はい、どうも月見です!
初めてブログというものを書くんですが緊張しますね(?)
今回は大天ドラマの初回 『新てれび戦士着任』の文字起こしをしていこうかと思います!
省いた部分や誤字などはお許し下さい((
それではどうぞ!!
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ここは大天才テレビジョン
古くから愛されてきたテレビ。
しかし現在は衰退しつつあり、この長い歴史のあるテレビ局も廃局の危機に瀕していた
そこで立ち上がったのが『てれび戦士』
年齢は小学2年から中学2年
製作した番組に自らが出ることによって今までにないテレビを作り、昔のようにテレビを活気ある物にしようと日々奮闘していた
春は出会いと別れの季節
そんな大天才テレビジョンでも人事異動が行われていた
盛大に祝おうと華やかな音楽とともにクラッカーが弾ける音.....
しかしそこにいたのは おにぎり1号と呼ばれし男 島田 太一ただ1人である
島田は机に飾ってある、ついこの前人事異動で転勤した先輩と相棒の笑顔の写真をチラリと横目で見る
今日から新しいてれび戦士がやってくるのだ
感傷に浸ってはいかん、と心を入れ替えお茶をすする
そこにバタバタとAPの鈴木あきえが入ってくる
あ 「あれ、皆んなは?!」
島 「なんか、新コーナーの収録でバタバタしてます」
あ 「え...島田は?」
島 「電話番です」
あきえはお前だけ暇なの?のような目で島田を見る
あ 「あっ...! 転勤組の制服用意しなきゃ!! あとで全員集合だから、後よろしく!! ほらもう、お茶置いて!」
そう言うとカラーコーンと大量の資料を置いてまたバタバタと出て行ってしまった
任せられたものを見るが何に使うのかすらわからない
島 「......新しい物語が始まる、か?!」
白文字で『大天』と書かれた黒の旗を背に、椅子に座っているのは 大天才テレビジョン会長である
その顔は少し険しく新年度の慌ただしさを感じさせる
会 「やはり新年度ともなると忙しいもんですなぁ」
話しかけている相手は大天才テレビジョン編成局長である
編 「それに加えててれび戦士の人事異動...」
会長は大きくうなづく
編 「それでは、新しいてれび戦士達をご紹介致します」
ホワイトボードに貼られたのは男女6名の顔写真である
編 「以上6名が大天才てれびくんに配属されたてれび戦士です」
会長はパターをやりながらふむ、と相槌を打つ
編 「そこにこの7名を加えて....今年度の新体制です」
その下に先ほどの島田含めた昨年からのてれび戦士の写真が貼られていく
会 「実に頼もしい....!!」
ガッツポーズを決めながら言う
会「今年度、大天才テレビジョンが新たなる発展を遂げるため、重点目標を設定しました!」
力強く言いながら机の上に黒いファイルを置く
編 「じゅ、重点目標?!」
動揺したのか声が裏返っている
会 「そう、てれび戦士達には何としてもこの重点目標を達成してもらわなければいけません!」
その重点目標とはいかに..._?
春とは言えどもまだ肌寒い季節
帽子にコートを着込んだ男が、大天才テレビジョンを眺めている
内部に入ると迷ってしまいそうな細い道が続いている
ドアを開け、少し進むと電話番をしながらお茶を嗜む島田の姿が見えた
島 「君は....誰...?」
「いやぁ〜...」
島 「あ、そのタオル勝君の...」
勝 とは去年本社でてれび戦士として活躍し、今回の人事異動で山奥出張所に転勤した おにぎり2号 島田の相棒である
島 「勝君から聞いてるよ〜!」
竹 「本日から本社勤務となりました、竹原司といいます! よろしくお願いします! 先輩!」
そう言って帽子を取り深々と頭を下げた
編 「キュイーンキュイーン ギャラポロスペース!」
寒空の下大天才テレビジョンの屋上では何やら不思議な儀式が執り行われていた
編成局長が中心となり、長江崚行と岡田結実が一緒に儀式を行っている
寿 「カーット!! えぇ.....UFOが来るまで、もう一度やりまーす...休憩!」
カメラマンに頭を下げながら鎮西寿々歌は言う
崚 「なぁ、あの呪文で本当にUFO来ると思うか?」
結 「寿々歌先輩....この企画本当に大丈夫でしょうか....?」
寿 「いやぁ...だって、編成局長の発案やもん...」
不安がるてれび戦士を気にすることなく、スタッフをこき使いリラックスしている編成局長
崚 「でもさぁ....本当にUFO来たらどうする?!」
結 「んなわけないじゃないですか!」
寿 「まさか、信じてるの?!」
崚 「え?! いやぁ、その、もしもだよもしも!!」
図星を突かれたようで少し動揺しながら答える
ふぅん....と女子2人は怪しげに崚行を見つめる
「ちわー宅配便でーす! 大天才てれびくんはこちらですか?」
宅配便の人の話も聞かずにお茶をすする、島田と竹原
宅配の人も困惑気味だ
島 「竹原君 君の最初の仕事だよ」
竹 「あ、はい! 先輩!」
元気よく返事をし、荷物にサインをする
「ありがとうございました!」
島 「箱を開けるのは、僕の仕事だよ?」
そんな島田の前に重たそうなダンボールがドスンと置かれる
島 「うわ、なにこれ」
ハサミでガムテープをきり、ふたを開けるとそこには箱いっぱいに詰まったジャガイモが現れた
島 「なんじゃこりゃ!?」
大量のじゃがいもに驚いていると、横から何か物音がする
何だと思いそちらを見ると、さっきまでいなかった髪をお団子に結わえた少女が、じゃがいもの皮をむいているのだ
いつの間に入って来た...? というかなぜじゃがいもの皮をむいている...? それより...
島 「君は、誰...?」
陶 「大放研リサーチ部から移動して来た、山田陶子です...
島田太一 失敗ばかりで不器用さが目立ちそれが笑いに繋がり愛される、特なキャラクター...か」
小さな手帳を取り出しボソボソと読み上げる
島 「いやあ照れるねぇ〜 よく知ってるね?」
決して褒められてるわけではないのだが、島田の頭ではいい方向に捉えてしまったらしく、照れながら問う
陶 「私....天才、だから」
て、天才? 自分で言っちゃうの?? 謎がさらに深まるが彼女はまたじゃがいもの皮をむき始めてしまった
ふと、逆側を見るとこれまたさっきまでいなかった男子が何故か鍋を持って突っ立っている 机にはガスコンロまで用意されている
島 「え...、君は?」
金 「ん....うーん....?」
首を傾げ曖昧な答えをしたのは、金子隼也だ
いや、わかんないの?!
寿 「はい! UFOは来ませんが今日はここまで、お疲れ様でした!」
寿々歌がそう言うと一斉にスタッフ達が散り始める
結 「やっぱり、UFOなんて来ないっすよね!」
寿 「結実...ごめんこの後の分の仕事お願い! 今日までの分一旦まとめといて!」
結 「えぇ?! この後スケジュール真っ黒っすよ?!」
寿 「うーん...うちもこの後用事が...ごめんっ!」
そう言って結衣の手に資料を強引に押し付け走り去っていった
その後を逃がさないとばかりに追いかけていく結衣
そんな2人を見送るどこか切なげな崚行
崚 「うわっ?!」
夕焼けに染まり始めた空を見上げていると、突然アンテナに大きな稲妻が落ちて来た
すると、ラーメン屋に出前を頼もうとしていた会長の電話の電波に支障が生じ始めた
一方結衣は、寿々歌に押し付けられた仕事を終わらそうと奮闘していた
そこに一本の電話がかかって来る
結 「結実っす!」
キャスタ付きの椅子を足で転がし受話器を取る
「あのーラーメンの出前を頼みたいんですけど...」
結 「来々軒じゃありません!!!」
そう言ってガシャンと乱雑に受話器を置いた
会 「もしもし?? もしもー...」
「ラーメンイッチョウ ンヘヘヘヘヘヘ」
会 「はい、ラーメン一丁 大天才テレビジョン会長室まで....」
結 「お疲れ様でーす...」
一仕事終えてプログラム室へ入って来た結実
椅子に座って作業をしている見慣れない男子が目に入る
ソ 「お疲れ様です、アメリカオレゴン支局から配属されました ソーズビー航洋といいます とは言っても、オレゴン支局ではソフトと共に最!前!線!で活動していたんですよ〜! そうだ僕、咲美亜君と同じ支局にいたこともあるんですよ〜話は聞いています、君は....結実(むすびみのる)さんでしょう? だーと思いました、ピーンと来ましたもん! しかしやはr....」
結 「ごめん、」
なんだこのマシンガントーク.... ていうかむすびみのるじゃ無いし、ゆいって読むんだし
そんな事を考えながら資料をソーズビーに渡す
ソ 「お急ぎですか? 喜んでー! UFO企画でしょう?もちろん作ってありますよ! オレゴン仕込みのセンス見てください〜」
画面に流れて来たのは最近のテレビというよりは、どこか昭和感溢れる字幕と効果音だった
だが彼は満足しているようでドヤ顏だ
「皆さんの周りにも、宇宙人がいるかもしれないの、です.....」
結 「はいオッケー!!」
朱 「なあ、結実...この映像で大丈夫なの?」
無駄に完成度の低い映像を見て、不安げに聞くのは寺田朱里だ
結 「やっぱり....ダメっすかねぇ...?」
朱里が席を立ち上がるのと同時に、放送室から長谷川ニイナが出て来る
ニ 「ナレーション、これで大丈夫でしたか?」
結 「あ、オッケオッケー!」
朱 「ナレーションは、オッケー」
ニ 「やり直す時はいつでも言ってください!」
結 「あーありがとう!」
一方その頃
崚 「キュイーンキュイーンギャラポロスペース!!」
崚行はまだ諦めきれないのか、1人屋上に残り儀式を続けていた
崚 「まあ、来るはずないよなぁ....」
諦めてみんなの元へ行こう、そう思った時雷鳴が響き渡り、空に大きな円盤が現れた
あまりの衝撃に口を開けたまま身動きが取れなくなっていると、宇宙船から何かが降りて来た
そして手に....
ラーメンだ。
延 「そしてこれがフルフィギュア 人物の全身を撮影するのに効果的です!」
延命杏咲実は今日から本社勤務になったスタッフ達向けに講習を開いていた
「はい!」
後ろの方から手が上がる
延 「どうぞ〜!」
すみませんと人をかき分け出て来たのは新てれび戦士 黒澤美澪奈だ
美 「基本的な画面サイズは勉強しているので結構です もっと実践的なカメラワークを...」
延 「実践的とは?」
美 「え、知らないんですか...? 例えばドラマ撮影で敢えて、イマジナリーラインを...」
延 「イマジナリーライン?」
美 「知らないんですか...?」
崚 「うぉ...ぉぉぉおおおお、そ、空からラーメンがぁぁぁ....!!」
崚行はラーメンを手に廊下を走っていた
延 「もうちょっと先輩に気を使いなさいよっ!」
美 「延命ちゃんこそもうちょっと勉強してくださいよ〜」
延 「もうっ! 先輩に向かってちゃんって!!」
玲 「まあまあ2人とも...」
事務所に入るや否や火花を散らす2人を宥めているのは、浅賀玲音だ
結 「お疲れっす!」
玲 「お疲れ〜」
ニ 「あ、お疲れ様です!」
玲 「えぇ...? あ、君も転勤組?」
ニ 「そうです! ニイナって言います!」
よろしくが飛び交う部内
玲音達が奥に進むと、じゃがいもの山が見えた
玲 「うわぁ、なにこのじゃがいも?!」
あ 「見ての通りカレーだけど?」
うまそ〜、いいにおーい!カレーに引き寄せられかき混ぜている陶子さんの周りに集まる
玲 「このじゃがいもどこから来たんですか?」
島 「北の国支局に転勤した、杏奈さんと昌樹君が送ってくれたんです」
陶 「........来る」
あ 「できた?」
陶 「いや、別のものが......」
「うわあああああああぁぁぁ!!!!」
すると、じゃがいもの山から皆んなのボスこと、出川哲朗が出てきた
が、しかし他のメンバーは無視してしかもじゃがいもの硬さを気にする始末だ
出 「ちょっとちょっとお前ら! 無視してんじゃないよ!!」
朱 「誰。」
朱里が冷めた目で言い放つ
出 「誰って....ボスでしょボ、ス! じゃがいもの中から出て来たんだからもっと驚いたリアクションしろよ!」
島 「あの〜、今年もボスなんですか?」
出 「続いちゃダメなの.....?!」
陶子さんは、ボスの怒涛のツッコミラッシュに関せず、カレーをかき回し続けている
出 「お、お前らが新しいてれび戦士だな、今日からお前たちのボスになる....」
美澪奈、ニイナ、ソーズビー、隼也、竹原、陶子さんを見てカッコよさげに自己紹介をしようとすると、ラーメンを持った崚行がフラフラとはいってきた
崚 「ちょ、ボス、空からラーメンが...!!」
朱 「崚行、落ち着けって」
出 「崚行.....俺はラーメンよりカレーの方が好きなんだよ」
崚 「いや、このラーメンは違うんですって!!!」
出 「なに、なにが違うんだよ」
そういうと出川は崚行からラーメンを取り、何のためらいもなく啜った
崚 「ああああ?!」
出 「なんだ、普通にうまいじゃねえか!」
結 「あ、はいボス UFO企画の資料です!」
崚 「そのUFOから来たラーメンで....」
結 「あぁん?!」
するといきなり出川の目が黒く光り出し、体から赤いオーラを放ちながら呻き始めた
あ 「え、ちょ、ボス?! どうしたんですか?!」
あきえが問いかけると、ハッと我に帰る
出 「そうだ、思いついた!」
あ 「どうしました、いきなり張り切って...」
出 「よし、今からやるぞー!!」
あ 「今からですかぁ〜?!」
美 「いいにおーい!!」
崚 「それ宇宙から来たラーメンですよ?!」
島 「このじゃがいも、全部カレーにするの?」
金 「うんうん、」
玲 「地球外ラーメンってネーミング...」
延 「よろしく!」
ニ 「お願いしまーす!」
ソ 「UFOといえば〜...」
結 「地球のラーメンには飽きたところ〜」
竹 「え?、え??」
朱 「やれやれ」
それぞれ自由にまとまりも無く話し始める
陶 「あ、カレー出来ました」
出 「よし、食べるぞー!!!」
全 「おー!!!」
一斉にカレーに群がり始める一同
こんな始まり方で大丈夫なのかという不安もあるが、今年も楽しくなりそうだ.....
寿 「ちわーーー!!!! 来々軒でぇーっす!!」
寿々歌がラーメン屋の格好をして事務所に入って来る
結 「寿々歌先輩...何やってるんですか?」
さっき仕事を押し付けられた結実が訝しげに聞く
寿 「出前やけど?」
そう言って出前の箱を開ける、がしかし
寿 「....無い?!?!」