年末年始に続けて、
恩田陸さんの新刊が出てました。
いつも、本屋さんで出てないかなーって、見てるんだけど。
今回は、Amazonからのメールで気付きました。
以前、Amazonで恩田陸さんの本、買ったのか。
二種類で。
一つは。『私と踊って』。
これは、短編集。
で、もう一つが『夜の底は柔らかな幻』。
なんと、上下巻。
嬉しすぎ。
短編集から、読みまして。
この中に、『中庭の出来事』のスピンオフみたいのも、あって。
面白かった。
そして、そして。
『夜の底は柔らかな幻』。
これは、ちょっと映像では見たくないかも・・・。
結構、血とか。そういうの。多い。
『禁じられた楽園』系なイメージ。
実は、恩田さんので唯一読み返してないのが、『禁じられた楽園』。
私、ホラーっぽいのは本当は苦手。
でも、恩田さんのだから、読めるんだけど。
やっぱり好きなのは。
心理的なやりとりが多いの。
『木曜組曲』。『黒と茶の幻想』。
それから、『ユージニア』。『麦の海に沈む果実』。『黄昏の百合の骨』。
『ネクロポリス』も好きだし。
って、書き始めたら、終わらなくなっちゃうや。
やっぱり、断然好きな作品の方が、多いよ。
そして、何回も読んでくと、もっと好きになる。
年に何回か、自分の中で恩田陸ブームが来て。
そしたら、とりあえずざっと、読み返すまで、終わらない。
独特。だよね。
なんか。世界が。
言葉とか、描写もキレイで、好き。
本を読んでるとさ、
恩田陸さんの限らず。
あれ?なんかこの登場人物、出てくる街や設定。
読んだことあるようなってことが、あって。
よくよく考えてみると、
全然違う作家さんの本だったって、ことが、ある。
そういうのが、わりとよくあるから、
なんか、本の中の世界が、どっかで繋がってるような、
不思議な感覚になって。
それが、おもしろい。
『夢違』じゃないけど、
みんなの共通する、大きな無意識的な。そういう何か。
本の話を書いてたら、
また読み返したくなってきた。
それでは、おやすみなさーい。