よくわからないサイトに訪問して「?」を抱きながらどれだけ根気が続きますか?
グーグルサーチで膨大な選択肢がある中、「?」の解決を試みる人は少ないはずです。ほかのサイトに行くでしょう。
「Don't Make Me Think」(考えさせないで)の著者でユーサビリティー(使い勝手)の専門家スティーブ・クラッグ氏によると、技術はものすごいスピードで進歩し、様々なアプリが開発される中、サイトの使い勝手自体は以前とそんなに変わっていない、と指摘している。
クラッグ氏は著書のタイトルにもあるとおり、訪問者を必要以上に考えさせてはいけないと語っている。訪問者はサイトに入った時点で自分で思考を働かせているわけで、必要以上に考え「させる」とうっとおしい感情から、サイト内で情報を探したり、商品をチェックしたり、また買い物など更なる行動を起こそうとしなくなってしまうという。
インタビューでクラッグ氏は、低コストで簡単にできるユーサビリティーテストの方法を紹介している。知人数人にサイトに訪問してもらい、訪問中一体どんな思考が浮かんだかを報告してもらう。彼らの答えがテストの結果そのもので、どこに改良点が見いだせるかを発見できるという。またもし、疑問点が浮かんだら、どこでどのような疑問点が浮かんだかも教えてもらう。あるページで?が出て来たら明らかにそのページに改良が必要となる。このテストを繰り返し、訪問者の?がなくなるまでサイトの改良を続けていくというものだ。
またいくつかの要点も教えてくれている。
・ページの上部にはそのページにいは一体何が書かれているのかを明白にタイトル化する。
・ナビゲーションはシンプルにし、どのページにも同じ位置でデザインする。
・商品の優先順序や、会社の組織をもとにしたものなどではなく、訪問者が情報を探す順序を第一に考慮しサイト構成する。
一番よく目にする問題は、情報やイメージが過剰である点で、注意を引こうと必死になるのは分かるが、これでは訪問者は一体何がこのサイトで重要なのかが分からなくなってしまう、という。
必要以上に考えさせない、無理強いしない、ユーサビリティーは訪問者の知覚と根気を考慮に入れて考えられている。