病名と手術について。 | 小さなハート〜天使になった息子と地上の娘〜

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先天性心疾患(左室型単心室・大動脈縮窄・完全大血管転位)をもって生まれた息子。病気と闘う姿は勇敢で誰よりも頑張り屋さんでしたが、2014.12月天国に旅立っていきました。精一杯生きた命、生きた証を残しています。天使ママとなり、2人目育児に奮闘中です。

執刀医のN先生から、ヒサくんの病状と、段階を追った手術説明の文書を渡され、順番に話を聞きました。

転院前に聞いていた病名が少し違っていたことにちょっと驚き


右室型単心室と聞いていたけど、実は『左室型単心室』でした


左心室と右心室が逆の位置にあるそうです。

大まかな説明としては、今どんな状態で、なぜ手術が必要かということと、どんな手術が必要かというお話。


まず初めの手術は、肺に血液が流れ過ぎているので、肺高血圧を防ぐための手術。

心臓から肺に繋がる肺動脈を、バンドで留めて狭くし、血流量を調整するんだそう。
肺と心臓を守ってくれて、呼吸を楽にしてあげるという目的で、肺動脈絞扼術(バンディング)という手術を行います、と。


その後、状態が安定して体重が増えたところでノーウッド手術。


最終的には、グレン手術→フォンタン手術を目指します。
という話でした。

2回目以降の手術に関しては、その都度、詳しい説明があるそうで、大体の流れと大まかな手術内容を聞いて、色々な同意書にサイン。

とにかく、「よろしくお願いします。」と頭を下げ、ヒサくんのところへ戻りました。

人工呼吸器を付けられたヒサくん。
今は寝ているけど、その姿は可哀想…

呼吸はこれで楽になったんだ、と言い聞かせながら、帰ることにしました。。。