これはとある少年の話。
少年は海外出張の多い叔母に海外に一緒に連れていってもらう事になった。
もちろん、1人じゃなく叔母の娘である少年の従姉妹と、叔母の知り合いの20歳前後の男と女。
この計5人でアメリカはニューヨークに行く事になった。
少年は中学2年生
英語なんて話せるはずもなく、同行してくれる大人達が頼りだった。
最初の事件は行きの飛行機の中で起こった。
5人でまとめて窓側の席を予約していた。
しかし、窓側の席は2列しかない。
つまり絶対に1人余ってしまう。
少年はその余りになってしまったのだ。
幸い、隣は空席だったため、相席になった他人に迷惑をかける事はなかったものの、
そのおかげで更なる危機に立たされる事となった。
飛行機が離陸し、リラックスしてフライトを楽しんでいた少年。
そこに前から機内サービスで飲み物を運んでくるお姉さん方。
まだ日本を離陸したばかりだきっと
『お飲み物はいかがですか?』
と綺麗な日本語で聞いてくると思っていたら、
そのお姉さん方が口にした言葉は
『What would you like?』
そう英語。
日本語で聞いてくると思っていた少年は完全に虚を突かれパニックに
パニックな中少年は必死に考えた。自分が英語で言える飲み物を。
そして少年が思い付いた答えは
『Coke please.』
少年は全く飲みたくもないコーラを頼んでしまったのだ。
だが、なんとか難を逃れた少年。
しかし、少年にはまだフライト中にいくつも困難が降りかかる事はまだ知る由もない。
to be continued