妻籠宿から馬籠宿まで歩き通した。


同じ旅籠宿だけど、ロケーションや作り方、集客の仕方が全く違うね。
中部に来て五年半が過ぎたけど、主だった世界遺産や名跡やらいろいろ楽しめた。
特に岐阜がこんなに魅力的だとは思ってもいなかった。そういえば、最近、やけに岐阜を題材にしたテレビドラマや大河、アニメが多く、その都度、聖地巡礼とかのイベントも組まれている。これらの観光資源も重要な収入源だろう。
その企画の組み方もなかなか魅力的だ。
さて、馬籠宿。

馬籠峠から平地まで続く坂の町だ。坂の両サイドを旅籠やら物販、飲食店が連なる。街全体の設計や店舗の配置やら誰がコーディネートしているんだろうか?
そのうちの一つ、道中お焼き本舗。 

文字通り、お焼きの専門店だ。
お焼きのルーツは、岐阜の隣り信州が発祥みたいで、昔のファストフードかおやつかよくわからないが、もともと、野菜を小麦粉で包んで焼いたものらしい。
この店のお焼きも野菜がメインだ。
よもぎとくるみはあんこが入っているとのことだったので、よもぎにした。


この場所で食べますかと聞いてくれたので、軒下の椅子に座って食べることにした。
すると、お茶にお新香も出してくれた。
素朴な味わいのお焼きとお茶で一息。お新香もシャキシャキしてうまかった。