ヴィノラム 3800
明るいイエロー
蜜ののった柑橘系の果実、グレープフルーツ、ライム、ヘーゼルナッツ、石、1ｓｔフラッシュのダージリン、パイナップル
密度を感じる集中力のある香り。ほんの少し熟成を感じさせるのは熱が入っているからか？
果実の旨みは感じるが大きいワインではない。（開いてくるとコクもしっかりかんじられる）
厳格だった酸も馴染み刺さるほどではなくなった。
しかし、柑橘系の皮、ほろ苦さを感じる味わい。そしてミネラル。
余韻にもその二つがつよい。
これらの要素が主軸なのでやはり果実の味わいをそのまま表現したワイン。
レモン果汁を飲んでいるような味。
しゃぶり１erかと思う･･･そこまで硬くはないが。馴染んできているので。
香りの華やかさにややピュリニーを感じるか？
非常にきれいなブルゴーニュ白。
果実の味わいを素直に感じさせる。
去年飲んだときよりも酸も非常に落ち着いた。
ポップでも万人受けでもない。おそらく同じ値段のカリフォルニアの白の方が直感的には美味しい。
ただ、これぞブルゴーニュの白。染み入るような味わい。
青さの残る果実、ライムなどの緑の柑橘。
そういった印象。
時間が経つと開いてきて華やかさも増してきます。
中盤も強くなってくるように感じます。
いや、蜜の乗った感じが非常に美味しいですね！！！
何本かある１erあけるのも楽しみ！！
さて。
07自体が果実味が弱く酸メインである。
だが、逆にミネラルも際だち、ブルゴーニュ・ブランらしさがよく楽しめるヴィンテージだと思う。
そんな中で極端なつくりのこのワイン。
ブルゴーニュ白が好きな人以外には絶対に勧められない。
自分もおそらく、誰かに飲ませるのにこのワインは選ばないと思う。
自分の周りで美味しいといってくれる人は一人しか思い浮かばないｗｗ
ただ、偏ってはいるがキレイに造られたワインだと思います。
大きくはないがしなやかであり、酸も美しい。
今飲み頃ですね。
これ以上ぬけてくると自分には遅い。
二日目。
たるの香りが上がってくる。バターのような甘すぎない感じだが、やはり軽めでほんのり。
また塩味のような石っぽさが後味で強い。ドライ。
やはり締まったシャープな味わい。