今日は夜勤の日。

朝からいつも通り起きた私は庭で雑草と闘いながら過ごしていた。暑い中作業をしてると一本の電話。母からだった。


認知症なのは母も理解してるため、一生懸命隠そうとする。用件は迎えに来いというものだ。九州の実家に住んでる母。関東に居る私。行けるわけはない。


でも、母の中では私は学生らしい。

そう思ってるのだから仕方ない。自分の都合を話す母に苦笑い。応えてあげられない。仮に近くに住んでいても多分、要求には応えられない。


そろそろ限界だよなと私個人は思うけど、世話してる父は手放そうとはしない。多分、里帰りの際に言えば確実に喧嘩になる事案だ。


父の主張は誰にも迷惑かけない。だと思う。でも、実際色んな方の力を借りて今日という日を生きている。自分がやってる事を否定される事を受け入れられない。その気持ちもわからないわけではないから頭が痛い。


何が正解で何が間違いなのかはわからない世の中。そして、母の今は未来の私。あちゃーと思いながら、私は今日も夜勤へ行く。


頑張れ私。負けるな私。