ネットサーフィンをしていてある言葉が印象深く胸に刺さった

 

「約束は約束だから守らなければならない」

 

歓迎の場である共同記者会見でドイツメルケル首相を立たせたまま

中国の李克強首相が突きつけた文意らしい

 

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48994?page=3

 

中国が2001年にWTOに加盟したわけだが、15年後の今年、

中国を正式に「市場経済国」として認める約束があった。

5月のEU会議で時期尚早と見送られたことに苛立った中国が

EUの盟友と中国が自認しているドイツを突き上げた

 

詳細の内容がこれ

 

https://www.bundesregierung.de/Content/DE/Mitschrift/Pressekonferenzen/2016/06/2016-06-13-merkel-mp-li.html

 

ドイツ語は読めないので日本語に翻訳して読んだ

 

中国はあらゆる種類の暴力とテロに反対している??

のっけから何を言っているのだろう?

 

チベット問題など、ものすごい暴力を振るっている国が??

 

そして件の部分

 

李首相は

WTO議定書15条の義務について、EUが15年前に合意した

その約束を守る義務がある。

合意された約束はきちんと守らなければならない。

ドイツはEUが約束を守ることを積極的に後押しすべきだ。

と述べる

 

メルケル首相は

15条すなわち市場経済地位の問題について

約束をとてもよく覚えていて疑問の余地がない。

現状では問題はあるようだが達成できると確信している。

一方、ドイツはEUの一部であり、委員会が交渉・協議を行う。

ドイツはEU委員会で話し、そして夏にEU委員会と中国で会議がある。

その後に適切な決定が成されるだろう。

 

という感じに返答した

 

狐と狸のダマし合いという言葉があるが、

強弁する中国に対し、

ドイツは卑怯でなく約束を覚えており

前向きに答える姿勢を見せつつ

巧妙に具体的な言質を避けている

 

日本は日本国内であれば

こうしたのらりくらりができるのに

対外的になれば急に出来なくなるのは何故だろう、、

 

2010年に中国の漁船が衝突してきたときだったろうか?

うろ覚えだが、時の内閣官房長官の仙谷さんが

中国の汚い言葉遣いに対し、

そんな言葉は使わないで欲しい などという

弱腰の対応をしたことが結構記憶に残っている

 

その対応を見て、あぁ、民主党に任せていては

日本はいいようにされると失望したのを覚えている、、

 

謝罪外交において約束をことごとく破られてきた日本

 

さんざん約束をやぶっておきながら 

 

約束は約束だから守らなければならない と強弁する国

 

暴力をさんざん行っておきながら

暴力に反対すると平然と言い放つ国、、

 

歴史は恣意的に作られる

30年たてば言い続けれた嘘も誠になる

 

国を背負って立つなら

覚悟をもってそうしたことも平然と口に出して

堂々と渡り合って欲しい

 

そんな日本にならないかなぁ など

 

つらつらと思ったのでした、、