7/16  ニュージーランド キム・クロフォード ソーヴィニヨンブラン マールボロ 2006   | ひざまずいてのんでます

ひざまずいてのんでます

日々飲んだワインの自分用メモ 最近はイタリアに傾倒気味


色は非常に薄いみどり。かなり透明。
瓶の蓋を嗅いだ時点で「甘!!」
告いでみてアロマでも「甘!!」
樽熟成の香りががんがんきます。
室温よりちょい低め、冷え切らないくらいだとフルーツの判別とかよりも、樽の香り。
すっきりしていて主張する酸味だが強すぎない酸味。フルーツの香りも広がり、ソービニヨンブランらしいほろ苦さも感じさせる。
後味にはまさにグレープフルーツのような香りが残る。
余韻は長く酸、爽やかさ、そして少し苦み、緑の味が残る。


室温まで馴染んでくるとフルーツの香りも感じられる。
以前飲んだビラマリアと違い柑橘系というよりトロピカル蜜のような甘さは感じる。
口に含んでもトロピカルなニュアンスから甘みと緑っぽさ=苦み。
後味に若干のミネラル感。
樽の香りがかなり濃厚だが飲みやすい良いワインだと思う。
樽はおそらくアメリカンオークをミディアムロースト。
そこまで重くはないけど軽くはない。

完全に室温まで上がると、この時期だけにかなりフルーツの甘みが増してきます。




【キムクロフォードは、品種ごとに最適と思う地域の品種を用いてワイン造りをしており、ソーヴィニヨン・ブランは、マールボロ地方で栽培されたものを使用しています。収穫したぶどうを破砕した後、75%はステンレスタンクにて低温発酵、25%は樽発酵及び、マロラクティック発酵(アルコール発酵終了後、乳酸菌によって、強い酸味のりんご酸を穏やかな酸味の乳酸へと変化させる手法)を行います。
色は、グリーンがかった麦色で、ソーヴィニヨン・ブランならではの草の香りと、豊かなトロピカルフルーツの香りがします。パッションフルーツや、グーズベリーのフレーヴァーを持つ、爽やかな香りの口当たりの良いワインです。きれいな酸が余韻として長く続きます。】


↑検索しても樽熟成させているって記述が全くなかったからあせったわw
自分の鼻に少しはじしんもっていいのかなw

2杯目。
キンキンに冷やして。
アロマとして、やはり樽の香りはするが、優しい甘い香りもかんじられる。
味わいはやはり爽やかな柑橘系のワイン。フレッシュですね。
暖まってくるとやはりパッションフルーツ。
樽の甘さとあいまって非常に濃厚な香りを感じます。

なんか、今日は結構な量飲んだけど、グラス5杯くらいかな?
それでも、しっかり冷やしたこのワインは美味しいなと感じる。
柑橘系のフルーツの酸っぱさと南国のフルーツの甘み、樽香の丸み。
素直に口に入ってきます。


2日目
キンキンに冷やして。アロマとしてフルーツの香りが昨日よりもましている。昨日は樽の香りが支配していたので。バランスは非常によくなった。
酸味を期待させるかおり。パインなどのトロピカルさ。

口に含むと、樽の軽いまるさ。そして酸味とフレッシュな青さ。
後味に苦味と軽いミネラル感。
余韻酸味が残る。

職場のシャルドネ。香りだけだとかなりフルーティなんだよな・・・。
飲み口は確かにソワベなんかとくらべたら重いけど。香りがね。
それを考えると、SBとシャルドネは似た作りにした場合見分けむずかしいそう。

今回のはハーブ(草)っぽさ、酸味がかなりSBだなって感じる。
室温まで上がってくると香りは濃密になり、樽香と一体となって南国のニュアンスを表す。そんななかでも柑橘系の香りや、最後の方に感じる青臭さがSBらしい。
完全に温度があがると、かなり甘いトロピカルな香りが目立ってくる。
先日飲んだリースリングとも共通点が見えてくるから不思議・・・。
ただ、やはりリースリングはペトロ香、SBは緑っぽさ柑橘系が感じられる。
これが火打ち石なのかな・・・。燻したような香り。
この状態で口に含むと、一瞬厚みのあるフルーツのジュースを感じるけど、しっかり味わうとやはり酸っぱさが前に出てくる。
最初に下には行って来るのはフルーツの甘み。その後に酸味、そして苦み。
何度も書くけどやはりこれだな。最初も酸味を想起させる甘みで、そこがSBらしさなのかも。

ただ、南国南国って言って来たけど、ぶっちゃけ、前回のビラマリアとの差が非常にわかりにくくなってきた・・・。
樽香だけはハッキリ違う。印象としてはやはり以前の方がすっぱいいいい! って感じだったけど・・・。
桃・・・確かに言われてみれば桃ねーー。あったまってくればねー。
わからんでもない。前回のリースリングと同じ要素は感じるので。モモか。

やっぱり後味は結構ポイント泣きがするなー。