おひさしぶりのトミコです。 | 地球に遊びに行ってきます♪

おひさしぶりのトミコです。

7月17日




仙台は東北六魂祭で大混乱中です。




今日も34度、まったく暑くてどうしようもないです。






さて、すっかりこっちのブログに顔を出さなくなってしまってました。




おひさしぶりです。トミコです。




実はトミは7月から仕事を始めました。今はまだ研修中のため、週4日ほどの勤務です。





もじゃ王も書いてましたが、ちょうど1年前、旅を始めました。




ニュージーワーホリから帰ってきて、1カ月で怒涛の勢いで準備して、引っ越しもして。




これから始まる「たび」という生活に不安だらけで上海行きの船に乗ったっけ。






中国では人の多さと態度の悪さと「あぁ?」ってキレ気味に返されることにかなりイラっとして、




カザフスタンでは初めてのロシア語に完全に負けたし、あとよく騙されてもめた。




ウズベキスタンでは、遂に穴だけトイレと対面して恐怖を覚え、




トルクメニスタンではビザが切れて罰金1000ドル請求された。




イランに入国する時には追い返されるよりはマシ!と思って、




スカーフとゴアテックス着て入国して、暑くて死にそうだった。




トルコでは医者にセクハラされた。




ブルガリアは特に見所なかったし、セルビア人には理不尽に3回位キレられた。




ドイツの念願のオクトーバーフェストでは飲みすぎて何回も吐いて、




そのあともじゃ王ファミリーが合流して、贅沢旅がスタート。




レンタカーでナビしなきゃなんなくて、でもナビがうまくできなくて毎日もじゃ王とけんか。




もじゃ王ファミリーが帰国後はヨーロッパの高さに打ちのめされる日々が続き。




ハンガリーはブダペストのヘレナの家に泊まればベッドの虫にやられて、




世界遺産のホーロックーにわざわざ行けばたいしたことなくて。




スロバキアは何にもなくてまずいスパゲティとピザを食べて終わった。




ポーランドではアウシュビッツに初めて行って、人間の愚かさを呪い、




チェコにもどってわざわざピルスナーウルケル(ビール)の工場まで行けば、




もじゃ王は「ウルケル嫌い」って言うし。




レンタカー借りてリヒテンシュタインの魔王に会いに行けば彼はそこにはおらず。




初海外で訪れたスイス・ルツェルンに行っても何もまったく思いだせず。




スロベニアのブレッド湖はキレイだったけど、




友達の撮った写真のほうがもっともっとキレイだった。




クロアチアのドブロブニクの宿の親父は口うるさくて、電気を消し忘れて毎日怒られた。




アルバニアはとてもヨーロッパでくくりたくはないほど雑然としていた。




ギリシャのロードス島ではファックな宿の親父&ばばぁと戦った。




2度目のトルコで怪しいチリ人と友達になり、




シリアでは遂に倒れて病院に行って、ぶっとい注射打たれてよけい具合悪くなった。




レバノンで見つけたおしゃれそうな美容院で髪を切ったら節子になった。




アンマンのぺトラでは馬鹿みたいに高い入場料払った。




恐怖のイスラエルの入国でひっかかって、許しを得るのに6時間かかった。




パレスチナ人と友達になりいろいろ話を聞いて、胸が痛かった。




誕生日はイスラエルで迎えたけど店が何にも空いておらずさみしい誕生日だった。




エジプトのギザのピラミッドで、ラクダの客引きがうざすぎてマジギレした。




ケニアは飛行機の機内食が激マズで、その後案の定おいしいものには出会えなかった。




UAE・ドバイは都会だったけど、それ以上でもそれ以下でもなかった。




ペルーは何にも見ないで通り過ぎたけど、それでも高山病は襲ってきた。




ボリビアの祭りでついにカメラと現金盗まれた。




そして、私たちの世界一周最後の国となってしまった、ブラジル。




入国した日は3.11。 東日本大震災が起こった日だった。




ブラジルでたくさんやりたいことあったけど、全部諦めた日。




とにかく旅を続けている場合じゃないと思った。すぐに帰ろうと思った。




これで私たちの世界一周は幕を下ろした。






今回、私たちのたびは不本意な形で終わってしまった。




あえてマイナスな思い出ばっかり書き連ねてみたけど、




こんだけあっても、それでも、思い返せば楽しいたびだった。




行けるなら、今すぐにでもまた行きたい。




でも、生きてる限り、いつでもチャンスはあるよね。




旅を終えてまだ4カ月だけど、




既に、海外でしか味わえないわくわくやどきどきや、




刺激を求め始めています。




いつかまた、私たちのたびを再開するためにも、




まずはきちんと働いて、生活して、お金回して、




東北を立て直したい。




東北の復興のためにわたし一人が出来ることなんて、ほんのちょっとだろうけど、




止まってはいけないから。








とみ