ch ポンテ・カネ 99 | ひざまずいてのんでます

ひざまずいてのんでます

日々飲んだワインの自分用メモ 最近はイタリアに傾倒気味

エノテカ広尾 5500円


淵の色は落ちていては熟成を感じさせる、中心にかけて深いルビー。
足、エッジは中庸。


カシス、干草、ミント、セロリ、アニス?丁子?甘系のスパイス、チョコ、バニラ、樽のウッディな要素、ミネラル、クリーム、腐葉土、
まずミネラルがすっと飛び込んでくる、これが予想以上に豊か。
そして、密で、やや抜けてきた妖艶な果実の香り、それに馴染んでいる樽の香り。
熟成したボルドーの香りが存分に楽しめます。


タンニンは細かくやや溶けていている。
果実味もやや落ちてきてはいるが感じられ、それなりに厚みのある味わい。甘さはない。
酸は予想以上にしっかりしている、丸くなり豊かで味わいの柱。
果実味と酸が中心でやや酸によっているイメージ。
酸が残って果実味が落ちそうではあるけど、全体のバランスも良好なのでまだ熟成の余地はあると思う。
余韻はしっとりとした酸、ほろ苦さが長く続く。


こういうのを「クラシカル」っていうんだろうなー。という味わい。



3時間くらいたって開いてきた感じです。
すごくよくなってきました。
落ち着いてきて香りも開き、すごく美味しくなりました。



メルロもいいけど、このしっかり堅牢、がっちりした味わいもいいですね。






三日目
味わいがまとまりました個人的には一番好きな状態かもしれません。
香りは初日の開いた状態がベストだったんですけど。
こちらは味わいがすごくいい。
酸がやや潜んで、果実味とタンニンが前面にでています。
口に含むとアルコールの優しい甘みが口にひろがります。
タンニンが豊かでくちあたりは滑らか、要素の一体感がいいです。
フィニッシュに軽く酸、コーヒーのようなほろ苦さ。心地よいです。