エスターハージー・オマージュ・ハイドン NV
メルロ、カベルネ 50 50
オーストリア
今日試飲してみました。
うまい!!
このワインはすごくいい!!!
香りはデータ通り、ボルドー系。軽く嗅いだだけで直結する。
資料ナシで飲んだら完璧ボルドー。
どちらかというとメルロが強い印象。
しかし……口に含んでからが本領発揮……
このワインの一番のポイントは『NV』
つまり『色々なヴィンテージのワインのブレンド』
ここにある。
正直……どうせ、NV。下級キュベの寄せ集めだろ……
そう思ってました。値段的にもw
しかし、ここが間違い!
いってみれば『グランメゾンのシャンパーニュ』的な発想が口に広がっていた。
一番主張するのが熟成したメルロの香り!!
絶対それなりに熟成されたワインも入っている……そのヨード、赤い果実から来る海草のような香りがおもしろい!
一方、味わいもしっかりしていて果実味が乗っている。
ここらへんはカベルネが主張するところだろう。
非常に複雑さに富んだ味わいで面白い。
ブレンドの妙だね。
ワインの正道からは外れたワインではあるけど。
興味をひく、そして、純粋に美味しいと思えるワインでもある。
シャプティエ クローズ・エルミタージュ・ルージュ 06
ローヌなんて数えるほどしか飲んでないのですが。
こっちも予想とは違うワインだった。
もっとパワフルなワインだと思っていた。
おなじVTのギガルのクローズ・エルミタージュは飲んだが、そっちは力強い味わいだったのでヘヴィだろうと思っていたら……
意外にエレガントな仕上がり!
少し透明感を感じさせるような味わいで美味しい。
エルミタージュやロティなどになると濃厚なんだろうけどw
裾ものってのが良い方向に出ていますね。
シラーってこいう表情も見せるんですねー。
ワイ・バイ・ヨシキ
シャルドネ
カリフォルニア
Xのヨシキがプロデュースしたワイン。
すっっっっっっっごいやりすぎ感wwww
すばらしいやりすぎ感www
どうすればここまで樽がつけられるかというww
ただ、キライじゃないです。
ボトルで5000円前後ですが。
このワインと、おなじ価格帯のピュリニー(ブルゴーニュの世界一の白の産地)
をマニア以外の人が飲み比べたら……
絶対に、ヨシキが勝ちますね。
そういう、単純に享楽的に直感で美味しさをアピールするワインだと思います。
ロックでいいんじゃないですかね。
ボトルはさすがにきついけど、グラス一杯飲むなら自分も大好きです。
中身がすかすかの水みたいなワインに強烈に樽で香り付けしたワインも多いですが、
これは果実味もしっかりしていて飲み応えもありますし。
オイリー。クルミなどのナッツ系の表現を使いたくなります。
良いワインですね。