アメリカ流儀

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ロサンゼルスでも、なかなか火がつかなかった電動アシスト自転車の人気に、今年の春やっと、若者の間で火がついたようだ。

ビーチ周辺の若者やキッズを中心に、ファットタイヤ(極太タイヤ)のマウンテンバイク型やビーチクルーザー型が人気のようだ。そこら中、ファットタイヤが走り回っている。

電動アシストなので、大人が乗っても楽ちんで、一度乗るとやめられないらしい。見た目もロサンゼルスのビーチにピッタリだ。

価格は1,000ドル(約11万円)前後からあるので購入しやすい。1,500ドル前後がボリュームゾーンのようだ。ビーチ周辺に住むリッチなキッズの必須アイテムになりそうな勢いだ。

レーシング自転車でストイックに急勾配な坂道を登るスキンスーツのお兄さんたちの横を、アイスクリームを食べながら楽々登っているキッズの姿を見ると、つい笑ってしまう。。

 

                                          

 

今回もデータではなく、現地の肌感覚による個人的な意見を述べさせて頂きます。

 

いよいよカリフォルニア州は、州知事の宣言通り、6月15日から完全経済再開となりました。

各種規制の撤廃となるこの日を期待して、あらゆる業種でコロナ明けの新しい世の中のための準備をしてきました。

 

旅行業界では、日本の回復が遅れている中、日本往来に関してはまだ動きが鈍いものの、旅行会社によってはアメリカ国内旅行において70-80%くらいに戻りつつある状況だそうです。

 

レストラン業界では、経済再開を待てずにいた人々によって、徐々に混み始めていたが、完全再開を機にマスク・消毒などの衛生管理は引き続き徹底するものの、隣の席との距離は近く、鮨詰め状態の店舗も見受けられます。

 

街中のマスク姿は、着用することに慣れたようで比較的徹底しているものの、していない人に関しては気にしていない様子です。

 

日本とは違い、コロナの変異株の心配をする声は街中で聞くことはまずありません。あまり意識していないようです。それよりも完全経済再開を謳歌することが経済復活のモチベーションになっているようです。

 

 

 

今日は私の目で見た身の回りのロサンゼルスの様子をお伝えします。

 

車社会であることとコロナ禍のロックダウンが重なり、運動不足となっていたので、去年の夏から健康のため近所の公園へウォーキングに行っています。

そこでこの数週間、非常に気になるのは、公園でマスクを全くしない人によく出くわすようになったことです。

BBQのお誘いや会議もオンラインではなくリアルなところも増えてきました。レストランの店内飲食は急激に密度が上がっていて、ちょっと家族連れでは怖い気がします。

ショッピングモールやビーチは週末ともなるとパーキングスペースはいっぱいで、駐めるところを探すのに苦労します。

 

子供たちの学校は、現在、週2日は通学、3日はオンラインと言うハイブリットです。通学の朝は、検温と体調確認をアプリで入力して、学校の校門でアプリの確認後、校内に入ると言う状態です。9月の新学年新学期からは、やっと毎日通学に戻ることになりました。

そこでの心配は、子供たちのワクチン接種です。アメリカでは12歳以上はワクチン接種可能です。アメリカ人の親たちはすぐにでも子供達に接種させる人が多く感じます。個人的にはワクチンの長期的な副作用とコロナに感染した場合の長期的な後遺症の不安との間で迷っている状況です。

 

個人的には、当分マスク着用で過ごしていくつもりですが、ワクチンを接種すればマスクを外して良いと政府が宣言するとアメリカから急激なスピードでマスク姿の人が減っていく気がします。皆、このまま必要なところでマスクと消毒をし続けて、ソーシャルディスタンスをとりながら、経済再開を進めていくことが変異種への対応も考えるとベストではないかと私は思っています。