ジェルの耐久性とネイルケア | Nail Salon Ruby

なかなか更新できずにすみません><

 

最近はジェル塗布前の「ケア」の見直しをしていて

 

頭の中はネイルケアでいっぱいの毎日でした笑笑

 




 

おかげさまで

私のネイル人生と共に

ずっとジェルネイルを10年以上オフする事なく

続けてくださっているお客様が沢山いらっしゃいます。

 

よく、ジェルで爪がペラペラになってしばらくお休みする方もいらっしゃいますが

私は爪が痛んでそういう事がない様に自分なりに

研究して来ました。

 

本当にまだまだ未熟ですが、、

酷いジェルアレルギーを経験したおかげで

ジェルメーカーのチョイスによってお客様の何年も先の

爪の状態が変わって来てしまう事、



ネイリスト側も、今は大丈夫でも

 

何年も仕事を続けて行くと

ジェルアレルギーを発症してしまう可能性がある事を

学びました。

(おかげ様でジェルアレルギーはほぼ完治!!!!!この話は又今度!)

 

ジェルの接着を良くする為に

多くのジェルメーカーはHEMA(ヒドロキシルメタクリレート)

 

すなわち「酸」を配合しています。

 

 

配合率は各メーカー企業秘密で教えてもらえませんが

沢山配合すれば密着がよくなると言われています。

 

が爪が痛むリスクも高くなります。

 

 

 

酸(HEMA)の入っていない(もしくは配合率が低い)メーカーは

一般的に密着度も弱くなります。


ちなみにラメカラージェルに

HEMA入れるとラメが下に溜まらず

ネイリストが使う時に

撹拌しなくて済むので

メーカーはユーザー(ネイリスト)の

使い易さを優先すると売れるので

HEMAをいれます。

(中にはHEMAをいれなくとも撹拌しなくて良い様に研究してるメーカーもあります。)



けれど 

酸が入っていない(少ない)ジェルでも

爪に密着するように

メーカーも

物凄い研究をしてるんですよ。

 

やはり、職人気質を持った人の

日本人の追及心ってすごいです。

 

お客様の爪の事を考えたら

ベースジェルはそういう物を使いたい。

 

では、なぜジェルの持ちに差が出るのか?

 

 

沢山の理由がありますが

大きな理由の一つに

ネイリストの下処理(プレパレーション)に

かかっていると思います。

 

甘皮の下にはルースキューティクル

がへばりついてて

 

そのルースキューティクルをきちんと

綺麗に取り除かないと

 

その上にジェル塗布してしまうとそこから

浮きます。

 

0.1ミリの世界で取り残しがないか入念にチェックします。

 

プレート表面もきちんとチェックします。

 

例えば二枚爪になってしまっていたら

そのままにしてベースを塗ると

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空気が入って中浮きの原因にもなります。

 

浮いてる所だけをマシンで慎重に取り除きます。

 

これはファイルでやってしまうと全体が薄くなるので危険です。

 

こういった下処理をきちんとしないと

耐久性に優れたジェルは出来ません。

 

 

実は酸が大量に入っていると

こういった緻密な甘皮ケアをしていなくても

 

酸のおかげで密着が良くなります。

何故ならばジェル塗布後、ベースジェルが

爪の表面を荒らすからです。


30分〜1時間でオフ&カラー塗りまで仕上げるネイルサロンもあるけど

 

下処理に命をかけるとどうしても

塗りの工程に行くまでに1時間はかかってしまいます。


 

利益だけみたら私みたいなやり方は効率悪いし

1日に沢山お客さまも取れないのですが。。。

 

でも、こうしてお客様の爪の状態が良く

お客様とライフパートナーで

いられる事は

自分の職業意識を高められ

心の財産にもなっています。

 

 

ジェルメーカーのチョイスと下処理の大切さ。

 

これがとても大切だと思います。

 

 

大御所のネイリストの先生、友人といつも

連絡を取り合って定期的に会うようにしていますが

とにかく話題は「ケア」と「ジェルメーカー」についてです笑


 

ケアの方法も悩みに悩んで

思考錯誤しながらですが

 

ようやく、最近答えが出てきました。

 

又、書きますね!