「管理栄養士になって、食べものを通して人の役に立つ仕事がしたい!」

そう決意をして、大学に進んだ私。

 

でも、管理栄養士と言っても活動の場は人それぞれ。

 

さぁ、何を目指そう?

 

 

そうこうしているうちに、大学生活はどんどん過ぎていきます。

 

気付けば3年生。

もう折り返し地点にいました。

 

大学生活にもすっかり慣れて毎日を楽しんでいる半面、後2年で学生生活が終わってしまう。就職先を考えなければ…という焦りも徐々に現れてきていました。

 

 

3年生になると、外部実習などの機会が与えられます。

保健所、企業の社員食堂(徳島は大塚製薬の本社があるので、そこにお世話になりました)、老健施設、病院の4か所を回りました。

 

 

ここで、この先の目標につながる運命の出会いがあったのです✨

 

 

外部実習の最後の行き先となった、病院。

そこは100床ほどの入院患者さんのいる病院でした。

担当して下さった方は、4,50代の穏やかな女性の室長さん。

室長、といっても、管理栄養士は1人だったと思います。

 

室長さんは私たちに丁寧に仕事の内容の説明を行い(実習先によってはクセのある方もいらっしゃったので、かなりありがたかった記憶があります)、その後病院内を案内してくれました。

病院の中を歩くと、様々な患者さんに出会います。慣れない私は緊張しながら歩いていたのですが、出会う患者さんは皆、室長さんを見かけるとパッと明るい笑顔になって話しかけられるんです。室長さんも、「○○さん、こんにちは」とすごく親しそう。時にはごはんの話で盛り上がったりもしています。

病院内を回った後、「さっきの患者さんはこんな病気で、こんな食事を出しているのよ」と教えてくれました。一人ひとりしっかりと把握されている!

 

その時まで、私にとって病院栄養士は「食事の管理をする」ただそんなイメージでした。

でも、室長さんはそれだけじゃなかった。患者さんに慕われ、笑顔を与える力を持っておられたのです。

 

「私も室長さんのように、患者さんを笑顔にする管理栄養士になりたい!!」

 

そして、病院栄養士を目指すようになりました。