今日も何処かで身代金
大きかろうと
小さかろうと
支払うものが
金であろうと
心であろうと

気持ち悪いのは
社会か
そう感じる自分自身か

命の重さは
お金じゃはかれないと
教えられた子供の時
本当にそうだと
純粋に思ってた時
希望と夢と明るい未来を
持っていた

命の重さは
お金で
権力で
生まれで
思惑で
流れで
社会的なくくりで
変わるモノだと
知った時に
僕らは大人になった
今持っているモノは
褒められたものではないけど

結局
人の命は
軽くて重くて
天秤では重さがわからない
僕の命は軽いのか
僕の命は重いのか
そんなもの
立ち位置だけで
コロコロ変わる
見る位置だけで
本当に簡単に単純に
変わるんだ

変えて良いモノになった
命は今や
簡単に重さの変わる
ただの数になった
君の歴史も
僕の未来も
軽くて重くて
そして
もっと大きなモノから見たら
ただの軽い石コロになった
今までもそうだったのに
たぶん
これからもそうなんだ
だとしたら
僕は抗っていたい
今がどうあれ抗っていたい

人が軽くて重くて
時には困るけど
君も軽くて重くて
どっかで誰か困ったりしてる
僕も軽くて重くて
まわりの誰かが困るけど
それでも
本当に大切なモノは
小さな子供であろうと
変な大人であろうと
わかるように
大切だって言わなきゃいけない
言わなきゃ伝わらない

命は大切
人は大切
君も僕も大切なんだ
だから
どんな事があろうと
嫌いであろうと
好きであろうと
基本的なその基準は
けして
動かしちゃいけない
命は大切なんだ