9時に旧友が会いに来てくれるので、それまでゆっくり過ごす。車中泊仲間(米子の男性、高知のご夫婦)との記念撮影などなど。
9時に道の駅の向かいのマックスバリュのマクドナルドで再会を果たす。神戸でいっしょに働いたこと、その時のオーナーや同僚のこと、40年近く前のことが鮮明に思い出される。
懐かしさを覚えるというより、その職場を去ったあとの自分が辿った道ともと同僚たちの辿った道、ともに40年の人生を思うと筆舌に尽くし難いものがある。人生の黄昏を迎えて感傷的に陥り易くなっている。12時過ぎに再会を期して別れる。
逆戻りになるが近くなので室津漁港に行ってみることにする。途中、相生湾のヨットハーバーが見えてきたので道路脇に車を止め、ヨットを見に行く。カヌーには乗るが、ヨットは経験がない。憧れをもって眺めていたら、高齢の男性が桟橋の入口の錠を開けようとしていたので話しかけてみる。よほど憧れに目を輝かせていたのか「どうです、ひとつ見て行きますか。」と言われ、すかさずお言葉に甘える。初めてヨットのデッキに乗り込み、さらにキャビンに入らせて頂く。中は、雑然としていた。操船に必要な物たちが出番を待っているように思えた。自分もこんなヨットで海の駅を巡りながら日本一周でもしてみたいものだ。仕事の邪魔になるので早々に礼を述べ辞去する。
室津漁港に着く。誰も歩いている人がいない。
車でひと回りして後にする。
日没まで4時間弱。今日の泊地を道の駅かように定め、車を走らせる。海沿いの道を辿って岡山市に入り、総社市を抜け、高梁の手前で山道を辿る。19時過ぎ、道の駅かように着く。
                   泊