0円で家を建てる事はできるのか？

今回はその話です。

例えば、ある程度のお金を使って家を建てて、ソーラーパネルを載せて、2階や3階のスペースを貸し出せば、数年後にプラマイゼロの分岐点があり、その後は、プラスに転じていく、という方法もあるにはあります。

が、今回はそれとは別に“合法的に0円で家を建てる事はできるのか？”という部分の検証で、個人的に非常に興味があり、どこかのタイミングでやってみたいなと結構、真剣に思ったりしている話だったりします。

▼0円住宅計画

まず、自分で家を作る。

これができれば、価格は普通に買うより数分の一になります。（シュミレーション上は）

さらに廃材を使う。

廃材と言っても家を建てるために使ったものの余りなので、コネがあればそのまま使える。（私の伯父は土建会社をやっているので何とかなる　笑）

であれば、0円住宅を建てることは可能です。

さらに葬儀の時にボったくられる（失礼！）棺桶も実は0円で作ることだって出来てしまう（笑）。

▼0円住宅の法律について確認して見た

実は法律上、家は誰でも建てることができます。

ただし、細かい規定があるので、このあたりは知識が必要なのですが、この規定を一気に排除する道があって、それが

『家に車輪を付ける』

ことです。

車輪付きの小型住宅。

これは家でもなければ、車でもない。

アメリカではお馴染みのトレーラーハウスと同様、車輪があり、自由に動くため、法律上は「建築物」にはならない。

エンジンもないため「自動車」にもなりません。

つまり固定資産税も自動車税もかからない合法的な0円住宅を建てる事は可能である、という事です。

子どもが大きくなったら夏休みの宿題として、家を作ったよ！と言える日も近いかもしれません（笑）。

引きこもりの子どもがいる場合は、一緒に家を作って、まずは日本中を旅してみるのも面白いかもしれないですね！（真面目な話）

▼0円住宅のデメリット

デメリットは電力や水道は自給自足である、という点。

この形態の家をモバイルハウス、タイニーハウスなどと呼んだりしますが、トレーラーハウスの法律と同じく、ライフラインとして設置してある配線、配管設備が工具によらず「手」で取り外しができるよう着脱式になっていることが必要です。

簡単に言えば、電気や水道を設置できません。

ですので、電気を使うには太陽光発電を、上水道や下水道を使うには住宅の外に設置する必要があります。

この点がクリアできれば、後は気が向けば、自動車で牽引して、他の場所で移動して生活を…というのがアメリカの一部の富豪さんたちがやっていたるする新しいライフスタイルです。

アメリカのタイニー市場価格は6畳で1万5000ドル（100円計算で150万円）前後であります。

▼他にもあった移動式住宅“エコカプセル”

スロバキアのデザインスタジオ「Nice Architects」が手掛けたスマートハウスがこちら。

その名もEcocapsule（エコカプセル）

全長4.45m×全幅2.55m×高さ2.25mのタマゴ型。

ドラゴンボールのポイポイカプセルからブルマが出す家そのまんまだ！！

というのが最初に見た時の感想です（笑）。

驚くのは、見た目だけはなく、その機能性。

上部のソーラーと付属している風車により、太陽光発電と風力発電の両方を行なえるうえに、雨水も生活用として貯水可能！

ベッドにキッチン、トイレ、シャワーなどの必要な設備はすべて完備。

軽量設計のため、自動車で牽引が可能。

引きこもったまま、世界を旅することができ、立ち寄った場所が自分の庭となる、次世代のエコハウス。

タイニーハウスの上位版のようなスーパーハウスなのですが、発売は2016年前半。

うーん、気になります。

エコカプセル引用源：http://www.ecocapsule.sk/

【検】0円で住宅は建てられるのか？