虚しくて冷たくて
寒くて悲しくて
太陽の下に出たけれど
それでもそれでも
冷たくて悲しかった
虚しくて寒かった

一概には言えない
社会の理不尽さ
人間性より生産性
利用価値が給料に反映
使えなさが金額の差額
いちいちの苛立ち
壊せば壊せるのに
人の性か国民性か
曖昧と慣れ
糞食らえって流動性
わからないままワガママ
手の平返しの正義の味方
後頭部にヘッドバット

平穏は60過ぎたら
そんなんじゃ
生きていけない
変化の激流
時間の放牧
胸ぐらに夢
明後日の方向の希望
命より損得
僕の居場所を探し回る

虚しくて冷たくて
寒くて悲しくて
太陽の下に出たけれど
それでもそれでも
冷たくて悲しかった
虚しくて寒かった
それでも負けたくなかった
生きていく
そんな事よりも
今の自分自身に

キラキラしたものは
薄っぺらい画面の中だけ
周りを見て
キラキラしたモノ
探したけれど
現実はいつも
ドブ川より汚くて
それでも流れてるなら
まだマシだった
エゲツ無さより人の業
詰まってしまえば
生きながらに
死ぬみたいになる
勝ち負けなんて無いなら
回る事はあるのかな
勝たなきゃやっていけない
そんな世界を生きてるのに
いや 生かされてるのに
そんな気持ちで居ないと
壊れてしまうよ

足に纏わりつく
破滅的なモノも
不格好に関係ない
言い切るしかない
突き詰めて作るしかない
わかってるわかってる
大丈夫大丈夫
虚しい涙一つ
悲しい笑顔が
いつも無数にある
夜は嫌いだった

虚しくて冷たくて
寒くて悲しくて
太陽の下に出たけれど
それでもそれでも
冷たくて悲しかった
虚しくて寒かった
それでも負けたくなかった
生きていく
そんな事よりも
今の自分自身に

色が無い
まだ見えない
10年前は見えてた
壊れたのは心臓より頭
イカれたのは手足より心
無駄にバリア
無駄に攻撃
平和は空虚
悪の正義
命の堕落
そうやって
そうやって
僕等の世界は
前に進んだ

虚しくて冷たくて
寒くて悲しくて
太陽の下に出たけれど
それでもそれでも
冷たくて悲しかった
虚しくて寒かった
それでも負けたくなかった
生きていく
そんな事よりも
今の自分自身に

帰るのは大地に
怒りは大海に
悲しみは空に
虚しさは太陽に