残り100日の運勢は・・・

2017年ラストスパート！

あと100日でしたいことは？

最近のAmebaはちょっと遊び心ある企画を立てますね。つい、試してみよ～かな？って思っちゃう。
今年の残り100日占いでした。
悪くないよね。良いことがありますように
(pqﾟ∀ﾟ*○)

改めて性別適合手術から1年を前にして、もう1年か～...と思いながら、今までの人生と同じくらい充実した1年でした。
明日はどうなるかな...毎日、期待してる。目に入る全てが私の心を浮き浮きさせる。
人生は「何を得るか、何を為すか」では無い、これだと言うものが見え始めているみたい。
私の意味。
そこにある。

お澄まし。

少し前、我が家に可愛い声が響き渡りました。鳥の鳴き声。
あまりに繊細な囀り。
私はそそ～っと窓辺に寄り、カーテンの隙間から小さな庭を覗き見ました。
其処には白と黒のぶち色の小さな鳥数羽が楽しそうに遊んでいました。
あまりに小さくて、まだ未熟なその子達、鶺鴒(セキレイ)と言う鳥でした。
別名、恋教え鳥。
「日本書紀」でイザナギとイザナミを結ばせた、愛を運ぶ鳥なのだそうです。
おぉお～4羽くらい来たよ♪5日くらい続けて来たよ♪
単純な私は、明日は薔薇色かも...なんて、わくわく浮き浮きなのでした。

最近、知ったのですが、今年って「日タイ友好年」なんだそうです。
なんと、私のわくわくを刺激する特別な年だったのですね。.+:｡ヾ(◎´∀｀◎)ﾉ｡:+.
もうタイは私の新しい人生を始めさせてくれた第二の故郷ですもの。
でも、そんな中、タイの南部ではイスラム系に纏わる大きなデモが有ったそうですが、日本のTVはさっぱり取り上げない。私がタイに居た前後にもテロが有ったのに、爆発映像だけは刺激物のように流れても、殆ど取り上げてくれなかった。
丁度タイに居た頃にはトランスジェンダーの子がホテルで命を奪われる事件があって、タイでは「とうとう、トランスジェンダーへの迫害が始まるのか?」と騒ぎに成ったそうです。
タイだけで無く、アメリカでもトランスジェンダー除隊勧告・入隊拒否なんて危なっかしい話も全く取り上げられない。
これではみんな、実感持てないよね。
聞いてはいても目に見えないトランスジェンダー。みんなに知って貰わなくちゃ。私達の複雑な心情、男性とも、少し女性とも違う心持ち。
その為には胸を張って「トランスジェンダーです」と言うのも有るべきだと思います。
大丈夫、私が頑張ります。怪我は任せて。
私は傷付かないから。

もとい。「日タイ友好年」のお陰でTVでは思ったよりタイ特集も放映されていて、毎日、すっごく興奮しています。
気付くのが遅かった～。
絡み合った電線、現地で見た謎の木の実、首を曲げて陳列される謎の魚、寄り合いバス、バイクタクシー、そしてレディーボーイなるトランスジェンダーの方々。
どれもこれも懐かしい～。
草ぼうぼうの単線電車や外装が朽ちかけていても気にせず走るバス、キティちゃんやピカチュウに溢れる街、放し飼いの鶏、放し飼い故に怪我だらけの犬、スラム、物乞い、匂う水路と川、Kobegyuuuuuのように奇妙奇天烈な日本語に溢れる店々、人の通れない設計ミスの歩道、街路樹で波打つ歩道、麗しい花々、庭木のバナナ、あまりに柔らかく至福の味のパン、ナマズや豚の謎部位肉、二度会えば100%笑顔をくれる人々...
私の見たたくさんのタイをもっと見せて。...はあ...思い出すだけで興奮するわ。

ちょっとタイのトランスジェンダーについて。
タイには私達が思う以上にたくさんのトランスジェンダーの方が居られます。さぞや住みやすい環境なのだろうと思いき、タイでは性別変更も同性婚も認められては居ません。
仏教が根付き、イスラム教徒も多い国。仕方がないのかもしれません。
しかし、意外や意外。
タイには事実婚に政府の保障が有るのです。
これは何て心強い。
先進国と名高い日本は遅れているなんてものではありません。

正直、結婚は心の満足だけ。私は社会保障の方が欲しいわ。
...結婚なんて...したいかな…う～ん…
こほん。
タイには男尊女卑も有り、地方に行くほど厳しいとも言います。「家族の名を汚すのか」みたいな事も有りそうです。
でも不思議なんですよね。タイのトランスジェンダーは堂々としていて、自分がトランスジェンダーである事を隠そうとしません。誇りに思っているくらい。その堂々たるや、かっこいいなんてものでは有りません。
あるTV番組で「トランスジェンダー方、手を上げてください」なんて聞いたら、みんな気にせず手を上げる。
私も上げちゃうだろうなあ。私の場合は鈍いから。:p

私も堂々と街を闊歩しています。彼女らに負けないくらい...負けてる小さな胸を突き出して、颯爽と生きています。
がんばろお。

寝起き。
目の周り、赤らんでいるでしょ。前回のあれです。

前回、記した目の調子ですが、あの後、そこそこ落ち着きました。
「ドライアイの可能性は有るれど、さほどその兆候も無い」旨の話でしたが、それでも一応さし続けたドライアイ目薬が効いたのか、抗生物質の目薬が効いていたのか、目頭に時々、違和感を感じるくらいで何とか大丈夫そうです。

性別適合手術の未治癒の患部は、落ち着いては居ますがあまり変化は有りません。
色々、試したい事はたくさんあるのですが...ね～...怖いの。
あちこちが腫れたり赤らんだり、痒みが有ったり、皮膚を引っ張って形作っているものだから陰毛が内側に悪戯するし...デリケート過ぎます。厄介だわ～。

“のぼせ”は無くならないですね～。
ちょっと薬を飲み忘れたり間隔を空けてしまったりすると、首から上だけサウナに入っているような感じに成ります。
ここ一週間なんて、薬はちゃんと服用しているのですが、首から上だけで無く全身が熱っぽくて、ふらふらに成っています。
女性ホルモンによる、また新たなる段階でしょうか?
羽根でも生えたりして…
お陰で体調は劣悪です。でも、食欲だけはいつもいかなる時も全く減らない私。変なの。
タイで性別適合手術して体重が減らなかったの、多分、私だけよね...みんな6kgくらい減るらしいもの...

一昨日は彼岸のお墓参りに行きました。
亡きお祖母ちゃんが大好きだったの。でも別れの時に立ち会えなかった事も有ってか、お墓参りは、ちょっと特別な気分になります。
まだ別れを終えていないような気分なのかな？お墓に行くと、いつもお祖母ちゃんが見守っていてくれているような気がします。
でも、その日は風も無いのに、お線香の火がぼうぼう燃え上がるわ、灰が手に落ちて来てちりちり焦がすは、あげく燃え方にむらがあって短くなったお線香が手から外れて人差し指に!
あちちッ。
火傷してしまいました。
何と無く不自然に手の上を転がり私の指を焼いたお線香。ふと、祖母が私に叱咤激励をしているように感じてなりませんでした。
私は祖母に「頑張るよ～でも、もう最高の毎日を送っているよ。出来れば、手術の傷が一日でも早く治るよう力を貸してね」と願って来ました。
近所の墓石にもお線香を捧げて「みんなよろしくお願いしま～す」と調子の良い私。
ちょっと火傷で赤らんだ指を、証のように持ち帰りました。
しばらくはじんじんとしていましたが、なんだろうね、痛みが辛くない。特に最近はてんで痛まない。
ちょっと考えました。
私の中のSM的素質、本能が目覚めた説も有りますが、行き着く結論は、やっぱり、心の重みが晴れて、その素晴らしき人生に、もう"痛み"など、なんて事は無いのです。心の辛さを知って、解き放って、もうそれ以下の辛さなど、私にはぬるま湯、砂糖水なのかもしれない...と変な理論で幕を閉じまする。:p
後でちょっと皮が剥けましたが、水ぶくれにはならず、残ったひりひりする感覚も夜には無くなっていました。

蓮です。花蕾もちらほら。

秋桜。秋めいて来ましたぞ～♪

人生とはなんと厳しいものか。でも。

映画「デザート・フラワー」を観ました。
この作品は実在のモデル、ワリス・ディリーの数奇な運命の一部を描いた作品です。

ソマリアの遊牧民の家に生まれたワリスは3歳になった日、母と出掛けます。
そこには女性が待っていて、彼女はワリスにある事をします。それはワリスの人生を決め付ける非情な行為でした。
それは運命。ソマリアのしきたり。
しかしワリスは運命に抗う事を決意、長い年月を経て、とあるダンサー志望のマリリンと有名な写真家に出会います。それが彼女の人生を新たなる域へと変えて行くのです。

内容は衝撃的です。
私が濁した”真実”を見据えて欲しいです。
世界に存在する私達より遥かに辛い現実が有る事を。戦争や貧困より厳しい胸を潰すような真実を。
でもこの映画、いえ、ワリスの人生が素晴らしいのは、多くの人が彼女を助けてくれること。辛い経験の為でもあるけれど、それだけでない"人の手"が彼女の運命を変えて行くのです。
この映画は実話だけれど、多くの実話映画のように悲劇を押し付けてきません。故に、感じさせられる「人とは」。
人はどんなに不幸でも幸せを模索する。映画「ルーム」の親子のように、閉じ込められたあまりに小さな世界の中でも、２人は幸せを確実に感じてる。
ワリスはソマリアで最悪の経験をする。でも家族を愛している。幸せも強く感じていたに違いない。お金も無く食も得られなくても、彼女はマリリンに笑顔を振り撒く。

私達は贅沢です。性別までも変えるなんて。
でも、笑顔を生み出せなくなっているのなら何だってやって人生を生きるべき。
運命は変えられる。あなたの意志力で変えられる。そこに人の力が寄り添えば、大きく変わるかもしれない。
そんな偶然を得られたワリスは運がいい。

私もたくさんの寄り添う小さな力を感じてる。私はひとりでは運命を変えられなかった。でも、今、そしてこれからの人生も大きく変えていけると信じています。それは私にも寄り添ってくれている、たくさんの人の意志力を感じているから。
ありがとう。私は私の運命を無駄にしない。

輸入盤で「ワンダーウーマン」を観ました。サンプルなのかな?
映画学校時代の友達に少し前に連絡を貰った時に「ワンダーウーマンが観たくて悶えてます」と言ったら送ってくれました。でも日本語字幕無し。
それでも面白かったですぅ。
昔、映画学校で、ある老齢の講師が「昔の映画はサイレントだったのだよ。音が無くたって物語をきちんと綴っていれば、映画は楽しめるのだ。本当の映画、素晴らしい映画と言うものは音も台詞も無くても満足出来るものだよ」旨の言葉を思い出します。
まあ、彼の言った意図とはちょっと違うかもしれませんが、「ワンダーウーマン」はよく動き、可憐で煌きに満ちた素晴らしい映画でありました。
感謝を伝えておかなくちゃ。
ガルの麗しさだけじゃない、分かり易く明快なストーリーテリングが私達の心を捉えたからこそ、全米至上のヒットと成ったのでしょう。
2017年最大のヒット、女性監督NO1ヒットなど、記録尽くめの後、同監督による続編も製作されるそうです。
至極の幸せです。

そんな合間に駄目は分かっているけれど、つい、「ストリートファイター、ザ・レジェンド・オブ・チュンリー」と言う映画のBlu-rayを購入。
仲里依紗や芸人の千原兄弟が声優を努めたなんて言ういわく付きの映画です。

以前、3回は観てまして、毎度「微妙」と評していた作品でしたが、すっかり忘れていたので、つい、買っちゃった。
だってさ、舞台がバンコクなんだもん。
それにその3回、毎回最後まで観ているんだもん。Youtubeで予告を見た限り、戦うチュンリーちゃんが可愛いんだもん。
と、どんなに自分を磨いても細らない自分の豪腕ボディを、クリスティン・クルック嬢に託すのでした。
いやん、可愛いのよ。"逞しい女の子"が私の妥協した理想。それを体現するようなクリスティンは私の煌めきなのです。
スポーツ才覚の有るクリスティンは優雅華麗に飛び回り、誘拐された父との再会を夢見て戦い捲くります。その様は映画の格を上げるほどに素敵でした。
それに～♪バンコクたっぷりでした。
私の見た街、私の歩いた街でした。観光ビデオでは見られない、素晴らしいあのバンコク。

ご存知の方はおられると思いますが、この作品は日本のゲーム「ストリートファイター」の映画化です。
インターポールの捜査官チュンリーの、悪の組織との戦いに赴く壮絶な人生の起源を描いています。
せっこいけれどちょっとだけ煌きの有るこの作品は...必見...ではありません。でもたまにはこう言うのもよろし。

映画を観ていると女優さんのスタイルやファッションに焦がれますよね。私はコスプレに片足を突っ込んでいるから、欲と願望は溢れんばかり。

いいっしょ♪
もっともっと、やっちゃりますよ♪

最後に。祝「キャットピープル」Blu-ray化。
DVD持っているけれど、楽しみ楽しみ♪
大好きなんだもん。
猫族だもんね、私。

わたし、ひとりでタイに行ったんだなあ...