没後30周年で多くのファンが訪れている「ロックンロールの帝王」、エルビス・プレスリーの遺品を展示している米テネシー州メンフィスの旧邸宅グレースランドから愛用の拳銃が盗まれたが、近くの移動式トイレから発見された。
 現地の報道によると、16日、グレースランドの裏手の移動式トイレを掃除していたトラビス・ブルッキンズさんは、便器の中に9ミリ口径のスミス&ウェッソンを見つけ、おもちゃだと思って自宅に持ち帰った。その銃のことはほとんど忘れかけていたが、20日にグレースランドから拳銃が盗まれたことをニュースで知り、すぐに警察に連絡、拳銃を提出した。
 警察では、旧邸宅を訪れたファンが発作的にこの銃を盗み、興奮してトイレに駆け込んだが、そこで正気を取り戻し、便器の中に捨てたのではないかと推測している。防犯用のビデオには、変わったサングラスを掛けた男が展示ケースに近づき、拳銃を持ち去る様子が撮影されていたが、警察は犯人を突き止められないでいた。
アジア杯準決勝(25日、ハノイ)DF中沢佑二(29)=横浜M=とDF阿部勇樹(25)=浦和=は得点を決めたが、守備では3失点を喫した。

 2度も訪れた天国と地獄に、整列の握手もできないほどだった。悔しさ、無念さ、やりきれなさ…。中沢は試合終了の笛の後、両手で頭を抱え、茫然自失としたままだった。

 「悔しい。セットプレーで点を取られた。跳ね返すだけの力がなかった。収穫? 今は考えられない。ネガティブに物事をとらえてしまう」

 試合後もショックを隠せない。前半35分、注意していたセットプレーから失点した。しかし、その2分後、中沢がMF遠藤のCKに反応。長髪を振り乱し、ゴールに飛び込まんばかりの勢いでヘッド弾を決めた。6月1日のモンテネグロ戦以来、6試合ぶりの日本代表通算11得点目で流れを引き戻した。

 しかし、再び地獄が訪れた。1-1の後半2分。立ち上がりの時間帯を注意するのは鉄則だが、左サイドを崩されてクロスを上げられ、FWハサウィのヘッド弾を食らって勝ち越された。

 その6分後、センターバックのコンビを組むDF阿部が、MF遠藤のCKをFW高原が頭で折り返したところに反応。負傷を恐れずに無理な体勢からボレー弾。昨年8月のイエメン戦以来、13試合ぶり日本代表通算2得点目は、着地時に左手首を痛める、まさに身を削っての同点弾だった。

 それでも地獄が待っていた。同12分、中沢、阿部の2人でマークしながらFWハサウィに失点を許す。結局、オシム・ジャパン発足後最多となる3失点。2人は自らの責任を痛感した。

 「FWの能力が高かった。3点目も(相手を)止めていたら失点はしなかった。自分の力がなかった。非常に悔しい」

 目を真っ赤にした阿部は今にも泣きそうな表情。ドイツW杯でのリベンジ(中沢)、恩師オシム監督への恩返し(阿部)と、さまざまな思いを込めて戦ったが“志半ば”で終えた。

 それでも今大会、浦和DF闘莉王の負傷離脱の中、守備を支えたのは間違いなく、このDFコンビ。南アフリカW杯まであと3年。リベンジは“本番”で達成すればいい。
米大リーグ、ヤンキースの松井秀は22日、当地でのデビルレイズ戦で5番・左翼で先発し、今季17号のソロ本塁打を含め6打数5安打2打点の活躍。3試合連続本塁打で、自己記録を更新中の月間本塁打は9本目。1試合5安打はレギュラーシーズン初めて。デビルレイズの岩村は1番・三塁で出場し4打数1安打。試合はヤンキースが21ー4の大勝。
 マリナーズの城島はブルージェイズ戦の八回に左中間二塁打を放ち、3打数1安打。イチローは4打数無安打だった。チームは0―8で敗れた。
 レッドソックスの岡島はホワイトソックス戦の七回途中から登板し、1回3分の1を無失点に抑えた。ホワイトソックスの井口は出場しなかった。試合はレッドソックスが8―5で勝った。
 ロッキーズの松井稼はナショナルズ戦で4打数無安打。チームは0―3で敗退。カージナルスの田口はブレーブス戦で2打数1安打だった。チームは延長十回表に一挙5点を入れ7―2で逆転勝ち。