ジェルアレルギー 続 | Nail Salon Ruby
アセトンでもアレルギーになってしまう方が
いらっしゃいます。
 
最近では「一層残し」
という名前が流行って
 
マシンでジェルネイルを削り
自爪に密着した部分のベースジェルを残し
その上に新しいデザインを出来るので
 
アセトンフリーでジェルネイルを続ける
良い方法だと思います。
 
ただ、マシンに慣れていないと
難しい技術なので
 
やっているネイルサロンはまだ少ないのが
現状です。
 
私自身、講習でマシンの技術を教えていた事もありましたが
正直言って昨日今日、みっちり習ったからといって
出来る技術ではなく
 
やはり何百人と練習して
尚且つ
上手な先生に見てもらうのが一番です。
 
 
 
 
 
 
 
2年程前
私自身もジェルアレルギーを発症。
写真はまだ軽い方で酷い時には
手が膨れ上がりました。
 
 
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当時ジェルアレルギーに関して
まだ知識もなく
 
サロンの予約はぎっしり。(ありがたい事なのですが。。)
 
お客様にはお見苦しいやら
自分は痛痒いやら、、
 
 
けれどこの経験のおかげで
ジェルの知識を得る事ができました。
知識は最大の防御策です。
 
ジェルアレルギーで辛い思いをされてる方に
少しでもお力になれたらと思います。
 
 
 
皮膚には角質層があり
正常な皮膚であれば普段は異物の侵入を防いでくれます。
 
 
けれど写真の様に炎症があると
そこには角質がありません。
傷も然りです。
 
角質がないとそこから化学物質の吸収が良くなります。
 
繰り返しジェルをしていると皮膚から
大量に化学物質が入り、カブレを起こしやすくなります。
 
 
よくセルフネイラーさんが
ジェルアレルギーになってしまうと
聞きます。
 
 
セルフだと甘皮ケアとか雑なので
すぐジェルが浮いてしまいます。
 
そして自己流で
アセトンでやすりで
無理にガリガリと
ジェルネイルオフ。
 
アセトンで乾燥した皮膚、
又は傷があるまま
安価なUVライトで
 ジェルネイル。
 
 
こんなことを短期間で何度も
繰り返していてはトラブルが
起きてしまいます。
 
セルフネイルはきちんと
正しい知識を得てからの方が良いです。
 
 
皮膚が乾燥していてもバリア機能が落ちるので
普段の保湿もとても
大切です。
 
正常な皮膚からは分子が1000以下の物質しか入りません。
外用薬、軟膏が効く理由もここにあります。
 
皮膚のバリア機能を保つ大切な要因の一つに
セラミドがあります。
 
セラミドは角層細胞同士の隙間を満たし細胞同士の
水分を繋ぎ止めている肌の必須成分です。
 
セラミドは肌のバリア機能をきちんと働かせてくれる
成分で
 
充分なセラミドで満たされた肌は外部刺激から守ってくれます。
 
肌の表面も潤ってキメも細かくなります。
 
セラミドが不足すると
角質脂肪間に隙間が出来るので
バリア機能や水分保持機能が落ちるので
 
外部からの刺激に敏感になり肌トラブルが
起きやすくなります。
 
 
なので
私も毎日必死に(笑)
セラミド配合のハンドクリームを
塗っています。
 
 
 
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