5月4日はスターウォーズの日。
と言う事で、昨年末に公開されたフォースの覚醒ブルーレイ&DVDが発売されました。

映画公開して直ぐに、劇場で鑑賞してたのですが、
その時は正直、内容にガッカリしてしまっていました。(特に後半の展開)

なので、蔵書用に毎作DVDを購入して居たのですが、
今回からディズニーピクチャーに成った事で、抱き合わせ商法
(DVDとブルーレイを選べず、両方強制的に買わされ高額になる)というのも有り、
今回は買わなくて良いかなぁ~と思い始めて居ました。

ですが、シリーズ全体のファンと言う事も有り、
やはりファンとしては。シリーズはコンプリートしなければ!と思いました。

また、劇場で一度しか鑑賞して居ないのに、駄作と決め付けて良いのか!?
という思いもありました。

実際に、前シリーズのエピソード2は、主人公のアナキンが全く魅力的でなく、
全体的に良い印象を持ちませんでした。
しかしエピソード3も公開されて、それぞれDVDで通して何回か見た場合、
アナキンが暗黒面に落ちるさまを上手く描写されて居たのだと気付けました。
3部作の一作として見れば、非常に計算された作品だと思えた事も有り、
今回の三部作も、三部作を通して、何回も見直せば、良さが解るかも知れない、
と思い直しました。

と言う事で、改めて今回のブルーレイ&DVDを予約して、
スターウォーズの日である5月4日に、無事GET出来ました!

と言う事で、早速2度目の鑑賞をしました。
映画公開時は、ネタバレ禁止要素の強いストーリー展開も有り、
それを自主規制する風潮も有りましたので、敢えてレビュー的な文章を書かないようにして居ましたが、
今回、劇場公開も終了し、ブルーレイも発売されましたので、改めてレビューと今後の展開予想
(と言うよりも完全に願望)を書いてみたいと思います。


まず良かったと感じた面を書きます。
冒頭のタイトルと前段ストーリー説明文というお馴染みなあとに、
惑星の蝕になるように、スーパースターデストロイヤーが星を覆って来る場面。
これがとても大好きでした。
シリーズのどれにも無く、しかしスーパースターデストロイヤーの大きさと迫力を
印象的に表現する、という、シリーズのファンのお約束な演出に、
JJエイブラムス監督のスターウォーズ愛を強く感じました。

そして新キャラクターたち。
特に、フィンとポーが良かったですね。
大体、フォースと関係ないキャラって友軍の隊長でもモブキャラみたいに
直ぐ死んじゃうんですが、ポーはフォース(ジェダイ)と関係無くても活躍しそうで、
カルリシアン男爵のような主要キャラに成りそうで嬉しいですね。
そしてフィン。
敵軍の一味なのに味方に成ると言うのも無かった展開なので、とても新鮮でした。
新鮮と言う事で言うと、主人公がヒロインというのも新鮮でしたね。
BB-8も可愛いです。
このように新鮮だと、本当に新しいサーガが始まったのだ!と感じられて
とてもワクワクしました。
だから、序盤から中盤に差し掛かる頃は、とても感激して居たのを思い出します。
以上が良かった点かな?

次にネガティブに感じたのは、スターウォーズファンに迎合し過ぎだと思った事です。
ファンを喜ばせる為なのかも知れませんが、スターキラーはデススターですし、
狭い隙間でのチェイスや、要塞の溝に入っての襲撃、「要塞主砲発射何秒前です。」
のカウントダウンしながらギリギリで作戦成功等、
過去の作品のリメイクを見させられてると錯覚しました。

また、登場する戦闘機が、30年も経ってるのに全然進歩して居ないのってどうなの?
と思いました。

スターウォーズは機械のリアリティーと言うのが売りだったと思います。
ミレニアムファルコン号は、主要キャラの内一人の専用機にも関わらず、格好良い最新型ではなく、
オンボロだったと言うのが斬新で、またリアリティーがあると評価されていました。
そんなスターウォーズのお家芸、リアルを追及するならば、
Xウイングや、TIEファイターが、まだ現役っていうのは、リアリティーと言う意味では有り得ないかなぁ~と思いました。
ミレニアムファルコンに至っては、30年前ですらオンボロと言われて居たのに、
それから更に30年経っても、当事の速いと言われてたスピードを越える戦闘機が開発されて居ない、というのも腑に落ちませんでした。
デザインや意匠が似てるが、性能は格段に進化してる後継機、等、30年後を想定できる設定の戦闘機を出して欲しかったです。
ミレニアムファルコンが未だに第一線級の性能的存在である理由みたいな設定も欲しかったです。個人的には。

まぁ、以上のネガティブは、ファン宛へのサービス的な側面を考えれば、
個人的に不満は感じてても、上記理由が有ると思うので、まぁ仕方がないかな?とは思うのですが、

一番不満に感じた。と言うよりも、決定的に駄作みたいに成っちゃったなと思うのは、
敵役のカイロ・レンが、全く魅力的じゃない。と言うのが、個人的には致命的でした。

まずは弱い!弱すぎる!!
公開前の予告では、「今度の敵はこいつだ!」的に散々煽られてて、
蓋を開けてみたら、怪我をして居たとは言え、フォースも身に付けて居ない元ストームトルーパー(一兵卒)のフィンに、
セイバー戦で互角に近い展開になるし、(そもそもその前に、怪我をした原因がチューバッカが撃ったブラスターが避けれないって…)
フォースに目覚め始めたばかりで修行もして居ないレイには、負けに等しい引き分けで、やっと命拾いした。というていたらく。
精神的にも、悪にも成り切れず、まだウジウジと悩んで居る様子も、敵として大丈夫?と不安に成るし、
些細な事で癇癪を起こして、機械に当り散らす所とか、まだ子供なのかな?と、厨二病を患ってる感じが、凄い小さい男感がつよくて、本当にガッカリでした。

これから、修行を積むレイとは、どんどんと実力の差が付き、ダブルスコアな感じに成っちゃう予感しかしなくて、
今後の盛り上がらない展開に、とても心配に成りました。


でも、そこはスターウォーズ。そしてエンタメの大企業ディズニーです。
このまま終るとも思えないのですよね。

そこで私なりに、今後の展開を予想(というか願望)を、レビューとは別に書いてみようと思いました。



エピソード8で、ヒロイン(主人公)だと思われていたレイが、
スノークの姦計に嵌り、暗黒面に堕ち、暗黒卿としてダース○○の称号を得る存在に成って終ると言うバッドエンドはどうでしょう?

スノークは、カイロレンからフォースに目覚め始めた女が居る。とレイの存在を聞かされて
「それが本当なら、私の前に連れて来い」と言いました。
またカイロレンは、ハンソロから「スノークはお前を利用して居るだけで、
用済みに成ったら捨てられる」と言っています。

実際に、カイロレンよりも強いフォースを持つ人間が現われれば、
スノークはカイロレン(ベン・ソロ)を見限り、レイを弟子にしようとするでしょう。
そして、レイはEP7の終盤、レイアに優しく抱きしめられました。
レイはハンソロを父親のように想って居たのと同じように、レイアにも母親に似た感情を抱いて居ると思います。
なので、EP8の中で、ソロを殺されても、まだ息子を想う母親レイアの心情も聴くと思います。
そこで、レイアの為にと、自分がベン・ソロを光明面に戻そうとすると思うのです。
その気持ちを、スノークは利用し、レイを暗黒面に誘うのです。
EP8は、レイが暗黒面に落ち、未熟なカイロレンは到達出来なかった、シスの暗黒卿ダース○○にまで登り詰めます。
ここで、レイをも暗黒面に落として、今までファーストオーダーの指導者として存在していたスノークの正体も明かされます。
何とスノークは、嘗ての銀河帝国皇帝パルパティーンで在り、シスの暗黒卿ダースシディアスの裏切りで
殺されたと思われた思われていた、シディアス卿のマスター(師匠)。
そして、フォースを使いミディクロリアンを生成して、アナキンと言う人間(生命)を誕生させる事に成功していた、
ダースプレイガスその人であった事が明かされます。
(スノークの正体は、ファンの間ではプレイガス卿ではないか?と噂に成ってますね)
レイも暗黒面に落ち、もうレジスタンス絶対絶命!そんなバッドエンドでEP8は終ると書きましたが、
しかし、レイの身を挺した行動により、自らの愚かさに気付いたカイロレンは、
ベン・ソロとして、パダワンに戻るという展開を予想します。
このカイロレンがベン・ソロに戻るという話ですが、レイの必死な行動も有りますが、
EP7で、息子であるカイロレンに殺される時の、ハン・ソロの表情も伏線に成ってる気がします。
カイロレンに刺されたハン・ソロは、息子を救えなかった後悔や、息子が悪に転落した無念を感じた、
そういう死に方の表情では有りませんでした。
命を落とす最後まで、息子の頬を優しく触り、再会出来た事の安堵と、息子はまだ悪に成っていないと強く信じる、
そんな眼差しだったように感じました。
だから、レイはベンの心に訴える時に、両親の子供への愛を訴え、ベンは自分が父親を刺した時の、父親の表情を思い出し、
親子の愛を実感して救われるのです。
こうして、わずかな希望を残し、EP9へ。


そしてEP9で、修行の途中で裏切り、暗黒面の誘惑に負けた事を、師匠のルークに詫び、
再び彼の元でパダワンとして一からジェダイへの修行の再開を懇願します。
ルークはレイが暗黒面に落ちた事にショックを受けましたが、そのレイがベンを救った事、
そのベンが再び自らの元へ戻って来てくれた事に、希望を見出し、ベンを許し、厳しい修行を課す事にします。
そして遂に、ベンはカイロレン時代の力を超える実力を身に付け、ジェダイナイトとして修行を完遂させます。

そしてマスターのルークに言うのです。
「私を暗黒面から救ってくれたレイを、今度は私が救いに行きます。」と
それを聞き、「無理だ。暗黒卿のダースプレイガスの力は強大だぞ。
まだマスターに成って居ないお前が行けば、再び暗黒面に囚われる。もうお前を失いたくは無いのだ」と
(この台詞は、EP5のオビワンがルークに言った事へのオマージュ)
それをベンはキッパリと否定して、ルークの修行が完成した私は、二度と暗黒面には転向しないと告げ、
ファーストオーダーの最終基地へ向かい、レイを救い、更に諸悪の根源、暗黒卿ダースプレイガスを倒します。
勿論、この時に使用する武器は、アナキン・スカイウォーカー相伝の青いライトセイバーです。
(同時に、レジスタンスはファーストオーダーを壊滅させる)

このように、レイがヒロインだと思われて居たが、実の主人公はカイロレン(ベン・ソロ)で、未熟なベンの成長物語だった。
と言う事であれば、EP7での、敵役カイロレンのヘタレっぷりが伏線として生き、物語の膨らみを持たせ、大いに盛り上げてくれます。
そして、カイロレンが、おじいちゃんであるアナキン・スカイウォーカーを尊敬して、拘っている。
と言う設定にも意味が生まれます。
そう、ベン・ソロも、祖父と同じく、ジェダイで有りながら暗黒面に落ち、再び光明面に戻って、フォースにバランスをもたらすのです。

こうして、アナキン・スカイウォーカー一族の伝説が完結します。

因みに、レイも、アナキン一族に縁がある人物と思います。
多分、ルークの娘の可能性が高そうですが…
(更に余談ですが、フィンはカルリシアン男爵の子供らしいですね)


如何でしょうか?私の予想(願望)
敵役と主人公のネジレを起すと言うのは、完全に私の妄想ですが、
どちらにしても、私が一番不満に思っていた、敵役のカイロレンへたれ問題が、
意味のある伏線であってほしい。
今後のEP8やEP9が、このヘタレが生かされる展開になってくれる事を願ってます。
今回はKATZEのベスト10です。
ふと、まだこのバンドやってない事に気付いてやってみました。
このバンドは、高校時代に仲が良い同い年の音楽好き従兄弟に、
「ビートバンドで格好よいバンド知らない?」と言って教えて貰ったバンドでした。
その後、KATZEのボーカル中村敦さんは、私が一番熱狂したバンド、
Jiænのボーカル西城生馬さんとは「兄弟」と呼び合う仲で、ギターの尾上賢さんも
Jiænの解散ライブに駆けつけたり下さってたり、解散後に中村さんと共に生馬さんとは
何度か競演する等、浅からぬ間柄と言うのを知り、嬉しかった記憶が有ります。

それと、もう一つ好きなアーティストで、元DOG FIGHT、現WDRSのtaishoも、
中村敦さんとは競演されて居て、よく思い出話で中村さんの名前が出て来るので、
いつかはWDRSと中村敦さんの競演というのも観てみたいですね。

では早速ランキングです。


1.STAY FREE
2.SOME DAY
3.TEEN
4.LOVE GENERATION
5.BLIND EMOTION
6.CHEEK TIME
7.AGAIN
8.LONELY NIGHT
9.Shocking Part2
10.STAY OR GO!

というランキングです。
ファンからは「あの曲が入って無いじゃないか!」とツッコミが来そうですが、
筆者の独断と偏見的と言う事で、独特な感じを楽しんで頂ければ。

1位のSTAY FREE、2位のSOME DAYは、国内8ビート系楽曲の中でも、
かなり上位に位置するくらい名曲だと思ってます。
3位のTEENは、やはりデビュー曲ですし、このバンド楽曲でのカラオケ化運動で、
最初に活動した曲というのも有り、思い入れが深いです。
4位のLOVE GENERATIONは、私がKATZEで一番始めに聴いた曲なので、
ひよこの刷り込み的効果が有るかも知れませんね。

80年代半ば、大阪でインディーズ若手としては伝説的な人気を誇ったoi PUNKロックバンドthe wanderersの解散から30年の時を越え、遂に1stアルバム「1986」が発売された。

そのアルバムが素晴らしいので、販促協力の意味も込めて、このアルバムについての記事で、久々のblog更新をしたいと思います。

まず、アルバムのレビューの前に、読者の皆さんはWDRS (the_wanderers)とは何ぞや!?
と思われる方も多いと思いますので、アルバムより前に、このWDRS (the_wanderers)と言うバンドを紹介したいと思います。


「the Wanderers」は、80年代前半に兵庫県尼崎の塚口中学の仲間で結成。
この塚口中学には、先輩として他に、日本のoi PUNKバンドの代表格、COBRAのオリジナルメンバー、YOSU-KOとNAOKIも出身と、日本のoi PUNKの聖地とも呼ばれている(要出典←Wikipedia風)
メンバーは、ボーカルAKIRA(現taisho)、ギターchuma、ベースkochi、ドラム ローリング竹村の4人だ。

ボーカルのAKIRAは、日本のパンクバンド代表格である当時のLAUGHIN' NOSEのギタリスト、と言うだけでなく、その後、COBRA→DOG FIGHT→SAと名だたるバンドを渡り歩き牽引する、現在でも筆者の中では日本ロックギタリスト5指に数えられるであろうNAOKIの実弟だ。
(因みに、AKIRAというステージネームは、ラフィンのボーカル チャーミー氏が名付け親だった気がする)
ギターchumaは、taishoの相棒的な存在、パンクギタリストとしては異質な、まるでヘビメタギタリストか!?と聴き間違える程の速弾きを特徴とするギターで、パンク界に異彩を放つ。
当時からPUNKだけに囚われず、色々なジャンルの音楽を吸収し、メロディーもしっかりとして居た為、勢いだけと成り勝ちのPUNK界の中でも、異彩を放つと共に、その音楽性の高さで注目された。
当時、COBRAのYOSU-KO主催のoi PUNKオムニバスアルバム「oi of JAPAN」にも参加する等、実力が認められ、大阪を中心とした関西ライブシーンでは、若手の中でも話題の動員を誇った。
そんな中、LAUGHIN' NOSEのAAレコードから、2枚組シングルレコードが発売決定!バンドもこれから!と言う中、メンバー間の軋轢も有り、レコード発売を目前にして、バンドは解散してしまう…

こうしてthe Wanderersは、知る人ぞ知る伝説のバンドと成ってしまった。


その後、ヴォーカルのtaishoは、上京後に東京the Wanderersを結成、そしてCOBRA解散を受けた実兄NAOKIより乞われて、DOG FIGHTとしてメジャーデビューを果たす。
このDOGFIGHTは一般的にはCOBRAの後継バンドと言う認識の方が多いかも知れない、だがDOGFIGHTは、COBRAを辞めたcowcow二人の余波で急遽結成されたバンドと言う事で、デビューは決まって居ても持ち曲が全く無い状況だった。
そんな状態だったので、実はDOGFIGHTの1stアルバムは、殆どがthe Wanderersの曲を原曲としてアレンジされて出された物だったのだ。
なのでthe Wanderersは、その後、渋谷公会堂や、大阪城ホール、後楽園ホール、日比谷野音等、国内の名だたるホール級ライブ会場を一杯にした凄いバンドの、前身バンドと言っても過言では無いだろう。

その後、DOGFIGHTは解散、taishoはソロ、バンド形態と地道に活動する。
そんな中、2011年3月に、日本では東日本大震災が起こる。
ギターchumaは、この時、人間いつ命を落とすか解らない事を実感し、生きてる内に後悔をしないように生きなければ、と強く感じたという。
そして、彼にはずーっと後悔して居た事が有った。それは20数年前に解散したthe Wanderersの相棒、taishoを傷つけてしまった事。その事をずーっと謝りたいと思い、それが出来なかった事に悩んで居た。
そんな中、未曾有の災害が起こった。
命ある内に、taishoに謝らなければと強く思ったchumaは、音信不通だったtaishoに勇気を出して連絡をした。
そして奇跡の再会を果たした二人、謝罪したchumaさんにtaishoは「思い出に罪はないよ」と声を掛けたと言う。
お互い仲違いしてしまったが、taishoにとってもthe Wanderersは大切な思い出だった。
DOGFIGHTの1stシングルは、実はthe Wanderersの解散した日を歌った曲だったが、この歌詞にも「くだらない過去じゃない」と歌われて居る。
それにDOGFIGHTのファンにも、taishoは事ある毎に「昔chumaって言う凄いギタリストの相棒が居たんや」と話して居たらしい。
そんな二人なので、直ぐにこの再会で昔を取り戻すように、二人の友情が復活した。
そしてtaishoは、改めて「ワイの相棒はコイツだけや!ワイの横でギターを弾くのは」と強く感じたのだろう。
意を決してthe Wanderersの再結成を打診した。
chumaさんもアマチュアでバンド活動はして居たが、今は仕事がメイン。本格的音楽活動からは遠ざかって居たが、この相棒の申し出に、二つ返事でOKした。
しかし他のメンバーもそれぞれ生活が有り、仕事が有った。そんな中の打診だったが、他の二人も誰一人再結成を否定しなかった。
ここに26年振りにthe Wanderersが、オリジナルメンバーでWDRS (the_wanderers)として復活したのだった。

筆者は、このthe Wanderersの事を、この一連の再会&復活劇を目撃する前後に、昔関西で伝説のバンドとして活動して居たと初めて知った。
正直、永いブランクの中、どうなんだろう?と言う気持ちも無きにしも有らずと言う感じだった。
でも、再結成後初めて発売されたシングルを聴いて、ぶっとんだ。
このシングル2曲は、原曲はヤングワンダラーズ時代、既にtaishoがデモテープで作って陽の目を見て居なかった物を、リアレンジして改めて形にした物だった。
その作曲センス、これが10代の少年が作ったものか!?と今更ながらにtaishoの才能に舌を巻くし、そのアレンジ力、大好きな速弾きギターソロテクニック等、それを支えるchumaというギタリストの実力も、taishoに「相棒はコイツだ!」と言わせるのは伊達じゃないと実感した。ベースのkochiさんも安定したリズムを刻むし、ローリング竹村さんなんかはバンド解散後、全く音楽をやって無かったとは思えない感じだ。
聴いた途端に、筆者はこのWDRS (the_wanderers)のファンに成ってました(笑)

こうして、次々とシングルや新曲を出し、マイペースながらライブ活動も続けるWDRS (the_wanderers)。
そんな中、バンドとして(ファンの要望も多く)どうしても、ちゃんとアルバムをリリースしたかった。との思いも有り、この製作に注力する為に、ライブ活動も控えて渾身の力作として出されたのが、この1986だった。

当初、taishoはこのアルバムを今の自分達(PUNKに拘らず、良い音楽は全てやると言う自由なスタンス)の集大成として出す計画だったそうだ。
そこに待ったを掛けたのが、chumaさん。
chumaさんは、やはりヤングワンダラーズが仲違いで中途半端に解散してしまって居た状況を、ずっと自分の中で落とし前が付いて居ないと感じて居たらしい。
なので、ヤングワンダラーズへのケジメを着ける為にも、もし1986年の夏に、俺達が解散して居なかったらどんなアルバムを作っていただろう?
と言うコンセプトのアルバムを作りたいと提案した。
そして、新しい事はこれからも幾らでも出来るから、と、栄えある1stアルバムは、ヤングワンダラーズへの落とし前的なアルバムと成った。

と言っても、そこはWDRS (the_wanderers)、単にoi PUNKへの原点回帰だけでは終らないのであった。
奇しくも1986年と言う年は、ヘビーメタルからディスコミュージック、テクノ等、多岐に渡るジャンルがヒットチャートを賑わせて居た年だった。
当時から多彩なジャンルからの影響を楽曲に反映させて居たthe_wanderersならば、この多彩なチャート状況にアルバムも影響を受けて居た筈!と、1986年らしさを出す事で、oi PUNKだけじゃない音楽も出来るという楽しい趣向の作品となった。

さて、前置きがとても長く成った(苦笑)

此処までのバンド紹介文を読んで、このバンドと、満を持してリリースされたアルバム1986に興味を持って頂けたら幸いです。


さぁ、いよいよアルバム紹介と成ります。



1.Asia~エイジア

多彩な曲を擁するワンダラーズを象徴する楽曲が、アルバムリード曲と成った。
タイトルの通り、東洋(オリエント)を連想させるエキゾチックな曲だ、
曲冒頭のベースのkochiさんが奏でるモンゴルの口笛ホーミーがその雰囲気を更に高めている。

2.夜明け前に

ストレートな8ビートロックだ。taishoが所属していたDOG FIGHTを嗜好するファンには非常に嬉しいキャッチーな曲だと思う。
歌詞も前向きで、これから来る人生の夜明けを感じて元気に成れる一曲。

3.Lonely War

どこか懐かしい雰囲気を感じる曲調、リズム、そしてoi PUNKバンドとして吟詩を感じれる一曲です。思わず拳を上げてノリたく成りますね!

4.Still

ミディアムテンポでしっとりとした曲ですね。ギターソロはオールディーズ好きなchumaさん独特な感じの年代を感じる格好良いプレイが聴けます。

5.昭和ロックンロール

これぞ、多彩なワンダラーズな真骨頂と言える一曲かも知れません。
タイトルはコテコテな日本人バンドっぽい感じですが、内容はバリバリのヘヴィーメタル!
ハードロック!! まるでKISSの曲を聴いてるみたいな本格派ですね。
そしてアルバムコンセプトにも成ってる、1986に隆盛を誇ったジャンルをやりたいと言う事でヘビメタを!との事です。

6.Shooting Star

taishoが夜のフェリーで見た流れ星の情景が原案との事で、どこか物悲しい雰囲気で
星空が良く似合う曲です。

7.Holiday!!

50年代のアメリカの風景を思い起こしそうなロックンロール曲ですね。
リーゼントと革ジャン、ポニーテールの女の子が似合いそうな曲です。
ギターと手拍子がとても曲の雰囲気をよくして居ます。
作詞は何とハイウェイレコードの社長!元木女史というのも聴き所です!
taishoに「ベイベーと」か「セクシーヴィーナス」とか言わしちゃってます(笑)

8.荒野に咲く薔薇

chumaさん曰く、ブルースリーの映画で使われそうな曲をイメージした曲です。
クラッシックギターとtaishoのボーカルが孤高のブルースリーにぴったり、どこかハードボイルドな雰囲気も有りますね。
非常に男を感じる曲です。

9.Love is Only Way

アルバムコンセプト通りな、30年前のヤングワンダラーズが演奏してても不思議じゃない!と言う一曲ですね。

10.to the one(あの夏の日へ)

この曲こそ、このアルバム1986のコンセプトを一曲に纏めたと言っても過言ではない楽曲でしょう。
この曲の原曲は、30年前のtaishoが、相棒chumaさんに作曲したデモテープ渡しておいて、作曲者本人も忘れられてた曲。
それを、名曲だと思っていたchumaさんが、ずーっと大事に保管していたそのデモテープを元に、遠く30年の永き刻を経て、やっと完成した曲です。
「もし俺達が、30年前に解散せず、アルバムを完成させて居たら、どんなアルバムを作っただろう?」そんな思いを、まさにこの一曲に集約させた名曲なのです。
その曲だからこそ、この1986のラストを飾る曲として一番相応しいと思います。


WDRS(ワンダラーズ)/Album「1986」digest



実際の音としては、↑のyoutubeで全曲サワリが視聴出来るので、雰囲気を感じて頂ければと思います。


購入は、

★WDRS(the_wanderers)公式webのオンラインショップ
★全国のディスクユニオン&オンラインショップ
★兵庫県尼崎市にあるレコード店 ミヤコレコード塚口店
★AMAZON
★iTunes
各種で購入頂けます。

是非!!