tomo-you77さんのブログ
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ありがとうございます!

物資の提供
節電、節水の協力
義援金の募金
温かい励ましのメッセージ

本当にありがとうございます。
仙台にいる私から、皆さまへ
中心部は比較的落ち着いています。
どうか、被害の酷かった海岸沿いの被災者の皆さまへ少しでも、物資が届けられるよう、呼びかけをお願いします。

ある地域では、食料の取り扱いで乱闘が起きている状況です。
電気、ガス、水道、全てストップの地域も多数です。

私には、現地から、実状を伝えることくらいしかできません。
これを読んでくれた方、どうか、平等に物資が配給できるよう、ご協力をよろしくお願いします!

3/11 PM2:46

その時、私は会社にいた。
少し眠気が襲うような、
昼下がりでのことだった。

突然、背後にあるブラインドが
カサカサと揺れた。
その音のリズムは段々と早くなり、やがて窓ガラスが割れた。
二日前の余震とは違った。
とっさに表に出た。
フロアには男性一名、女性二名のみだった。
先輩の女性は、とっさにストーブの電源コードだけを抜いて飛び出した。
私は、その先輩にしがみつくようにして建物から出ようと必死だった。

外に出た途端、玄関の天井が落ちた。
窓ガラスは片っ端から割れ、こちら目掛けて降ってきた。

そして次の瞬間、波乗りをしているかのような、大きな横揺れの波に飲まれた。

立てなくなった。

叫ぶ声…
動くはずもない停車中の車がその揺れと同時に動いていた。

揺れがおさまった瞬間、
突然の吹雪に襲われた。

明かりは一瞬で消えた。
辺りの様子も、
そして、私たちの環境も、
その揺れによって
一瞬にして変わってしまった。
誰に罪もない。
だからやりきれない。
誰か責めることができたら、
どんなに楽だろう…

プロローグ

この主人公の女の子…
名前はゆい…。
故郷から上京したのは…
1997年春…ちょうど、桜が満開な4月1日だった。

高校生まで優等生できたゆい。誰からも好かれ、親からも信頼がある、属に言う「良い子」だった…

これから思いもよらない彼女が飛び出していくなんて、この時は誰も想像しなかったね…

でもこれからのゆいが本当のゆいなのかもしれない…今振り返るとそぅ思うんだ… 続く