4歳の時に母が突然家を出たことによって
私が今まで一番時間をかけてきたもの
それは家事

食器を洗ったり洗濯物を干したり
やり始めた頃、楽しくて
ただ…
初めて洗濯物を干した時
近所のおばちゃんが
見るに見かねて洗濯物を
干し直した



(きっと母親がいたらこんな経験できないけど)
子どもながらにショックで
次は干し直されたくない

きれいに干してやる

それはまるで
綺麗になって見返してやる

みたいな気持ち

近所のおばちゃんは
私たち三兄妹をいつも見守っていてくれて
助けるつもりでやってくれた
そのおかげで
家事をていねいに効率よく取り組む
その意識に火をつけてくれた

幼少期のことを
全て覚えている訳ではないけれど
母が家を出てからの記憶は
不思議と
もう一度目が覚めたかのように
ハッキリしていて
それ以前の記憶はぼ〜んやり
そう考えてみると、そもそも母は
ボーッとしていた私を目覚めさせ
色々な場面を意識的に生きるために
家を出る役を買って出てくれたのかぁ
こんな風に具体的に思ったのは初めて
うわー、なんだろ、
体の中でありがとうがたくさん湧き上がる
ありがとう、ありがとう、ありがとうって
細胞が言ってる気がする。
こうして、やったことのない
ブログを書いてみることで
新たな感覚、見えていなかった部分に
出会えるのかも

今日もすてきな一日を
