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頑張れ! 富ケ丘剣友会

宮城県黒川郡富谷町を中心に活動している剣道スポーツ少年団
富ケ丘剣友会を勝手に応援している非公式ブログです。
剣道を通して、子供たちの成長を見守るのが何よりの楽しみ。

富ケ丘剣友会ホームページ
http://tomiyatomikenkai.wix.com/tomiken/

今年から始まった地元高校との交流稽古!
富ケ丘剣友会では、地元の高校との交流会を行っています。

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スポーツ少年団の役割の一つとして世代を超えた競技者の交流の場を提供することが挙げられると考えています。
少子化などの様々な要因によって競技者が減少してきているのは、どの競技でも言えることだと思います。
競技の活性を図るためには、子供達を増やして底上げすることはもちろんですが、様々な世代が競技できる環境を提供することもこれからのスポーツ少年団の役割であると思います。

世代を超えて剣道を行うことは様々なメリットがあります。
1.歳が近くて体の大きなお兄さん、お姉さんと剣を交えることで「自分もそうなりたい。」という憧れを育てられること!
2.普段、仲間だけで行っている稽古に刺激と緊張感が生まれること。
3.高校生たちも、子供達に打たせることによって学びを得られること。
4.経験値の高い大人との稽古が出来ること。
5.親しい仲にも自然に上下の礼節を学べること。

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他にもあげればたくさんのメリットがあります。
このような成長の機会を工夫しながらも一所懸命に準備してくださる先生方には本当に感謝しなければいけないですね。

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普段の稽古で得られない新しい気づきを得て、日常の稽古に生かして欲しいものです!


恒例の夏合宿
夜になるとお楽しみの尾花沢さんとの交流会が開催されます。
大人はお酒と会話を楽しみ、子供はゲームなどのイベントを通じて交流を深めました。

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今回は、担当のお母さん達が楽しいゲームや縁日などを準備してくれて子供達は大喜び!
縁日は、細かいところまでよく作りこんでありお母さんがたの愛情が感じられました。

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飾り付けられた縁日会場

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プールでのおもちゃ釣り

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ペットボトルの蓋で重さ当てゲーム

一夜明けて2日目は両チーム分かれての紅白試合!
今年は富ヶ丘剣友会が勝利しました。
午後に予定していたのは、お楽しみのプール。
ところが、ここで事件発生!
プールが気温が上がらないため遊泳禁止に💦
しかし、そこは臨機応変に体育館を使ってのドッチボール大会へと変更!
剣道では見せない意外な才能が引き出されて楽しいイベントとなりました。
最後は、みんな揃って紙飛行機飛ばし!


一人一人の願いを乗せて、飛べ紙飛行機!

楽しい時間も振り返ればあっという間に過ぎ去ります。
来年もまた開催されるであろう交流会ですが、6年生はおそらく参加しない子が多いでしょう。
しかし、剣道を続けてさえいればきっとどこかの大会や錬成会で会うことになるはず。
その時までに切磋琢磨して稽古に励みお互いの成長を確かめあえる日が来るといいですね。

異なった地でそれぞれの自己研鑽を行い万里一空の境地を掴み再び相見える日が来るその日までしばしお別れ!


一夏の思い出とともにさようなら
また、会いましょう!

準備に携わった父兄の皆さん、子供達、稽古いただいた先生方、尾花沢の皆さん
大変ありがとうございました。


万理一空とは、世界のすべては同じ一つの空の下にある、という見方を表す表現である。
 どこまで行っても同じ世界だと、冷静に物事を捉える精神的境地を示すとされる。 
転じて、どこまでも同じ一つの目標を見据え、たゆまず努力を続けるという心構えを表す語として引用されることも多い。 
万理一空は、もともとは宮本武蔵の著した「五輪書」の「山水三千世界を万理一空に入れ、満天地ともまとめる」に由来する表現である。

毎年恒例の尾花沢剣道スポーツ少年団との交流合宿が行われた。
今年は尾花沢さんを迎い入れての地元での開催。
少しでも「おもてなしの心をお伝えしたい。」と役員のお母さん方が丁寧に準備を重ねてきました。
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稽古場所となった富谷スポーツセンターに到着するとまず目に付いたのが歓迎のポスター!
これには、尾花沢の皆さんも喜んでいただいたようです。
この日に向けて作成したTシャツを着てお出迎えをしました。
その、Tシャツの背中に大きく書かれた文字が冒頭で紹介した言葉。

「万里一空」

すべての空は繋がっている。
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まずは、稽古の前にお互いに交流を深めるためゲームをすることに!
タスキを長く伸ばしたロープに結んで次の組がタスキを外して持ち帰ると言う単純なリレーですが、子供たちにとっては真剣そのもの負けられない戦いがもう始まっていたようです。

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普段、剣を交えている仲間とは違う相手との稽古です。
いつもとは違う緊張感をもって一生懸命に竹刀を振ります。

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未防具の子たちは、一列になって脚さばきの練習!
楽しく学ぶことができました。

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練習の後は、おいしい尾花沢のスイカをみんなで笑顔いっぱいで頰張ります。
尾花沢の皆さん、毎年おいしいスイカを届けていただき本当にありがとうございます。

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少子化が徐々に進んで、剣道を習う子供達が少なくなってきているのは、どこの地域であっても抱えている共通の悩みだと思います。
我が富谷町の剣道人口も少しずつ減ってきて中学校の部活動も単体では成り立たずに廃部に追い込まれたところも増えてきました。
他のスポーツにも共通しているのかもしれませんが、学区単位での競技環境の維持が難しくなってきています。
そこで、地元競技者の受け皿としての役割を担うのがスポーツ少年団なのだと考えています。
子供達が競技に触れる受け皿であり、世代を超えた地域の剣道競技者の稽古場として役割を果たしていく必要があります。

そこで、地域の剣道競技者の世代間の交流を図るため地元の高校生と一緒に富谷町地域合同稽古を開催することになりました。
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始めての試みということでどのような内容になるか不安もありましたが、子供達にとってはとても良い刺激になったようでした。
すっかり大きくなったお兄さんたちの胸を借りて稽古を行うことで「自分たちもあんな風になれるかな?」と感じたことでしょう。
また、高校生たちもなれない元立ちに立つことでたくさんの経験を得たものと思います。
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今回は、高校生との合同稽古でしたが、少しずつ参加の輪を広げて、地域に根ざした合同稽古会に育てていきたいと思います。