昼まで寝てたから。
寝付けずに。
こんな時間に胸が苦しい。
胃もたれかもしれないが。
母を施設に入れると決めてから、細々準備しつつ。
事あるごとに、母は、私に言う。
あなたには、たくさんしてもらって、言いにくいのだけど、自分の家で住みたい。
と、、、
そのたび。
私は、答えるの。
私だって、そこに居てもらいたいけど、もう無理やで。
と。
私だって、母の望みを叶えたい。
今までだって、可能な限り、母があれしたい、これしたいと言えば、叶えるよう努力してきたわ。
同居もしたいけど、無理なんよ。
やめときゃいいのに、振り返る。
ずっと。ずっと。
母に好かれたくて、母に愛されたくて。母の笑顔が見たくて。
いい子にしてきたやん。
途中、もらえないから、苛立って攻撃もしたけれど。
くっそ、くやしいわ。
母のために動きたくなる自分が、くそくやしい。
施設に入る日が、近づいてきて、さらに、私の心が、ざわつく。
あぁ、せめて、家で住みたいとか、聞かせないでくれ。
あぁ、周りに、娘に施設に放り込まれるとか言わないでくれ。
まじ、勘弁して。
父の介護の時もそう。
いつもいつも、私が悪。
私が、好き勝手、親の金使ってるとか言われたっけな。
死にたい死にたい、言う母。
父もそうだったなぁ。
こっちが死にたいわ。
私よ、今、一生懸命かい?
今してる事は、後悔しないかい?
自分に問う。
私のしたいこと、一生懸命にしよう。
くそくやしいのも、一生懸命、味わって。
今を一生懸命に。
つうか、施設入ったって、なんやかんやで、世話するの私な。
私のしたいように。
まずは、それだけを考えよ。