記憶力、メンタル強化!夜遅くまで寝ないお子さんは成長できなくなってしまいます
こんにちは とむです4月の新学期から1ヶ月が経ち、子どもたちは新しい生活環境に慣れてきて、夜遅くまで寝ない、朝はなかなか起きない……そんな悩みはありませんか? 実は睡眠は生活習慣というだけでなく、記憶に関係する脳の発達にも関わるなど子どもの将来に大きく影響する問題なのです。お子さんの睡眠については、まず『基本的に長く眠ってもいい』とポジティブに考えてください。眠らない=頑張り屋というイメージは誤解で、スポーツも勉強も高いパフォーマンスを発揮するには、しっかりと眠ることが大切です。眠っている間、成長や精神の安定に欠かせない物質の分泌が活発になり、細胞修復などのメンテナンスも行われると言われています。また睡眠中に記憶が再整理されて、学んだことを定着させる役目もあります。つまりテニスの練習で学んだことを寝ているときにしっかりと定着してくれるんです。十分な睡眠で身体と心もリフレッシュさせるためには、10代前半までの子どもに適切な睡眠時間は8時間以上とされています。しかし夜遅くまで起きている今の生活で、毎日8時間眠れるお子さんは少ないかもしれません。あなたが何度も「もう寝なさいよ」と言っていることでしょう。日本人の生活が変化したことで、お子さんが十分に眠れてないのではないでしょうか。生活が夜型にシフトして睡眠時間が減っているだけでなく、スマートフォンやテレビ、ゲームなどが発する強い光によってなかなか寝付けない状態に陥ってしまいます。しかしすべてのお子さんが8時間や10時間の眠る必要はないんです。ゴールデンタイムを生かす、眠り方・起き方のコツをお教えします。実は日中眠くならずに元気よく過ごせるなら、多少時間が短くても質のいい睡眠がとれているのです。また睡眠は長さだけでなく、『睡眠のゴールデンタイム』といわれる22時から翌朝2時頃までを深く眠るように、自宅での過ごし方を工夫することが大切なんです。22時から2時の時間帯は、身体の成長や精神の安定に役立つ物質が多く作られるので、それをしっかり吸収するチャンスなのです。しかしほかの家族が夜遅くまで起きているのに、子どもにだけ早く寝るよう促してもあまり効果的ではありません。お子さんは1人で生活するわけではなく、家族との暮らしに大きく影響されます。そのためお子さんの睡眠を変えるには、ご家族の協力が絶対に必要ですね。特に、『夜はお子さんをしからない、 けんかをしない』のも重要です。お互い気持ちが高ぶると、眠りに入る準備を妨げます。睡眠のリズムが崩れたときは無理に眠ろうとせず、翌朝に光を上手に使って起きる時間をリセットする。さらに日中はアクティブに動き、夜は睡眠に自然に休む習慣を取り入れましょう。時間帯に応じた睡眠を改善する『おやすみ習慣』を紹介します。 子どもが起きる30分前に 外の光を入れて部屋を明るくする 朝 光を使う目覚まし時計は自然に目覚め、 眠りの満足感アップ 快適な眠りのサポート材料 牛乳、豆、米などの タンパク質の多い朝食に 眠いなら20分ほどの昼寝で 満足感を持たせる帰宅後 22時から翌朝2時までは 深く眠れるように予定を組む お風呂に入れるなら ぬるめの温度でリラックス就寝前 軽いストレッチなら 睡眠時の温度を下げる効果も22時から翌朝2時頃までをぐっすりと眠れるようにまずは今すぐお子さんをのびのびと好きなことをさせて遊ばせてあげてください。やっぱりめい一杯体を動かすとお子さんもすぐに眠りますしね。