ワイン色々 | ひざまずいてのんでます

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日々飲んだワインの自分用メモ 最近はイタリアに傾倒気味

◆CHシャススプリーン 06
典型的なボルドー。果実味が前面にでていてバランスとしては飲みやすいが、エレガントさも失っていない。
まだまだ若いと思っていたが、角がとれて少し落ち着いてきた様子。あと5年もすると熟成感も楽しめてよさそう。
やはり06は悪くないよね。
先日カントメルルも飲んだけど、このくらいの価格帯のボルドーは割とありなラインだと思う。



◆ピノロワール・レゼルブ ヴァインバック
通常思い浮かぶアルザスのピノとは違うね。
アルザスの有力な生産者は割とパワフルな造りをする印象がある。
ヴァインバックも白同様しっかりとした果実味をベースにしている。
が。
NZやカリフォルニアと絶対に違うのが、酸ののり方、そして鉱物的な味わい。
香りもそうだけど、後半に石っぽさを強く感じさせる、やや塩っぽい感じも。
熟成すると変わるかもしれないが、それぞれの要素にまとまりは弱い。ただ、おもしろいワインだとは思う。



◆バルテリーナ スペリオーレ サセッラ03
熟成したワインっておいしいなー。とつくずく感じます。
この価格でこの味わいを楽しめるってさすがイタリアだと思う。
バローロあたりだと、それこそ何十年単位になることを考えるといいですよね。
枯れ葉や煮詰めた柑橘+ほろ苦さのオレンジピール。
タンニンも溶けてなめらかな口当たり。
幸せ。




◆エール・ド・リューセック08
セミヨンという葡萄を考えさせられる。
『キュッと締まった感覚』というのが自分の印象。
SB-ハーブっぽさ?レモンのような酸と香り、コシをもっている。
樽も使っているようだけど、甘い香りが果実の香りと混じって洋なしのような雰囲気に。
派手さはないけど、万能の食中酒だと思う。



◆シャトー・ヌフ・ドゥ・パプ ブラン 07 セネショ
暑い!熱い!!
自分の言い方だと『熱を感じるワイン』
同じアルコール度数、こくのあるワインだとしても、ブルゴーニュのプルミエだとしたら、酸が要素をまとめて密度に変えている感じだが、これは凝縮された熱量を発散させている感じ。
とはいえ、ニューワールドと違うのは、甘ったるかったりもったりしないで、飽くまでも上品さを失わないところ。

シャトー・ヌフ・ドゥ・パプブランって初めて飲んだけどすごいねw

ちなみにコンドリューはもっとすごいらしいww