12/23(火)の日記です。

今日の新曲初見はこちら。

轟 千尋  碧に寄せる詩  19.「銀色の水鏡」


轟さんの解説に「初夏によく訪れる河辺の光景を描写したもの」とあります。

川のように自由な転調をしながら、ラストで変ト長調にとって最も遠いハ長調に転調します。

解説の中で「この曲をより弾きやすいト長調やイ長調、異名同音の嬰ヘ長調でもなく変ト長調で書く理由を、言葉で表現することはできません。」とおっしゃっているのがとても印象に残りました。


変ト長調で書きたいと思われたことが、轟さんの感性なのかもしれませんね。

そして、譜読みをした時にラストのハ長調にはやはり「おぉっ!?」と思いましたが、自由な水の動きとキラキラとした光のようなものを感じて、なんて素敵なんだろう…としばらく楽譜を見ながら想像の世界に飛んでいってしまいました✨