今週は毎日雨の予報、公園に連れて行けないので図書館の読み聞かせイベントに行くことにした。
日本でも市などがよく子育て支援施策の一環としてやっているようなイベントだ。
英語で読み聞かせは story timeというのだが、こちらのはどんなのかしら。。。
と実は私の方が行きたかったという説もある。
目的地はOrtega Branch Library、普通に行けば車で10分程の場所なのだが、
何せ初めて一人で運転したので心臓バクバクしながら、結局30分かかってしまった。
こじんまりした図書館だったが、入ると同じくらいの親子連れが15組くらい集まっていてなかなか盛況だった。

担当はボリューミーでアメリカンなおばちゃん。
この方、単なる読み手ではなく、歌とダンスと人形劇とをこなすマルチタレント。
特にダンスの時は、床をドシドシ踏みならし、体をブルンブルン揺らしながら、
ダイナミックなパフォーマンスを見せてくれて、子供は大喜び。
さーさんは初めて英語の読み聞かせイベントだったので、最初は変な顔をしていたが、
途中からノリノリで楽しかった様子。

また来週あるらしいので、行くことにしよう。
IMG_2534
無事に目的地であるジャパンタウンにたどり着き、紀伊国屋とニジヤスーパーでお買いものをし、帰ることにした。
帰りも同じルートで帰った方が無難かなぁと思ったが、せっかくなので違うルートのバスを使ってみよう!
ということで、パス停を探しにジャパンタウンのある大通りから2本東のバス通りに向かって歩き始めた。
なんか、違う。一本目の通りに入った時点で、第六感が異変を感じた。
NY時代、知らずにハーレムのど真ん中に行ってしまった時のあの感じだ。
さっきまでのジャパンタウンの平和が一転、ホームレス達に見つめられ、
心臓バクバクうらはらしれっと通り過ぎる。
やっとバス通りだ!と思っていた通りが、違った。そして、向こうから、映画に出てきそうないかにも悪役系な黒人がやってくる。鳥肌が全身を立ちのぼった。何も考える間もなく、クルっと方向転換し、競歩の選手もびっくりな速さで立ち去った。後ろで、「Yo! こっちへ戻って来い、Yo!! Yo!!!」と言ってるのが聞こえた。
とりあえず最初の大通りに戻り、やっとバス停を見つけることができた。
不安のあまり、とにかく誰かと話したくて、バス待ちのインド系ゲイカップルに話しかけてひと安心。
目的地が同じだったのでご一緒させてもらい、彼らのマイルドな話し方にとても癒され、無事に岐路についた。
アメリカ人に後で聞いたところ、ベビーカーでダウンタウンにお買いものに行くということは基本的にしないそうだ。
確かに、ベビー連れだとホールドアップされたら、逃げられないし、抵抗の仕様がない。
車、頑張って乗れるようにならなきゃな。。。鬼教官の特訓を再開することにした。
日曜日なのに旦那さんが仕事だったので、さーさんと二人でダウンタウンに行くことにした。

さすがにまだ運転は恐ろしいので、ちょうど家の前から出ているMuniメトロとMuniバスを乗り継いで行くことに。
これまた初体験である。
「まぁ、日本でもベビーカーたたんでバスの乗ったことあるし、よゆー♪」と思ってたら、とんでもなかった。
左腕にさーさん、右腕にベビーカー抱え、いざっ!と意気込んだが、段差の高いステップを上がりきれない。
そして、お金も払えない。見かねた中国系のお兄さんがベビーカーを引き上げてくれ、
黒人のお兄さんがお金を料金箱に入れてきてくれた。(涙)
周りを見回すと、ベビーカー連れの人は一人も乗っていない。
防犯のためににも子連れは車、が常識なのだろうか。
降車駅は地下だったので、段差なくスムーズ。東京の駅みたいにエレベーター完備でしばしホッとした。
次なるはMuniバスに乗り換える。バスストップは駅の近くあり、すぐに見つかった。
そしてまたさーさんをベビーカーから降ろそうとしていたところに、バスが来てしまった!
慌てふためきつつベビーカーをたたんでいたら、一緒に待ってた中国人のおばちゃんが、
何やら中国語で捲し立てながらさーさんをさっと抱き上げ、
バスに乗り込んでしまうではないか!目がテンになっているさーさんがバスの後方に連れ去られていく~!!
どうしよ~!!!
もうベビーカーを畳むどころではなく、そのまんま担いでバスに乗り込み、さーさんを奪い返しに行った。
が、実はとてもいい人で、片言の英語で「私が手伝ってあげるから大ジョブ、安心して。」と言ってくれ、
降りる時も手伝ってくれた。
言葉が通じないということは怖いことだ。
もし言葉がわかってたら、おばちゃんの親切心を疑いはしなかっただろうに。
いや、言葉の問題だけじゃないかもしれない。子供を守るという母親の本能がもたらす宿命なのかもしれない。
これまた厄介なものだ。
どちらにせよ、後味の悪い罪悪感に苛まれてしまい、バスを降りた後、姿が見えなくなるまで
「シェイシェイ シェイシェイ シェイシェ~イ」と手を振った。
(復路に続く)
  IMG_2595