下矢印前回の記事の続き
 
前半では、はちみつの抗菌作用について
メタメタにお伝えしましたが(笑)
 
はちみつ様の名誉挽回とまでは言いませんが、
これは覚えてほしい点なので
最初にお伝えしておこうと思います。ひらめき**
 
 
はちみつの抗菌作用で「悪い菌」が殺菌される
という考えではなく、
糖が体内に入ることで、
菌に対する自分の免疫力(エネルギー)が増えた。
という発想の方が自然だし納得できます。
 
世の中の「糖質は体に悪い」という理由だけで
本来、はちみつが持っている力を
捻じ曲げられていることはとても残念です。ちょっと不満
 
 
そして、そして!
本書ははちみつの教科書とはいえ
まさか、そんなとこも!?
 
と思うような内容が詰め込まれていて、
はちみつのように甘い内容ではありません泣き笑い
難しい内容もしばしば。。。。
 
ということで
この絶版になってしまった本書の魅力を
まだまだお伝えしていきたいと思います流れ星
 
 
 
 

  9割以上のはちみつが偽物!?

 

前半のはじめにもお伝えしましたが、

はちみつは食品偽装で、

なんとワースト3位なのです。不安

 

そして、

偽物の中には人工シロップが入っています。

 

この人工シロップの原料は

主に遺伝子組み換えのトウモロコシです。

 

つまり安価に大量生産することのできる

人工甘味料ということです。

 

さらに、この人工シロップの毒性は

医学的に見ても様々なところで証明されています。

 

 

話は戻りますが、

 

2013年の調査で

マヌカハニーの市場に出回っている量が

年間1万トン以上に対し、

実際の生産量は2100トン。。

つまり7900トンは偽物ということですね。泣き笑い

 

 

そして、考えなくてはいけない点は

ミツバチのこと。

 

儲けるために、

餌に人工シロップを混入して

はちみつの量を増やそうとするわけです。

 

その被害を1番に受けるのがミツバチです。

ただただ生命力が弱っていきます。。。

 

 

さらに恐ろしいのは、

「はちみつが入っていないはちみつ」を

中国が日本に向けて売っていることです。

 

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スーパーで売っている安いはちみつは

はちみつ風シロップ」であることを

消費者が早く気づかなくてはいけません。(引用)

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なぜなら、その原料は基本的に

遺伝子組み換えや除草剤が入りまくっているからです。

体に良いことは一つもありません。

むしろ害でしかないのです。

 

 

 

 

 

  糖とエネルギー代謝の関係

 

「甘いものは体に良くない」「糖質制限」という

見方はいまだに根強くあります。

 

AGEsが悪い。糖化は良くない。

という論文は数多くあります。

にも関わらず、

ALEsについてのレポートは見つかりません

 

つまり、

疾患の主原因がAGEsなのか、ALEsなのかは

検証されていないのです。

 

 

・糖をここまで悪者に仕立てた理由
・ALEsが見逃されてきた理由
・ALEsを作り出しやすい不飽和脂肪酸が

 15年前から体に良いと売り出されてきた理由

 

これらを考えると意図を感じざるを得ません。悲しい

 

 

 

 

  糖尿病と糖の関係

 

現在の医療では糖尿病になると

ブドウ糖を減らそうとします

 

しかし、これこそが大きな誤りなのです

 

前半の記事にも書きましたが、

AGEsができる以前に、

その23倍ものスピード

脂質とタンパク質の結合産物(ALEs)ができています

 

 

つまり、炎症などが出る原因は

ALEsの生産スピードが恐ろしく速く、

エネルギーの代謝が

ALEsを処理する力が十分ではないからです。

(※ALEsとは体にとってのゴミです)

 

 

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糖尿病でよく見られる血管の詰まりの原因は、

糖(AGEs)によるものではなく

脂質とタンパク質の結合産物(ALEs)に

よるものだと理解できるのではないでしょうか。

 

これらを踏まえた上で、

糖尿病の治療は

ブドウ糖を単に減らすことではなく、

ブドウ糖を使うことのできない乱れた環境

正すことがとても重要だとわかります。

 

そして、ブドウ糖を使うことのでいない環境を

作っている原因こそがALEsの元となる

不飽和脂肪酸なのです。(引用)

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  乱れた環境を戻す方法

 

体内に不飽和脂肪酸がたくさんあると、

ブドウ糖(グルコース)が

細胞内に取り込まれる動きが邪魔されます

 

つまり、細胞内で行っている

エネルギー生産が行えないということです。

 

この乱れた環境を戻すのが「はちみつ」です。

もっといえば、はちみちに多く含まれている

フルクトース(果糖)」です。

 

 

糖尿病はブドウ糖(グルコース)が

正常に働けないことが問題でしたね。

そしてその邪魔をしているのが、

不飽和脂肪酸です。

 

フルクトースはこの不飽和脂肪酸を

通り抜けることができるので、

ブドウ糖の代わりに

エネルギー生産をしてくれます

 

そうすることで、

乱れていた環境が少しずつ改善され

ブドウ糖が細胞内に入りやすくなり、

エネルギー生産がスムーズに行なえます。

 

 

大事なことなので繰り返しになりますが、

 

不飽和脂肪酸が原因で

ブドウ糖が使えない状態になり

この状態を改善するためには

糖を減らすことではなく

ブドウ糖が使われるようにするために

環境を整えることが必要で、

その役割を担ってくれるのがフルクトース(果糖)

ということです。

 

 

 

 

  オメガ3のここが怖い

 

世間ではオメガ3を取ることが健康だとされています。

 

私もその一人でした。泣き笑い

花粉症にはオメガ3がいいと知り、

家族に毎日与えていました。。。

 

ただ、ここまで読んでくれている方なら

もうおわかりと思いますが、

 

オメガ3(多価不飽和脂肪酸)は

身体のあちこちに溜まっていき、

炎症の原因になります。

 

不飽和脂肪酸は甲状腺の機能を落とします。

ということは、

身体全体のエネルギーを落とします。

 

その結果、免疫抑制という形で

炎症を抑える働きをするのです。

 

つまり免疫の戦う元気を奪い、

炎症すら起こさせないという状態です。

 

身体にどんどん悪いものを溜めていくなんて

そんな事もつゆ知らず、

「オメガ3を飲んで炎症がでなくなった」

「花粉症が軽減された」

となっているのです。

 

今思うと本当に恐ろしいことです。。。。不安

 

 

 

 

 

  はちみつの正しい選び方

 

最後になりましたが、

はちみつの正しい選び方についてまとめたいと思います。

 

冒頭でお伝えしたとおり、

市場に出回っている9割以上が偽物です。

 

ご自身がはちみつでどのくらいの効果....否、

期待を求めるのかで

注意する点は変わってくると思います。

 

少なからず、

はちみつは体にいいから。

健康になりたいから。

 

などの理由の場合は

本書で紹介している注意点を

しっかり覚えておくといいでしょう◎

 

 

〈安心なはちみつの条件〉

 

1. みつばちの生活圏半径3キロに

 農薬が散布されていない田畑がないこと

 

2. 遺伝子組み換え(GMO)を育ている

 畑が近くにないこと 

 (GMOの場合必ずといってよいほど

   ラウンドアップという農薬を使用している)

 

3. 大気汚染がないか

 (放射能の黄砂など)

 

4. 水源の汚染はないか

 

5. 人口密度の多いと都市で採れたはちみつ

(農薬等の心配はありませんが、

 ゴミとして落ちている清涼飲料水の

 残りなどの糖分を持ち帰るから)

 

 

というなんとも超厳しい条件。。。

逆に言えば、

そこまでしなければいけないほど

安全ではない環境ばかりということです。

 

次に、

はちみつを選ぶポイントを見ていきましょう。

 

 

〈はちみつの選び方〉

 

1. みつばちに人工的に餌を

 与えていないこと

 

2. 非加熱であること

(加熱することでMGOの含有量は増えるので

 マヌカハニーのほとんどが加熱している)

 

3. 薬剤を使用していないこと

(みつばちに寄生するダニの殺虫剤を

 巣箱に設置する養蜂家もある。)

 

4.どのような花粉が入っているか

 はっきりしていること

 

5. はちみつのろ過が

 できるだけ自然であること

 

6. プラスチック容器に入っていないこと

(船便など空調管理ができない真夏の環境で

 プラスチック容器は熱に弱いため

 目に見えない量が溶け出しています

 つまり溶け出したプラスチックとはちみつを

 食べているということです。

 また黒色のプラスチック容器は

 熱をたくさん吸収しやすいので

 より影響を受けやすいということです。

 さらにプラスチックに使われている原料で

 BPAという物質があります。

 これが体に与えるダメージは

 ホルモン環境を乱し、不妊症や精子の減少

 乳がんや前立腺がんに繋がると可能性がある

 示唆されています。)

 

 

以上がはちみつを選ぶポイントです。

 

つまり、、、、

はちみつは容易に買えないということです(笑)

 

 

余談ですが、

日本で採れたはちみつの多くが「百花蜜」です。

 

その理由は至ってシンプルで

日本には広大な土地がないからです。

つまり、同じ花ばかり咲く土地がないので

自ずと様々な花の密が集まるというのが

百花蜜が多い理由です。

 

さらに残念なことは日本の養蜂家の多くが

餌としてシロップ投与を行っているそうです。

 

 

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スーパーや通販で手軽に

買えるようになりましたが、

良かれと持って食べ続けた結果

炎症の原因になったなんて

元も子もありません。

 

 

繰り返しになりますが、

生きていく上で必要なエネルギー生産の

邪魔をするものが不飽和脂肪酸

オメガ3やオメガ6といった油たちです。

 

そして、フルクトース(果糖)

その邪魔をする不飽和脂肪酸を無視して

ブドウ糖(グルコース)の代わりに

エネルギー生産を行ってくれます

 

フルクトースのおかげで環境が整ってきたら

ブドウ糖がいつも通り活動できるようになります。

 

つまり、ブドウ糖だけが体にいいのではなく

ブドウ糖と果糖のコンビネーションが

大事ということです。

 

 

 

 

  はちみつ用スプーンの選び方

 

はちみつをすくうスプーンはできるだけ

木製のものがおすすめです。

(つるつるしていないもの)

またステンレスでも問題ありませんが、

純度の高いステンレスを使用してくだい。

 

安価なものははちみつの性質に

影響を与えてしまう可能性があります。

 

 

 

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以上で後半も終了です。雷

 

ちなみに私は本書の著者が取り扱っている

はちみつを買っています。

 

この本に出会ったのが2022年8月なので

そこから代理店で購入しています。

 

金額はサイズにもよりますが(3000円〜)

スーパーよりは若干高いですが

前述した項目を全てクリアしたはちみつなので

逆に安いように感じます。愛

 

代理店さんは全国にいらっしゃいます。

私も最寄りの代理店さんに行き、

試食して好きなはちみつを選びましたグッ

はちみつ代理店一覧

 

もちろん通販でも購入できます。ニコニコ

と宣伝ぽくなりましたが、

私はなんの関係もありません(笑)

 

ただ、本当に良いものは皆様にも

シェアしたいと思っています炎

 

 

 

 

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はちみつの教科書とはいえ

奥が深い、とても勉強になるそんな内容でした。

 

しっかり読み込んでも理解ができないとこも

ありました(苦笑)

 

そして!なんと、

この本書をさらに噛み砕いた本を

最近発売されたそうです。OK

 

 

ということで、

今回も最後まで読んでいただきありがとうございましたハート