に坂崎さんにしている)に


「あのー。あまりボリューミーな感じになるのは嫌なのでトップの髪はあまり切らないでほしいんです。長めのままスパイラルかけてジャネットみたいにしたいから」


とお願いをする。


「了解しました」


とにこやかに微笑む坂崎さん。

 

 

 


で、切ってもらってる間に世間話なんぞをして私がダンサーだと言うと


「へえ~。ダンサーなんだ。かっこいいね。でもストレッチとか大変そうだし、太らないように気をつけなきゃいけないんでしょ?それに…」


坂崎さん、興奮しながら髪を切ってる

 

 



鏡越しにそれを見たときに


「え??目 それ、トップ凄く短く切ってない??」


という不安が( ̄_ ̄ i)

 


でもでも!!

 


さっき、トップはあまり切らないでって言ったし!!


了解しましたって言ってたし!

 


この鏡越しに見てるからきっと短く見えるだけだよね…(・・;)

 


一抹の不安を抱えながらもカットが終わり、パーマをかけ、それも終わってパーマ液を洗い流しドライヤーで乾燥…

 


Oh! My God!!!!叫び叫び叫び

 


やっぱり短かったのよーートップが!!!


しかもそれに合わせるように一番下まで長さがグラデーションになって、しかもスパイラル。
とんでもなくボリューミー!!(((( ;°Д°))))

 

そうだよね。

だってパーマ液流してもらって再び着席した時、私すでに

 

 

アーノルド坊やになってたもん(;´Д`)

 


ドライヤーで乾かしてみれば、頭でっかい!!

 

どれくらい大きいかというと、パパイヤ鈴木×2倍くらいの頭の大きさ!!

 


アフロじゃねーんだよ!!!


声を大にして叫びたいところだが無料だから怒るわけにもいかず、それより気が動転しそうなくらい焦ったのはこのあとバイトだあせるあせる (°Д°;≡°Д°;)

 


上京して毎月の家賃が108000円。そしてレッスンチケット代に毎月12万円くらいかけていて、これではお金がもたないと考えたともちゃんは意を決して水商売の世界に飛び込んでいました。


歌舞伎町にて

 


いわゆるキャバクラ嬢です。

 


しかも、その時、私No.1だったの!!

 


No.1キャバクラ嬢が、このアフロでご出勤!!??


そりゃあ、マズイだろう(@Д@;

 


焦りながら回らない頭で新人の女の子に

 

「えーっと、えっとね、この頭をアップにしようと思ったら、どんな感じにしたらいい??」

 

そうだよ!!アップにすればいいんだよ!!ちょっと後れ毛タラタラユルユルさせて…。

 


あー!!でもダメだ!!後れ毛もアフロになっている!!

 


そう思いながらやっとの思いで新人ちゃんに尋ねてみたらキラキラと目を輝かせながら


「上半分と下半分で結んだらいいんじゃないですか?」

 


「え?…目目

 


それって横からみたらアフロを束ねた丸い団子が上下にふたつできるってことだよね??


それってアフリカの方で棒持ってピョンピョン飛んでる、ナントカ族みたいな頭じゃん??


あたしは今からキャバクラで接客しなくちゃいけないんだよ!!!


歌舞伎町のキャバクラ嬢がアフリカの原住民みたいな髪型して接客せいっちゅうのか!!


センス悪すぎ!!

 


お前なんか一生、見習いやってろーーーーヾ(。`Д´。)ノ

 

 

 


ホントに怒鳴りたかったしょぼん


でも無料(タダ)だから我慢したしょぼんしょぼん


タダほど怖いものはない。


幸運の女神様、あなたは私に微笑みかけてくれたんじゃなかったのしょぼんしょぼんしょぼん??

 

 

 

 

でも17年くらいたった今になって思う。

 

幸運の女神は人に微笑みかけるのが仕事だ。

 

でも、たまには笑いたくない時もあるだろう。

 

モデルだってそうだよ。どんなに体調が悪くとも、男にフラれた翌日だろうと笑いたくなくても笑わなきゃいけない職業。

 

ストレスが溜まって、きっと幸運の女神は本気で大笑いしたかったんだ。

 

このアフロになった私を見て、さぞや気の済むまで大笑いができたことであろう。

 

それを証拠に私の周りでは、それ以後、やたらと面白いことが起こる。

 

 

幸運の女神、私に白羽の矢、立てすぎ\(*`∧´)/

 

 

 

 

 


とりあえずアフロになった頭で私は、サロンを出てコンビニへ飛び込んだ。

 

 


ヘアピンとヘアゴムを買う。
せめてポニーテールにでもできたらと思ったけど、そこまでの長さはなく新人ちゃんが言った2分割しか結べない。


そしてムースとかバリバリにつけられてるからヘアピン留めても浮いてくる( ´(ェ)`)


もうバイトを休むことも考えた。


でも金曜日。


実はね、私No.1だったのになぜか金曜日は指名の取れない女で有名だった。

 

明けても暮れてもいろんな出来事がある私の話をお客さんは大喜びで聞いてくれていたので、ほっといてもお客さんの集まる金曜日は話せる時間が短くなると思うのか、みなさん、平日に遊びに来てくれていた。

 

でも2か月に1回くらいびっくりするほどお客さんが金曜日に集結することもあり休むわけにもいかないよな…。

 

 


恵比寿駅に向かいながら覚悟を決めた。

 


この髪型で今日は接客をしよう(ノ_・。)


お店のドアを開ける。


店長、マネージャー、ボーイさん…一斉に目と口をまん丸に開けていた。


何も言わずに更衣室に入ってささっとスーツを着る。


出てきた私に店長が


「あ…。あの…。お客さんいっぱい来てるよ…(^▽^;)」


遠慮がちに言ってきた。


そんな時に限ってさ指名のお客さんがいつもの倍くらいいたりするんだよね(-。-;)

 


「いらっしゃいませ~」


にこやかにしながら指名の席をまわる。


「あ、きたきた、ともちゃん!!」

 

 

 

目 目 目 目 目

 

 

 

お客さんはもちろんお店の女の子も一斉に言葉が止まる。

 

 

シ~ン…

 

 

 

 

BGMだけが大きく聞こえる。


でもお客さん皆、優しいんだよね。


一瞬ビックリするんだけど、何ごともなかったように世間話をしてくれる。

 


ただね


決して私に目は合わせない!!

 


きっと私をみたら目よりも頭を見ちゃうからなんだろうね。

 

でも、ひとりだけ

「あれ??今日、昼間、雷雨だったっけ??」

って言った人がいたなぁ(^▽^;)

 


トイレに行きたくなり席を立つ。


用を済ませてトイレのドアを開けたらマネージャーが


「おまえ…何かあったのか…?」


心配そうに聞いてきた。

 

 


「ごめん!あたし今日、心底怒ってるから、その話しないでくれる?爆弾ドンッメラメラ

 

 


それだけ言ってまた接客に戻る。


指名のお客さんが入るたびにナーバスになり最悪な一日だった。


家に帰ってから何回もシャンプーしましたよ。

 

とにかくパーマを取らなきゃって。

 

でも、そう簡単にはとれず…。


すごいなと思ったのがねシャンプー終わって乾かして寝るでしょ?


自分の頭が枕から浮いてる感覚なの。


それくらい凄かった。


もちろん、この時の写真はありません。

 

モデル辞めてから写真には写らないと決めてるので、めったなことがない限り、写真撮ってないんだけど、今、思えば、あのアフロは撮っておけばよかったかな~って(^_^;)

 

 

以前からよくFacebook内のコメントで

 

「どうして、ともちゃんのまわりは、そんなに面白いことが起こるの?」

 

「なんで、面白くなっちゃうの?」

 

と聞かれることが多かったのですが、多分、原因は

 

幸運の女神が私を頻繁にダシに使って大笑いしているからです(;´Д`)