桜が散り
若葉色が広がる
この季節に
明るい顔ができなくても
明るい気持ちには
少しは傾いても
良いのではないか
綺麗な時間が流れる
笑顔が踏み出す
新しい何かに

色なく
捨て去ってきた日々に
ただの若葉色
染み込む心には
何がある
今 何がある
過去を振り返っても
結局は明日の敵を
増やすだけで
自分で自分を
追いつめても
自分にすがるしか
無いから
今から何を残すか
少し歩いて考える
残すモノはなんでも
構わないから
まず こんな部屋から
こんな心から
這いずり出て行こうか
苦しみも小脇に抱えて

動きだす日々の
気持ちよさ
空の青さと若葉色
綺麗な時間
笑顔の形
僕等は知っている
置いてきただけ
桜 散ったあの時に
膝をついたあの日々に
暗闇で閉ざした心に
壊してしまって構わないよ
踏み出すタイミング
この季節を利用して
取り返せば良い

過ぎ去った日々に
取り返しのつかない事に
悩んで苦しんで
それでも
取り返せないけど
取り返したって
思えるくらいの心の形を
作り上げたくはないか
それくらい思いたい
そんな感じで思いたい

動きだす日々の
気持ちよさ
空の青さと若葉色
綺麗な時間
笑顔の形
僕等は知っている
置いてきただけ
桜 散ったあの時に
膝をついたあの日々に
暗闇で閉ざした心に
壊してしまって構わないよ
踏み出すタイミング
この季節を利用して
取り返せば良い
そんな風に思える
心の形を作れば良い