「出演者と客の間に2メートルのソーシャルディスタンスを確保する」と穏やかな入り方なんだけど、それが確保できない場合からが、もう想像力の欠如というかなんというかで・・・

 

まず「店が狭く2メートルを確保できない場合」というのがあり、

その場合は、「フェイスシールドを着用する」

 

???

てっきりお客さんが着用すると思って、「お金かけさせてしまうなー」って思ったんだけど、なんと俺の想像力が足りず、政府の案は「出演者にフェイスシールドを着用してもらう」という画期的な物だった。

 

さらにそれがフェイスシールドを付けたメンバーがライブをしているイラスト付き

これがまた純粋無垢なイラストで言われた事はなんでも聞きます的な雰囲気があるわけ。

 

で、それを見た俺はうちのバンドのメンバーを想像してしまったから噴き出してしまった。

 

空間を全て考えてセットを組み演出も考えてある中で、SEを流してフェイスシールドを付けたメンバーが出てくるって・・・

 

もう通り越して「是非見たい!」にまで行ってしまった。

 

でもなんで政府はここまでアーティストの表現に敬意を払わない要求をできるんだろうな?

森法務大臣に答弁の時に「水着でやれよ!」というような話なんだけど、他人事なんだろうな。
 

ていうかこれに賛成した女議員には俺から全員国会答弁は「水着でやれ!」と言うわ。

 

他には、「客同士は1メートルのソーシャルディスタンス」とあるんだけど、大体ライブのキャパ計算というのは1平米あたり3名で計算するんだけど、ここで1メートルを要求してくるという事は1平米あたり1名になるのでキャパは3分の1となる。

つまり売り上げは3分の1という事。

 

そうなると3分の2のチケット代は要求する政府に払ってもらうのが筋なんだけど、政府は「そんなもん知った事じゃない」というわけだ。

そして日本人はおとなしいからあきらめて従い路頭に迷う事になる。

その一方でサービスデザイン協議会という所が政府の仕事を右から左に振るだけで20億円も中抜きしている。

 

なんか日本て良い国ですね・・・w