東電はこの計画停電をいつまで続けようとしているのか。



今日体調悪く家にずっと居たけど、夕方から夜にかけては


気温がぐっと下がって、体調悪いせいかかなり寒さを感じた。



福島原発は廃炉になるのが決定的で、代替としてガスタービン発電所を


新規建設するするようだが、それで賄えるのか?



東電発表によると福島原発の供給能力は、第1、第2合わせて900万kw、


ガスタービン発電所は1基あたり30万kw、福島原発の分を補うだけでも


30基建設が必要となる。



ガスタービン発電所は比較的短期間に建設できるとの事であるが


電力需要がピークに達する夏までに間に合うのだろうか?



東電は4月末までに計画停電を完了したいということであるが、


その根拠が知りたい。個人的には計画停電は4月末には


終わらないのでは?と思っている。新しい発電所の建設や


休止発電所の稼動により、規模は縮小されるかのも知れないが…



今日一日体験してかなりのストレスを感じた。プライベートの


問題も同時に抱えていたから、今日だけでかなり疲弊した。



こう書くと東電バッシングにも聞こえるだろうが、


原発を推し進めてきた国にも責任があると思う。


原発はコスト面で有利だからすすめてきたのであろうが、


安全面に関しては極端に言うとずさんであったとしか思えない。



福島原発の防波堤の高さがたったの5メートル。津波の想定高さが低すぎる。


非常用電源が地下にあり防水されていないなど、多くの問題点が浮き彫りに。



現場で働いている原発作業員の方々(多くは東電の下請け会社の人らしい)


放水を行っている自衛隊や消防庁の方々は本当に命懸けだと思う。


放水はあくまでも暫定処置。非常用電源が稼動すれば冷却装置も稼動して


放水の必要もなかったのかもしれない。


非常用電源がこういう事態に使えないのでは全く意味がない。



僕らの生活が原発の恩恵を受けているのは確かであるが、


いろんな意見があるかもしれないけど、


原発は基本危険なものだと僕は思っている。



電力会社も収益を上げる必要があるから、


コストダウンは必須命題であるのかもしれないが、


安全にかけるお金が少な過ぎるのではないか?


そう感じた。