J1戦力診断10.名古屋グランパス | オレンジでいず

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例年通りの中位力を発揮した昨年の名古屋。
今季はノヴァコヴィッチを獲得し、玉田や中村直志らベテランを含む余剰戦力を放出。若返りをはかった方針にサッカーメディアの評価は高い。

今季は永井が完全移籍して、川又、ノヴァコヴィッチとどう並べるかが焦点になりそうだ。
とりあえず布陣ではノヴァコと永井のツートップにしたが、フィニッシャーとしての川又の能力は捨て難いのでレドミをベンチスタートにして永井を一つ下げるパターンも考えられる。

小川も好きな選手なので二列目に置いたが、昨年の出来を見る限りファーストチョイスは矢田かな。


名古屋グランパス(昨季10位・昨季予想11位)


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西野監督は意外と戦術に対するこだわりがなくて臨機応変に対応できる策士。
ノヴァコは遅攻のポストマンとしても速攻のピンボールポストもこなせるので、ノヴァコを頂点に置いて川又、永井をウイング、ダニルソンを中盤の底に配して田口と磯村なり矢田なりをインサイドハーフとして動かすのも良いかもしれない。

最終ラインはベテランが抜けた昨年、一定の結果は出した。
ただ、ガンバや浦和の鋭いカウンターを受け止めるだけの個人能力があるかには疑問符がつく。攻撃から守備の意識を強く持てれば、主体的にボールを保持する戦い方で田口を生かすこともできるだろう。

田口をダブルボランチにするのかインサイドハーフにするのか、そしてFWの組ませ方。
いくつかバリエーションはあって然るべきだが、指揮官のファーストチョイスは果たして。


攻撃7
中盤5
守備5
試合運び7
監督8
選手層6
継続性7
短期的爆発力7
長期的安定力5
環境面6

※継続性…昨年からのビジョンの継続。
短期的爆発力…開幕ダッシュ、連勝など短いスパンで勢いに乗る力。
長期的安定力…シーズンを通し、大きな連敗を喫しないなどの安定性。
環境面…日程やスタジアム、サポーターなどを含めたもの。


診断値:63(12位/18)

注目選手:永井謙佑、矢田旭