俺がいて、


お前がいて、


俺らがいる。



お前が隣にいる限り、


俺はただの俺じゃなく、


俺らになれる。



お前が隣にいることで、


俺から孤独が剥がれ落ち、


また暖かなひとつの存在になれた。



ひとつひとつはただのカケラでも、


それらはやがて何かを描く。


カケラが多ければ多いほど、


そのキャンバスは鮮明で、


そして暖かな存在になる。



まだまだぼやけたキャンバスだけど、


そこには確かに君がいて、


俺との思い出を笑顔で飾った――。