恒例の後手後手、暮れのご挨拶。

ドイツ時間と開き直って💦

 

今年も大変お世話になりました。

相次ぐ緊急事態宣言、禁酒令でだらりだらりと締まりのない一年でしたね。

 

スマホの中の写真のお蔭で、なんとか一年を振り返ることが出来ています。

 

 

今年は2001年6月の終わりに静岡で産声を上げたブーシェルの20周年でありました!

 

が、もちろんお祝イベントが出来るわけではないので、

記念商品、記念グッズを色々と作りました。

その度、お付き合い本当にありがとうございました!

 

 

保冷トートバッグにはじまり、ブーシェルロゴマーク入り焼印付き木皿、

50歳過ぎても、アイディアって出るもんだなと感心しながら、

だらりだらりと思いつくままに、ある意味楽しい一年でした。

 

 

 

1階直売所の壁画を描いていただいた初丸日和(マルモ カナ)さんに

包装紙も2種類作っていただき、

 

 

更にはプレッツェルの熨斗紙(麦とホップも入ってる!)も作っていただきました!

 

 

 

夫が以前から「ドアに木の取っ手を付けたい」と言っていたので

 

「アルミサッシに木なんて想像つかない、やめとけ、やめとけ」

 

と反対していたのですが、実際付けてみると、

 

「とっても良い!」←なぜか駄洒落みたいになってしまいました💦

 

センスの無いのは私のほうでした!!

 

 

 

飲食店に求められるコロナ対策が次第に厳しくなっていき、

 

換気の徹底を求められると、

 

今度は昔使っていた換気扇を引っ張り出してきてコスモクリーナーを製作。

 

山小屋使用でプラスチックにニスを塗るという心憎さ(笑)

 

 

 

休業を強いられ、ある意味、時間だけはたっぷりありましたので、

 

この時間に学びをしたい。

 

来年はきっと忙しくなることを期待して、来年につながる学びがしたい。

 

そこで、創業以来、苦手意識を持っていた「ドイツワイン」について

両目で向き合うことに決めました。

 

20年前の日本でのドイツワインのイメージは、

 

甘い、高級、気取っている

 

・お客様からは「甘いんだよね~」と言われ

・仕入れようとしてもコストパフォーマンスが悪く

・ドイツワイン愛好家の方は気取っている

 

どの角度から見ても関わりたくない(笑)と思っていました。

 

月日が流れ、2001年ブーシェルの旅も2021年目に突入。

 

ドイツワイン業界が変わりつつあるのを感じ始めていました。

 

ドイツワイン専門店ではない酒屋さんのラインナップにも

ドイツワインが扱われ始めてきているなと感じたこと。

 

ドイツワインが、ドイツワイン愛好家の為だけのものでは無くなってきていることを

感じ始めていました。

 

そんな中、今年7月。

ドイツ北西部のアール地方が大洪水に襲われ、

3年は復興にかかるレベルの被害がもたらされました。

 

マイナーな地域ですが、地球温暖化の今、世界屈指のピノ・ノワールが

今後、期待される場所として注目されていたのです。

(幸いブドウ畑は急こう配に植えられているため無事でした)

 

一日も早い復興をお祈りいたします。

 

各インポーターさんが支援活動をされていたので、購入したり、

募金をしたり、クラウド・ファンディングに参加したり、

ブーシェルでも今はとても希少となってしまったアールのピノ・ノワール

飲めますので是非、味わってみてください。

 

 

それで、夏頃から毎日1本くらいのペースでドイツワインを飲んでいました。

 

だから、2021年、どこに居ましたか?と訊かれたら、

 

「モーゼルに居ました」

「ライン河沿いに居ました」

「ファルツにも居ました」

 

本当にドイツのブドウ畑を歩いていたような錯覚に陥っています(笑)

 

それで、ドイツワインケナー試験も合格しました。

 

とにかく今年は人生の浪人生だと思って、来るべき日の為に楽しもうと思ったのです。

 

 

10月31日、夫の父が亡くなりました。

兼ねてから療養中でしたので覚悟はしていましたし

体が楽になったなぁと安堵しています。

 

四十九日が終わってから、ご近所さんに挨拶に回った時、

本当に沢山の思い出話をそれぞれの方が語ってくださり、

子供も知らない、社会での表情豊かなお義父さんの様子が

蘇ってきて、人間味あふれる優しき人でいたいと強く思いました。

 

そんなわけで年末は喪主&嫁活動に追われ

年末商戦100歩出遅れ、

戦線離脱、今年はゆっくり参りましょう。

と思いきや、

沢山の方々が年末ブーシェル便のご注文をくださり、

お店にも買いに来てくださり、

最終日30日もお会いしたい方々沢山ご来店くださったのに

それほど語らうこともできず、続きは来年宜しくお願いいたします。

 

年末らしい忙しさの中、一年を終えることが出来ました。

本当に感謝申し上げます。

 

本当にお世話になりました!

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

すみません。肝心の今年の一文字

「整」

次点

「備」「予」「浪」

 

来年は、今年揃えたものを活かして

楽しい憩いの場所を提供できるよう工夫していきたいと思います。

 

よいお年をお迎えくださいませ。

 

(と元日の夜、書いている相変わらずのマイペースぶりですみません)