日本では「ビビンバ」って名称の方が多いようですが、「ビビンパ」でも間違いではありません。使ったのがコチラ。

こちらが「ビビンパ」を使用しているのでそう名乗りました(笑)。

マルハニチロから出ているレトルトのビビンパの素です。マルハニチロといえば高橋一生が出ているCMが印象深いです。最初は新卒採用のために「こんなことをやってる会社ですよ」っていう企業CMなのかと思ったら、こちら、来年春に「ウミオス」に社名変更するんですね。社名変更するのに何で「マルハニチロ」って名前をアピールしてるんだろうと最初は思いましたが、現社名が浸透していないと社名変更の効果が薄れますからね。

ビビンパといえば大昔、「石焼ビビンパ」というチェーン店がありました。今も数店舗残っているみたいですが、行ける範囲には店は残ってないですね。ゲーム業界時代、神田に車で通っていた時期があるのですが、その帰り道、神保町にお店がありました。石焼ビビンパを𠮷野家のようなファストフードのスタイルで提供しているお店で、本格的な石焼でジュージューおこげを作って食べるシステムだったので、よく帰り道に寄りました。一方通行の道にあって車が止めやすかったですし。石焼ビビンパって大好きなんですが、それだけ食べに焼肉屋に入るのもちょっと抵抗があるので、最近はなかなか食べる機会がないですね。

そんな中、週末にスーパーでこれを見つけ、オートミールに応用してみようと思った次第です。

では調理開始します。最初にオートミールをレンチンするわけですが、少し下味を付けたいと思いました。多分、創味シャンタンがあれば良かったんですが、先週末使い切ってしまいました。かといって和風だしもちょっと違うしブイヨンはさらに違う感じがして、結局水、トマトジュース半々でレンチンしました。トマトって昆布に多く含まれるグルタミン酸と干しシイタケに多く含まれるグアニル酸が豊富で、それ自体ダシになるんですよ。あさりの味噌汁なんかを作ってみたら一味足りない、みたいな時、ほんだしとか追加するとその旨味で塗りつぶされてしまうので、こんな時はケチャップを少し足したりします。ほんだしのように、元々の旨味を塗りつぶすことが無いように思います。今朝も同じ理屈で考えました。ビビンパにトマトっていう相性も悪くないと思いましたし。

オートミールと水、トマトジュースでレンチン1分、そこにこのレトルトを混ぜ込みさらにレンチン1分半、そしてビビンパといえばやはりおこげがポイントなので、それをフライパンでゴマ油を使って、お好み焼きの要領で両面こんがり焼きました。かなり柔らかい仕上がりだったので裏返すのが少々大変でしたが、そこは勇気があれば乗り越えられる(笑)。

結論、なかなか美味しくできました。ちゃんと辛味もあるので、何か味を足したりする必要もありませんでした。やはりおこげの部分がとても香ばしく、味も締まり、そしてオートミールって焦がすと独特の風味があって美味しいんですね、これは大発見でした。焦がしオートミールは色々と試す価値がありそうです。

そんなわけで朝から元気が出るメニューとなりました(笑)。

オートミールのビビンパ