ルイ・カリヨン ピュリニー・モンラッシェ 09 | ひざまずいてのんでます

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日々飲んだワインの自分用メモ 最近はイタリアに傾倒気味

☆友人の持ち込み 6000円前後


淡いイエロー、グレイがかった。(ホントに淡い。ヴィラージュとは思えない色調)
足は非常にゆっくりと降りる。粘性は高い。


注ぎたてだとこもっていて香りが広がらない。(SO2の香りらしい)
数分で香りが広がる。

ストーンフルーツ、洋ナシ、リンゴ。蜜の乗ったフルーツ。
全体にややコンフィしたような熱さを感じるフルーツの印象。

ねっとりとしたオイリーな口当たり。
ビュイソン・バトーが軽く感じてしまうような濃密さ。
酸も繊細でピュリニーらしい。溌剌としている。

重心の低い重いワイン。
現状では余韻、広がり方などがイマイチだがポテンシャルは大きいと思う。


樽はきつくはないが、現代的なパワフルな造り。
非常に美味しい。



09の白は1級を中心に、
ルフレーブ、ソゼ、ラモネ、アンリ・ボワイヨ、などを飲んだが。
やはり共通点として全体に感じるのフルーツの焼けるような香り。
フレッシュフルーツをオーブンで焼いたような味わい。
オイリーで密度の濃い液体。

07の張り詰めたような印象とは真逆。
ビュイソン・バトーでは07だなーって感じがあったのでわかりやすい。