いきなり・・・
1週間後、私が出社したころ、
プロデゥーサーさんから、いきなり、
「座っているだけじゃ落ち着かないだろう、1本やってみるか?」
などと仕事の依頼が舞い込んできた。
いやいや、それは無理でしょう~とは思いましたが、やらなきゃお給料もでないし、
初体験だし、やったろうじゃないの!と意気込んでみました。
所詮、ハッタリだけなのですが・・・。
で、先輩が、設定を「3部コピーしておいて」っていうから、
って、設定って何から、疑問が始まりました。
要は、、そのキャラクターの、どういう設定についての細かなシーンの
設定についてあらかじめ用意しているというわけなのです。
アメコミだったので、基本的に、アメリカで基本設定は用意されているという
ことだったので、それはそれで、用意はしておきました。
っていうか、この段階では、私にかなり有利だったのかもしれません。
普通なら、設定など、その場その場で変わってしまうようなものだから、
あらかじめ決まっているもの用意するだけなら、簡単なこと。
ただ、枚数が多すぎる。
いや、それが自腹だったら、イヤになりますけど、
一応、会社のコピー機で印刷するだけなら、別に関係ないや!って
思ってました。
こんなの辛いうちには入りません。どんどんディープに陥ります。
多分、これをみて「あるある」の人は出世していると思います。
演出家、作監の領域に入っているのいるではないでしょうか
これで「笑っている人」は、多分、アニメ業界では無理でしょう。
そのくらいエグのです。こんなものではありません。
しつこいようですが・・・
興味がある、好きだからでは絶対的な職業になるとは限りません。
私も、30歳前までは、システムエンジニアとして働いていましたから。
ですけど、たまたまB-ingの求人募集で、たまたま、募集があったから、
応募しただけであって、その道を極めようだなんて思いもしませんでした。
で、応募してみて、30歳になってるし、未経験だし、で面接に向かいました。
そのときは社長さんは不在でしたが、核となるプロデゥーサーさんとディレクターさんが
面接してくれたのです。そのときは、3ヶ月、お世話になる方だとは思っておりませんでした。
そのプロデゥーサーさんとディレクターさんは、
多分、この仕事、できるかどうか不安だったかとは思います。
私は、SEのときから、ハッタリをかますことをモットーとしてたので、
何とか、入社することになったのです。
良かったのか、悪かったのか・・・。
で、とりあえず、机を用意していただきました。
これから、君の机だからね!って言われて、どうしたらいいのか、わけわからないで
とりあえず席に座ってました。
所詮、最初はこんなものです。
いきなり入社したところで、私の生き様などわかる分けない
1日、2日で業務などわかるものではない。
で、先輩の年下君に流れだけ教えてもらったのですが、
行け行け、ドンドンしかないわけで、先が見えないことばかり。
やるしかないわけで、怒られてもいいから、とにかく前へ前へ
進むしかないのです。
何か、久しぶりでしたね、30歳にしてパシリからの仕事なんて。
年齢なんて関係ないのです。要は、できるか、できないかの違いだけなのです。
できない自分に悩みながら、1日1日を過ごしたことが思い出されます。
いやぁ~、エグい仕事だった~。
板ばさみの辛さを思い知ることができました。
この次は、1週間を過ぎて、ようやく仕事を依頼されてからのことを
書きたいと思います。
見るも見ないも、多分、よその業界でも、同じ業界でも、同じことだと思いますので
まぁ、気楽に見ていただいて、「そうだよな、そういうこともあるよな~」
などと、見ていただければ幸いです。
久々のブログ
どうも~始めまして~!トミンと申します。
私、30歳にして、アニメ業界に3ヶ月ほど身をおいた人間です。
この業界、普通じゃないです、ってか、異常な世界だとわかりました。
エグいっすね。エグすぎ~!!!
3ヶ月でさっさと辞めましたけど、かなり、ディープな世界まで
足を踏み入れたと思っています。
作品を1本作るのに、どれだけの労力が必要か、わかった気がします。
年齢が若ければ若いほうが、確かに体力は持つかもしれません。
しかし~!、そんなもんじゃありません。
やればできるものです。年を取っていようが。
だからといって、若ければいいってもんじゃありません。
私のところは中小のプロダクション(今じゃ合併されてしまいましたが・・・)
大手の所では、年功序列なんでしょうね。
要は、やりゃいいんです。結果を残すことです。年を取っていようとも。
ですので、今、アニメ業界の専門学校に通っている人、これからアニメ業界に入りたい人、
今まで、私が3ヶ月のなかで、やってきたことをブログに更新していきたいと
思ってますので、ぜひ、参考にしてもらえると、たぶん、
この業界、いいか、悪いか、判断がつくと思います。
ホント、エグいっす。
いや、多分、もっと、エグい思いをしている人はたくさんいると思います。
これは、どこの業界にいても同じことかもしれないです。
こんなの、アニメ業界としては、当たり前なのかもしれません。
知ると、知れないとでは、要領をよく仕事ができるか、できないかに関わってきます。
知らないと損する。知っていれば結構楽しめる。
そういうブログを書いていきたいと思っております。
(結構、内輪ネタになるかも知れませんが・・・)
若い子には夢を、現実を見て、この業界に入っていくステップになれたらと思います。
エグいと思ったかたは、辞めといたほうがいいです。私もエグすぎて辞めたクチです。
大手に入った方は、何言ってんだか・・・って思うかもしれないですが、
現実、厳しいです。
次の回では、入社したことのお話をさせていただきます。
そのときは、私、アニメ、テレビは好きでしたが、知識などまったくない状態からの
ことです。
しかし、3ヶ月もあれば、絶対、プロと対等に仕事ができます。
そのことをお話します。
