まりのブログ -2ページ目

まりのブログ

性同一性障害者の私が、思いのままに生きるために頑張って生きてます。
性別適合手術をしてから2年になりました。
私はトランスジェンダーとして誇りを持って生きてます

なんとタイの首都バンコクが、名称を変えることに。クルンテープマハナコーンに。
「天使の街」や「大都市」と言う意味なんだそうです。
元のバンコクは「水の村」と言う意味があり、"バーンマコーク"というアムラタマゴノキと言う植物の名が由来だと言われているそうです。調べてみたら、酸味の有る果物だそう。見た目は卵形の小さめなゴールデンキウイみたいです。
と、そう言えば、売ってました。タイのマックスバリュで見たし、山積みにしたトラックで来て、露天販売みたいにして売っていたのも思い出します。現地人いわく「あんなにたくさんで、すっごい安い」と驚きの価格だったようです。"たくさん"を買うのもと躊躇って、貴重な思い出をひとつ作れませんでした。次に行く時は...
もとい。バンコクも正式名も100文字は有るそうで、なんともタイらしいと言うか...
私は"バンコク"が好きです。
廃案はもう無理なのかなあ?

で。
字幕無し視聴なので、いつもながら超訳有ります。
「F4 Thailand」第七話。
レンがパリから帰国。しかし、レンはパリでの辛い経験に、今にも挫けてしまいそうなほど心を痛めていました。
ゴヤーはそんなレンを勇気づけ、励まします。そしてレンはゴヤーの強い想いを受け、再び、笑顔を取り戻します。
が。

そんなふたりの姿を見てしまうターム。
「ゴヤーを見つけたか?」
タームは、カウィンとMJに目もくれず、行ってしまいます。更に彼は、通りすがる生徒の些細な関係ない女性への暴言に脚を止め、因縁をつけて、殴りかかってしまいます。
MJとカウィンが駆け付けて止めますが、
「やめろよ、ターム!殺しちまうぞ」
「お前らも欲しいか?」
タームの苛立ちは収まらず、カウィンさえ諦めてしまいます。
そこにゴヤーとレンがやって来ます。
「ターム、何をやっているのよ」
「俺は決心したよ。F4はこれから3人だけだ」
「どういう意味だ?」
「もうレンはF4じゃない」
タームはカウィンやMJの言葉もゴヤーの呼び止めにも応じません。
「ターム...」
タームは、ゴヤーが失くしたと言ったスマホを、ゴヤーに突き付けます。
「何か話すことがあるのか?」
タームはそのまま行ってしまう。
「レン、いったい何をしたんだ?今すぐあいつと話すんだ」
しかしレンは何も答えず、タームに殴られた生徒を気遣います。ゴヤーはただスマホを見詰めるばかり...
でも、ゴヤーはハッとして、タームを追い掛けます。
タームはゴミ箱を蹴り、周りを牽制しながら、荒々しく廊下を歩いています。
ゴヤーは、空き部屋にタームを押し込みます。
「怒ってるよね。あなたに嘘を吐いたのは悪かったわ。でも怒るのは私にだけにしてよ。みんなは勿論、レンにだって。レンがF4をどうしたって言うのよ!あんたらしくない!うじうじしてないでよ」
「黙れ!それ以上、何も言うな!やめろ!」
タームは椅子を棚に投げ付ける。
「あいつの何がお前にとって完璧なんだ!?なあ、あいつが嫌いだって言うんだ。言えよ!言え!言え!言ってくれ!」
タームは滾る感情を抑えられず、ゴヤーに拳を上げてしまいます。

身をすくませ、怯えるゴヤー。しかし、向き合うタームも、悔やみに耐えられない。
「何があろうとも、俺を選ぶことは無いんだな」
ゴヤーは何も言えず、去り行くタームを行かせることしか出来ません。

タームの暴力的行動は、大企業の跡取りとして、問題に成るかもしれないと、タームの姉、ティアらは危惧します。
しかし、ティアの与かり知らぬ動きで、監視カメラは消去され、金で全ては隠滅される。それは徹底していて、ネットからも関連する情報は逐次、削除されました。
タームの元には彼の母ロサリンが。
「こんな時に大きな厄介ごとを生んでくれたわね」
ロサリンは、タームの愚かな行動を叱責しながらも、何より企業の損失を案じています。
「あんたは俺と会社のどちらを心配しているんだ」
ロサリンは、ゴヤー、そしてタームとゴヤーふたりの足跡を、こと細かく追跡していたことを明かします。
唖然とするターム...

落ち込んでいるゴヤーとカニン。花屋の店長はふたりを元気付けようとします。
どうしようもない。...ふたりからは、ただ溜め息が零れます。
「今日は朝からお客もさっぱり。早く閉めましょう」
そこにレンが現れます。

「もう閉店?」
「レン...」
「今、時間を作れるかい?」

カウィンとMJはタームを説得しようとします。
「俺たちは何年もの友達じゃないか」
聞く耳を持たないタームに、カウィンはフランスで話題にされていたミラーに関する記事を見せます。しかしタームはカウィンの持ってきた(彼の父の)デバイスを放り捨ててしまいます。
「やめろ!俺たちを無視するな。レンと仲直りするのはそんなに難しいか?俺たちはお前と話す方が厄介だ」
「自分のことだけ考えてろ。お節介なんだよ」
「なんて言った!」
タームはメイドを通し、ふたりを追い出すように伝えます。カウィンとMJは怒って、立ち去ります。
カウィンは自棄っぱちに「諦めよう」と口にします。しかしMJは怒鳴り挙げ、壁に拳を打ち付けます。

「お前、本気でそんなことを言っているのか?お前もF4をバラバラにするつもりなのかよ」
「お前に何が出来る?」
「...俺がタームと話をする。お前はレンと話せ」
「でもな...」
「もしくはお前がタームと話すかだ」
「...分かったよ。俺がレンと話すよ」
「うまく行かないかもしれない」
「その時は、俺たちは別々の道を行くしかないさ」

ゴヤーとレンはカフェに。レンは軽いスイーツや飲み物を、ふたり分買ってきます。
「これは何?」
「ソイミルクだよ」
「ならこれは?」
「ソイアイスクリーム」
「あなたは好きなの?」
「いいや。僕は大豆にアレルギーがある」
「なら、何で買ったのよ」
「君が好きだと言っていたからさ。君と会ったあの時...」
「あ~、あれ覚えてたんだ」
「まあね。君についてた...ほら、唇に」
「...詳細はいいわよ。何故、私を連れて、これを食べようと?」
「楽しいかなと思ったからさ」
「何が楽しいの?私は落ち着かないわ。...あなたにも必要みたいね。楽しむこと。ミラーのこともあるし、タームと戦うためにも。今のあなたは悩むべきじゃないわ」
「だね」
「はいはい、分かったわよ。ここを出ましょ。楽しみましょ。そうすれば少しはマシに成るわ。さあ、行くわよ!」
ゴヤーとレンは様々なゲームを楽しみます。体を動かし、悩みの種を全て払い除けよう。
合間、レンは、ペンを掲げます。スケッチブックを手に、ゲームに奮闘するゴヤーを見て、微笑みます。


...やはり心が楽な関係はレン?でも心を許せるのはタームなのか?ただ今の荒ぶるタームは、ゴヤーの心を穏やかにはしてくれそうに有りません。拳を納めれば、良し、とも言えず、後はゴヤーの覚悟次第。
ゴヤーが求めるのは、一途なタームの思いか?はたまた、焦がれを感じる繊細な人...か。

その頃、カウィンは花屋に到着。カニンが対応します。
「は?ふたりがデートしてるって?」
カウィンはMJに電話をします。
「レンはいたか?」
「捜して花屋まで来たが、あいつ、ゴヤーとデートしているらしい」
『あいつ、何を考えているんだ?』
「分からん。でもこれは尻軽なゴヤーにも責任があるな」
「ゴヤーは尻軽なんかじゃないわ」
「俺は君に話しかけたか?お姫様。邪魔しないでくれ」
『なにがなんでもレンと話せ』
「何処に居るかも分からないんだぞ。もう充分だろ、少しくらい休ませろよ」
『分かったよ。お前は休んでろ。カニンに代わってくれ』
カウィンはスマホをカニンに渡します。
『君はレンとゴヤーが何処に行ったか、想像付くかい?』
「...うん」
『先ず、友達を休ませてやってくれないか?食べ物と水を与えてあげて、落ち着かせてやってくれ』
「俺はあいつに会うのが嫌なんだよ」
『お願いだよ~、カウィン。ならさ、もしお前がレンと会えたら...』
「ん?」
『上手くやれよ!』
通信終了。

川辺を歩くゴヤーとレン。
「はあ~、外出してリラックスするの久しぶり」
「タームと一緒に出掛けた時、何があったんだい?」
「あれはデートじゃないからね。地獄への日帰り旅行よ。彼と出掛けると、いつもトラブルを引き寄せるの。信じられる?タームはチラシを配ってるマスコットを殴ろうとしたのよ。動物園ではカニンの彼氏を殴ったわ。鳥とも争っていたわ。彼はなんなの?誰にでも戦いを挑んでいるのかな?」
ゴヤーは言葉を詰まらせる。
「...彼の話はやめよう」
「でもタームのことを話している君は楽しそうだ」
「そんな...私は今みたいにぶらぶらしている方が遥かに楽しいわ」
「本当に?本当に本当かい?」
思わず、ゴヤーは沈黙してしまう。
「君に聞きたいことがある」
「何?」
「もしタームか僕かを選ばなくてはいけなくなったら、君はどちらを選ぶ?」
「あ...そう、喉が渇いた。何か飲み物を買ってくるわね」
ゴヤーは慌てて鞄を肩に掛けると、スマホが転げ落ちる。ハッとして手を伸ばすと、レンがスマホをキャッチする。

ふとした瞬間。ふたりは不思議な距離に居ました。
しかし、ゴヤーはタームを思い出してしまいます。ゴヤーは顔を反らし、表情は曇ります。
「大丈夫?君の電話はここだ」
「ありがとう」
 電話が掛かってくる。
 「ちょっとごめん。...はい?何?...私に会いに来るって?」
 ゴヤーはレンの傍らから離れます。
 残されたレン。

...ちょっとやり過ぎ、美カットでした。でも、まだゴヤーの決意が決まっていないから、緊張感が...まさかそのまま...そこに鳥!タイに居て、目に入らない時は無いほど居る、鳩さんでした。タイは鳩の国?と思うほど、通りを見れば、鳩がウロウロしています。大きさも色々で日本でもよく見るサイズから、10cmくらいのミニ鳩も居ました。あまり警戒しないので、可愛いんです。でも、居過ぎ。

カニンはゴヤーと電話で話し、ゴヤーとレンにモールのカフェに来るよう誘いました。
カウィンとカニンは、リラックスしながら待つことに。
カニンは事あるごとにスマホを見ます。自分がテスラに送ったメッセージには、どれだけ積み重ねても、返信は有りません。
「彼氏と喧嘩したの?」 
「違うわよ」
「いつも電話を見てるよね。彼氏からの返信がないんだろ?何も俺に話さなくて良いけどさ。君はもっと自分に自信を持つべきだ。そう言う時は、もう新しい誰かを見つけたってことさ。俺だったら、そうさ」
「違うわ、テスラはそんな人じゃない」
「あらま。君が喧嘩してないって言ったのにな」
「...でも、彼はあなたみたいなプレイボーイじゃないから」
「ま、君はいつも無垢でいてくれよ」
カウィンはカニンを子供をあやすように、頭を撫でようとします。ちょっとカニンはむくれます。
ふと、店の前にテスラが。
「テスラ!」

「随分、待っちゃったよ~ハニー♪マジだよ~どうやって償って貰おうかな~」
テスラは駆け付けた女性とキスをします。
...テスラはカニンに気付いた?
「どうしたの?」
「馴染みのある人を見掛けたような気がしたけど、違ったみたいだ。行こう」

「トイレに行ってくる」
そう言ってカニンは店を出ます。階段の端で座り込み、抱えた失望に胸を痛めます。
カウィンは傍らに。そっとハンカチを差し出します。
「もう一度言うよ。君は無垢過ぎる」
「私を馬鹿にしに来たの?」
「いいや。君を慰めるためにここにいる」
そうして改めてハンカチを差し出す。
カニンはハンカチを受け取ります。
そっとカウィンはスマホを取り出し、涙するカニンを撮影します。
「何をしてるのよ。やめてよ。写真を消して!直ぐに」
ふたりはスマホの奪い合いをしますが、つい馬鹿馬鹿しくなって、笑ってしまいます。

「これは君らしくないな。泣いている君はイケてない。女性はよく泣くよね。でも涙ってのは、誰かのせいで流しちゃ駄目だ。...さあ、涙が渇いたら、戦いの場に戻ろう」
「全く。あなたは普通の慰め方を知らないの?」 
「さあ、行こうか」
...ふたりの縁の始まり。
「ゴヤーとレンもそろそろ来てるわね」
「俺が言っているのは君の事だ。これで終わりにするなんて、楽しくない」
...F4随一のプレイボーイ、カウィンによる復讐戦です。

テスラは女性とイチャイチャしながらウィンドウショッピングを楽しんでいます。
ゴヤーとレンはそんなテスラを見掛けます。
そこにカウィン。
女性は「F4のカウィンよ~!」と色めき立ちます。
「もし君に時間があるなら、俺と来て、バッグを選ぶのを手伝ってくれないか?」
当然、テスラは黙っちゃいない。 
「お前は常識がないのか?いいわけないだろうが。なあ...か」

「最高!ぜひお供します」
「訳が分からん。お前らおかしいんじゃないのか。行かせないぞ」
「君こそおかしい。彼女に選ばせるべきだ。彼女は君の"もの"じゃない」
「誰にものを言っているのか分かってんのか?」テスラはカウィンの胸ぐらを掴みます。しかしあくまでカウィンは冷静。
「選ぶんだ」
「...いいぜ、選べよ。しかしあいつを選んだら、後でお前のところに行くからな」
「はあ?私があんたを怖がると思ってんの?こんな小さな事に嫉妬してんの?私を信じないなら、今ここで別れてやるわよ。ホント、下らない、行って!」
「あ...う...お前は欲張りだ」
テスラは引き下がります。
「見世物じゃねえぞ!」
テスラは去り際、カニンに会ってしまいます。凍り付いていると、そこにカウィンが現れ、
「待たせたね、愛しの君」
...ここ!"愛しの君"の時、カウィンはテスラを見て、当て付けてます。
「はあ?お前ら、お互い知り合いかよ」
カニンは澄まして。
「さあ...彼に見覚えはあるわね。ん~、でも違うわよ。私は彼を知らない」
「さあ、ここを出よう」
「ええ、いいわ」
ふたりは行ってしまいます。
「はあ!みんなF4ってのは最低クラスの女が好きなのか?知ってるぞ、そう、確か...ターム。あいつは貧相な最低女のためにぶちギレやがったよなあ。あいつはあの女に惚れ込んでやがった。俺があの女にマジに向き合おうとしたら、飛び掛かってきやがった。お前らの金は何でも買えるかも知れねえが、下手な好みも大概にしろ」
聞いていたゴヤーが歩み出てきます。
「私の何が問題ですって?」
「いいね、てめえまで来たか。お前なんざ、暴力男と何処でも行っちまえ」
カチン!

ゴヤー、得意の蹴り炸裂!
「私の彼が暴力を奮った訳が分かったわ。あんたみたいなクソッタレのせいよ!私が貧相だったら何よ!あんたには私を見下す資格はないわ。タームにもね。何故か分かる?あんたにはタームのように人と繋がることが出来ないからよ。タームみたいな人はあなたが言うより遥かに価値のある人よ」
レンは見守るしか出来ない。いえ、もう彼は充分、悟ってる。
「まだ何か言うことある?」
すると警笛が。
「ここで何があった!」
ゴヤーは警備員に追い掛けられ、逃げます。
見届ける?レン。カウィン、カニン。
もう。話す必要は無さそうです。

その頃、タームは。
壁ごしにMJの説得を受けていました。
しかしタームはただ黙り続けます。

レンは彷徨い、あの街頭ビションの前へ。

そこにはもうミラーの姿はありません。
レンは電話をかけます。
相手はターム...

タームが飛び出して行きます。
MJなど気にもしない。
「おい、何処へ行くんだ?!答えろよ」
「レンに会いに学校へ行く。尋ねたい事があるそうだ。最高だよ。俺もあいつに話すことがある」
案じているのはMJだけではありません。ティアも。
そしてゴヤーも。
"ターム、なんで電話に出てくれないの?"

タームはレンの待つ廃競技場に脚を踏み入れます。カウィンとMJが続き、荒ぶるタームを鎮めようと必死です。

「何故、ここへ呼んだ?」
「話したいことがある」
「俺はお前と話そうと試したが、避けたのはお前だよな。なのに、今度はお前が話したいって?...何故だ?真面目に話す気があるのか?」
「ターム。僕が君に話したいことは...」
「ゴヤーのことか?」
「それは必要ない」
「俺はあの女にもう興味がない。しばらく考えて、あいつと一緒にいることはトラブルに他ならないことを悟った。お陰で俺は友達を失わなければならなかった。無駄なことだった」
「君こそ真面目に話しているのか?」
「レン、そうさ。俺がお前をF4から追い出したのは、歴史みたいなもんだ。お前は戻ることが出来る。あれは、ただの平凡な女さ。気にするな。そしてお前はあの女をものに出来る。あいつの全てはお前のものだ」
「気遣いはありがたいよ。でもね、それで終わりには出来ない。あれだけ君が彼女に尽くしても、ゴヤーは決して君を受け入れようとしなかった。なあ、君はゴヤーが僕を好きなのを知っていたんだろう?違うかい?実は今日、彼女に僕らのことを聞こうとしたんだ。そうさしたらさ、彼女はまだ同じように感じているって言うんだ。そして彼女は僕にこう聞くんだ。『あなたは私の恋人よね?』って」
「レン、やめろ」
「僕は彼女が可愛いと思うよ。彼女と付き合うのは...どうかなあ。まあ、僕は彼女とうまくやるさ。遊びでね。彼女も満足するさ、金持ちの彼氏が出来るんだからさ」
「黙れ!」
「何故さ。ゴヤーは僕のだ。僕が望むようにしていいだろ」
「黙れ!」タームはレンを殴り付けます。
「これは無いね」レンもタームを殴ります。
止めに入ったMJをタームは殴ってしまいます。そしてMJもタームを殴り、また止めに入るカウィンもMJに殴られます。
彼らは互いを問い詰めます。誰よりもF4を大事に思っていた、MJの叱咤が、カウィンの胸を騒がせます。
タームが歩み出ると、レンが飛び蹴り!
彼らは拳で、最後の話し合いを始めます。

"ターム。ごめんなさい。私が間違っていたわ。今更に、あなたがカニンの彼氏を殴った訳が分かったの。でもね、私はまだあなたのことをよく知りません。だからって、あなたを信じなかったのは間違っていたわ。本当にごめんなさい。ターム"
ゴヤーがそれを送信しようとすると、ティアから電話が。

殴り合いはタームとレンの一騎討ちに。
挑発と牽制。そして、
「俺にとって、あいつは大事なんだ!愛してるんだ!」

タームの叫びが闇夜に響きます。
レンはタームに手を差し出します。タームはレンの手を取り、ふたり、そしてカウィンとMJも、互いを改めて認め合います。
...全て、レンの茶番。タームからその言葉を引き出すために、あえて悪役を演じたのです。なら、レンのゴヤーへの気持ちは...ちょっと可愛そうです。でも、それが友情。
「君がまた間違った選択をするようなら、僕はもう一度、君のために何でもする覚悟だ」
「面倒臭い奴だ」
そこにゴヤーが駆け付ける。
「今は、お前の番だ」MJがタームを促す。
タームはゴヤーを前にして、傷だらけの顔で、そっと微笑みます。
「なんであなたは頭を使わないのよ!」
そう言いながらバッグでタームを容赦なく叩くゴヤー。
「やめろって」
「あんたらただのガキじゃない!」
「待てって、もう終わったんだ」
「俺たちはもう大丈夫だ」
荒ぶるゴヤーを4人がかりで抑えます。
「本当に?」
「ああ」
「そうさ。今、解決していないのは君たちふたりの事だけだ」とレン。「さあ」
「解決?」
「自分がどうしたいか、君はもう分かってる。タームをどう思っているのか。モールで彼を彼氏だと、誇らしく、叫んでいたじゃないか」
「あれは、私はただ...」
「あれが"つい"だなんて言うつもりかい?」煽るカウィンとMJ。
「俺を彼氏だって言ったのか?」
「違うわよ」
「俺を彼氏だって言ったのか?マジかよ、本当に?俺を彼氏だって言ったんだろ?なあ?彼氏って呼んでくれよ、なあなあ」


タームとゴヤーは今までの事を全て、語り直します。正直に。思いの、そして思っている全て。
そしてたくさん謝って、ふたりらしく、ちょっと荒々しく、分かり合います。
そしてタームは、忌まわしい廃競技場を封鎖します。
「俺たちは決めなくちゃいけない。今から、もう暴力は要らない。もう誰にもF4からの赤紙が届くことはない」
「最高ね。私はうれしいわ」

ゴヤーは朝帰り。
タームからのメッセージがスマホに届く。
"家に着いたかい?俺の彼女"
"彼女じゃないわよ"
"いつまでそんなことを..."
「ごめんなさい、遅くなること言ってなかった」
静けさに包まれた我が家。
そこには悪い魔女のように、ロサリンが待ち構えていました。


...今回は結構、書いてしまいました。
メインはカウィンとカニンの縁の始まりかなあ...なんて思っていたら、しっかりF4の問題、更にゴヤーとタームの問題も全てスッキリ解決してくれました。
誤解がうやむやに成らなくて良かった。
喧嘩の後のレンによる思い出話や、ちょっとした愛らしいエピソード、ジョークも隙間にふんだんで、真面目な話なのに結構な笑いにも包んでくれました。
今回は、MJのF4愛も強烈でした。ヴァネス・ウーが演じた台湾版では、印象には残るものの、イマイチ、枠外な感じがしていましたが、タイ版MJを演じたヒランクリット・チャンカム君は、なかなか存在感があり、またしっかり魅せてくれました。
今回のGMM宣伝コーナーは、カウィンがテスラからテスラの彼女を誘った時にバッグを買ったのですが、それでしょうか?
有名ブランドなの...かな?
さて。氷の女王が本格始動です。またもや"来る来る詐欺"をしてしまいました。
次回こそ、来ます!

遅れてますが、あなたの何かの足しに成れば、嬉しいです。


☆現在。私は癌治療のセッション2を乗り切り、激減した白血球数を維持するために、病院で温室状態で静養しています。
ただ、まだ胸水が溜まりやすく、それを排出する管が脇腹に刺さったままなので、あれこれ出来ずにストレス三昧です。
ホルモン不足のせいなのか、副反応なのか、ちょっと体調も傾く時が有り、不安な時間を過ごしています。
でも何より大問題は、お尻のところが床擦れしちゃったみたい...痛い...
辛いです。
癌は薬剤でその吐き出す力を抑え込み、現在、1100近くもあった数値は290ほどにまで下がりました。でも基準は222以下。もう少しだけどなかなか達しない。
ついでに抗がん剤の力であちこち、臓器も傷付いているので、それらを守りながら、癌を抑え込むのはそう容易くは有りません。
それに奮う力を滞らせているだけで、癌細胞まで無くなっている訳では無いので、まだまだ予断を許さぬ状況には変わりません。
はあ...癌は辛いです。
煙草吸ってるとか、何か理由が有るなら覚悟も付きますが、特に無くて、更に普通語るのは3~5cmの腫瘍なのに、開けてみたら17cm?!
なんか、今なら宝くじ当たる?
...明日は良いことがありますように。
一日を大切に。


付け足し。
2月18日。カウィンを演じるメータウィン・オーパッイアムカジョーン君が食中毒で入院してしまったそうです。
世界で美しい男性100の候補に選ばれたなんて話を聞いたばかりなので、ちょっとびっくり。
タームを演じたワチラウィット・チワアリー君もお見舞いに駆け付け、インスタグラム等では、メータウィン君の回復ぶりを報せていました。