アルゼンチン、ウルグアイに惜敗


メッシのガチンコサッカーをもっと見たかったのですが・・・・

コスタリカ戦でペースをつかみつつあったんですけどねぇ


今回のアルゼンチン、勝手に分析してみました。

まずシュートが決まらない。

やはりプレッシャーでしょう。

ユース、オリンピックをそれぞれ連覇してきた世代が結集した今回のチーム

代表の国際大会に勝利を期待されて当然。

ましてやアルゼンチンのような伝統国ならなおさらでしょう。

そして、絶対的エースメッシの存在。

欧州のクラブチームでは自身の活躍でタイトルを総なめにしているのですから

また国際大会における勝利もかなり遠ざかり、飢えている国民

自国開催。これだけそろえば

サポーターからのプレッシャーも相当でしょう。

だから、一流選手が多く輩出されるんでしょうね。


次に、ウルグアイの徹底した戦術です。

個々のレベルはどう考えてもアルゼンチン。

しかし、アルゼンチンはまだ戦術がしっかりしていない。

個の力で打開しようとしすぎている気がします。


対して、ウルグアイ。

2トップがしっかりしているだけに、受けから入って、

1本ロングパスで勝負させる。

反則を誘い、高さのないアルゼンチンにセットプレーで勝負。

これがW杯から今に至るまで徹底されていました。

あと、フォルランの圧倒的な存在感!


メッシをマラドーナと比較しがちですが、

確かに彼もユースでアルゼンチンを優勝に導きました。

しかし、マラドーナが制したW杯直前の欧州のリーグ戦における彼の活躍は

平凡なものでした。

そして、アルゼンチン自体8年前に自国開催のW杯で

アルゼンチンは優勝しています。


加えて、欧州リーグトップチームにおける各チームの試合数の増加。

これは、この時期の代表レベルの大会(W杯を含む)における

トップ選手のパフォーマンスが低下していることが指摘され続けています。


いろいろ、悪条件はあります。

しかし、メッシは私が見た中で、マラドーナを超える存在になれる。

きっと、これらの悪条件を乗り越え、W杯を掲げるだろう。

バルセロナのようなパフォーマンスを代表レベルでも見せてくれる。

そう信じています。


絶好調のメッシを見るのは本当に面白い。

ただ、日本代表の前に立ちはだからないでほしい。

W杯決勝なら、仕方ないですけどね(笑)。

バルサのメッシが代表で初の国際タイトルをとれるか!
という点で、コパアメリカ非常に注目しています。
この世間からの注目度とは裏腹に、
肝心のアルゼンチン代表はどうもしっくりきません。
メッシ、テベス、イグアイン、ディマリア、ラペッシ、Dミリート
みな、欧州トップリーグ上位チームの主力です。
これだけの攻撃陣をそろえながらもかみ合わない。
バルサスタイル4-3-3とは形だけで内情はCBへの不安が
このメンバー選出かとも思える感じです。
前の3人はいいとしても、
中盤がバネガ、カンピアッソ、マスチェラーノ。
各チームで前者二人はボランチ、
マスチェラーノはピポーテとしてCBに近いところで
プレーしています。
つまり、みなどちらかというと守備的な選手。
これでは、FWとMFが分断される。
これを補うためにメッシが下がる・・・
やはり、シャビやイニエスタのようにこの間を埋めてくれる人が
いないと無理でしょう。
パストーレあたりをカンピアッソの代わりに入れるか
いっそのことイグアインとメッシの変形2トップ(メッシをやや後方)にして
テベス、ラッペシ、ディマリア、アグエロあたりをサイドハーフで起用し、
Wボランチにマスチェラーノとバネガあたりを置く。
アルゼンチンの伝統的な4-4-2の方がいいような気がします。

久しぶりにレベルの高い素晴らしい試合でした。

パス、ポゼッションのバルサ、

堅守から、ルーニーを中心とした素早い攻撃。


メッシ、ペドロ、ビジャそしてルーニーと

決めるべき人が決める・・・


これだけ、理想的な試合もそうありません。


でも、最強といわれるバルサ。

後半は、圧倒的でした。

マンUはほとんど攻撃らしい攻撃ができず。

シャビを中心とした美しいパス回し。


バルセロニスタにとってはこれほど気持ちいい試合はありませんでした。

ただ、マンUも“らしさ”を出そうとしてくれた、醜い反則もなかった、

この正正堂堂とした闘いに挑んでくれたことがこの好ゲームにつながったと思います。


ふ~しかし手に汗握るシーズンもようやく終わり。

これからは、海かな。