6月9日更新の当ブログで、
閉店ガラガラのハズでしたが、
大事な事を書き忘れていたので、
「あとがき」という形で、
大変遅ればせながらですが、
追記させていただきます(^_^;)
 
例の万引き事件の少年審判の件にて。
これも何かのご参考になればと
一筆追記を。
あれからほどなく当家に、
家庭裁判所から出頭命令の通知が届き、
当日、私と当人の2名で、
家裁へ赴きました。
家裁の少年調査官からの聞き取り調査。
聞き取りと言っても、
最終確認と最終的な判決を出す、
判事への申し送りの為の書類作成、
というカンジのものでした。
当然、再犯防止のための厳重注意が、
親子一緒、各々にあったことは、
書くまでもありません。
そしてこれが、
最終確認の取り調べということになり、
これにて結審となります。
 
ただ、
この取り調べで驚いたのは、
この本件1件に際して、
昔の電話帳ほどの資料が用意されていて、
そこには、
事件の詳細については当然のこと、
警察での取り調べ内容のすべてに加え、
家族構成はもとより、
幼少期からのすべての交友関係までが、
網羅されているモノで、
これを見た途端に、
これは大変な事をしでかしたな。
と改めて思いました。
 
もちろんのことながら、
この全文すべて少年調査官の方は、
覚えておられていて、
少しでも発言の矛盾点や、
疑問がでてくると、
パラパラと瞬時に当該ページを開き、
確認や指摘をされるのを見て、
これはもう詰んでるなと。
 正直参りました。

しかしながら当初は、
どうも本人イマイチ事態の深刻さを
認識していないようで、
なんとかテキトーに切り抜けられると、
思っていた感じでの応答でしたが、
「他にこういうことをやってる、
仲間はいるのかな?
やった事があるというか…
で○○くんとはどういう関係?」と、
絶妙な間合いで小学生のときの、
同じサッカークラブチームの、
一番の親友の名前が出た途端、
「○○は全然関係ないです!」と、
突然動揺したのか、
語気が強まり、
強く否定する場面からは、
態度急変。

さすがこの時は、
私も「彼は大変真面目な子で、
こういう事とは全然無関係です」
と彼まで巻き込ませまいと、
一瞬ながら非常に焦ったが、
どこで調べやがったのか…
 
都合2時間半ほどだろうか、
最後に簡単な反省文を、
本人、私と各々書いて審査終了。
 
ここで問題になったのが、
自分の息子が文というか、
文字がロクに書けないということ。
取り調べの始めも、
予め予習させたはずの本籍地を、
口頭で言うという事も、
いざ調査官から
「本籍地を言ってください」
と問われるも記憶できず絶句。
調査官は苦笑い。
私は冷や汗。
 
最後に丁重にお詫びと、
「以後、指導には
気をつけて参りますので
何卒寛大なご措置のほど、
宜しくお願いいたします」と
頭を深く下げ家裁を後に。
それから1ヶ月ほどして、
家庭裁判所から決定通知書が、
送られてきてきました。
 
今回の裁判は見送るので、
家庭での指導に期待とのこと。
とりあえず一安心。
夫婦共々、家族一同、
ホッとしたことは言うまでもなく。
 
それはまた、
新たな「宿題」が我々に、
課せられたワケで。
 
なんとか彼を当たり前の真人間に、
ここから育て直していかなければ、
ならない約束なのだが、
これまた難問でして。
 
早くも1学期赤点2つ。
クラスでもテストの順位が下から5番目。
ということで早速、
学校から呼び出し。
そこで担当の先生から言われたのが、
赤点のレポートを提出して下さいとのこと。
超底辺高では、
追試がナイ代わり、
教科書の当該部数ページ丸写しという、
課題を課せられるのが「普通」だそう。
「そんなんでいいんですか?」と、
私の方が驚いたが、
「それすら彼はやってくれないので、
夏休み期間中になんとか、
やらせて下さい」とのことでの呼び出し。
 
ちなみに息子が通う、
この高校では、
いわゆる夏休みの宿題・課題が、
一切ナイとのこと。
先生曰く
「出しても皆やってこないから、
廃止にしたんです」だそうだ。
こんな楽な学校があるのか?と、
耳を疑ったが、
「だいたい現在3年間で70名程度、
中退というのが現状です」と、
すでにお宅のお子さん、
黄色信号が点灯していますよ。
という警告。
 
担任の先生からの言葉にも、
「あい!」「わ〜りましたハイ」と、
生返事のバカ息子。
 
半分は反抗期のソレなのだろうが、
もう半分は明らかにADHDの影響かと、
思われる事象で、
やればできる感が正直ナイ印象。
何をどう諭しても、
理解力の欠如は如何ともし難く、
当人どの程度理解できているのやら。
 
ただただ親としては、
この先の不安が募ると。
  
しかし、とにかく今は、
再び彼をさらなる犯罪者にしないように。
なんとかして、
ごく普通の人間に育て直す。
まずはそこからの再スタートです。
ADHDの子供の子育てにおいては、
こうしたリスクを伴うことが、
ありがちなのかなと。
ここも隠すことなく、
書き残しておきたいと思います。

 ただ誤解されては困りますが、
勉強ができない子すべて、
ADHDの子というのも、
間違いです。
これは最近のSNS系の論調に、
多く散見されますが、
勉強ができるのにADHDの子も、
多く存在する単純な病気ではないことです。
これも書いておきます。

ただ個人的に思うに、
まだ小学生低学年の頃、
早い段階で心理テストや文章テスト、
作業テスト、行動観察などで、
発見することが可能ではないか、
と思っています。
そのためのADHDの
早期治療システムの構築、
これが早急に必要なのではないかと。
 
親の躾(体罰含む)だけでは実は、
どうすることもできない病気で、
あくまでも本人の自立意識の目覚めと気づき、
これが事実上のゴール
ということになりますが、
それがなかなか・・・この厄介な病気の、
最大の問題なのです。
これも改めてここに書き留めておきます。
 
さて終いにですが、
この「ADHDと犯罪」という、
タブー的問題にも、
実は子供の段階から積極的に、
指導要領含め、
国、教育界、医療界を挙げて、
治療法、教育プログラムなど、
真剣に取り組むべき時期が、
来ているのではないでしょうか?
 
ADHDの子を持ち悩む親、
そしてそれに気づかない、
あるいは認めたがらない親、
そして放置され続けるこの問題。
 
昨今の我が国の子供たちの、
教育レベルの低下問題の解決、
我が国の治安の向上にも、
繋がっていくのではないかと、
素人ながら思いますが、
どうでしょう?
 
と最後は話がだいぶ逸れましたが、
あとがきに代えご報告まで。
 
ADHDの息子と私共家族との付き合いは、
この先もまだまだ続きます。
すべてを受け入れた上で・・・
これもまた現実なのです。
 
最終更新した6月9日以降も、
度々アクセス数がアップしているようで、
多くの方の反応ぶりに、
実は書いた私が一番驚いております。
 
当初から当ブログを、
あるいはメール等で、
応援いただいた皆様にも、
改めまして心より厚く御礼申し上げます。

そしてこれが何か参考資料として、
微力でもお役に立てれば幸いです。
 
いまだコロナウイルスの収束見えない、
2021年8月。   
 
          嘆きの父ちゃんより。